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「ゼロからわかる人工知能 増補第2版」第一章 AIって何だろう?
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「ゼロからわかる人工知能 増補第2版」第一章 AIって何だろう?

2020-06-20 19:00
    ・毎日のように聞く人工知能について、言葉だけ聞き続けているとなんとなく知っている錯覚をしてしまうんだけど客観的な基礎知識みたいのはどんな感じなんだろう、と思って読んでみました。


    目次はこんな感じ。


    第一章の「AIって何だろう」の大雑把な内容は
     定義は1956年にアメリカのダートマス大学で開かれた研究会議で「人と同じように考える知的なコンピューター」を人工知能(Artificial Intelligence :AI)と呼ぶことにしたこと、でもどんな条件を満たせばAIと呼んでいいかの明確な定義は無いこと
     AI=ロボットじゃないこと、ただしAIが真に人間と同じように考えるには身体を持つ必要があると考える研究者が多い事を説明して、歴史的経緯を紹介。

    第1次AIブーム(1950年代後半~1960年代)
     パズルや迷路をコンピューターに解かせる試みがなされるが実用にはならなかった。
     代表的研究者:クロード・シャノン 迷路探索機「テセウス」開発。チェスにも挑む。

    第2次AIブーム(1980年代後半~1990年代)
     エキスパートシステムと呼ばれる仕組みの開発が進むが、そのためには膨大なデータを覚えさせて管理する必要があって事実上困難だったこと、守備範囲外の問題に全く対応できないことから行き詰まる。
     1997年にディープブルーというスパコンがチェスの世界チャンピオンを破るという快挙。

    第3次AIブーム(2000年代なかば~)
     ディープラーニングと呼ばれるシステムが開発され、2012年にこれを採用したトロント大学チームが画像認識の精度を競う「ILSVRC」という大会で圧倒的な大差で優勝。AI研究者の常識を変える。
     代表的研究者:ジェフリー・ヒントン ディープラーニング開発者
    https://wired.jp/2017/11/28/google-capsule-networks/

     次に現状をざっと紹介。
    ①顔認証システム→スマホ認証、入出国審査、犯罪捜査など
    ②雨雲画像の認識→天気予報精度向上
    ③音声翻訳→スマホなどの音声翻訳サービス
    ④企業の採用活動→学生のエントリーシートをAIが分析
    ⑤創薬→薬品や材料の開発にAIを活用

     などが既に実用化されていることが述べられる。

     最後に「シンギュラリティ」について。
     技術的特異点 という意味だそうで、AIが自分より賢いAIを生み出せるようになる時点を言う。
     レイ・カーツワイル博士の著書「シンギュラリティは近い」(2005年)で広く知られるようになる。博士の予想では2045年。だがディープラーニングだけでは不可能らしい。
     AIが人間を支配するということも無いという。



     この章の執筆・協力者
    柴田千尋氏
    https://www.teu.ac.jp/info/lab/teacher/cs/?id=1635
    尾崎太一氏



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