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寄生獣 内容と感想(ネタバレ有り)
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寄生獣 内容と感想(ネタバレ有り)

2014-12-06 11:07
    ※(ネタバレ無し)の方を先に読んでいただいた方が、配役や話がわかりやすいと思います。記憶だけで書いているので、セリフや話の前後は違うところがある筈です。私の勘違いや思い込みもある筈です。原作は最後に読んだのが10年以上前なので、さらに記憶が怪しい。

     (予告編で流れているシーン)汚されていく地球の光景。ナレーション。  人間が半分に減ったら、失われる命は半分に減るのだろうか?どこかで誰かが、そう思った  みたいな。

     海の中で泡のようなものが形を成し、卵?となって海面に浮かぶ。漂って埠頭にたどり着いた卵は割れ、中から多足で素早く歩く蛇のような幼体が現れ。街に散ってゆく。

     (原作では空から降ってきたが、海から登場する)

     幼体、眠るおじさんの耳に侵入。おじさん暴れる。隣で眠る奥さん、どうしたの?と声をかける。おじさん静かになる。

     幼体、眠るシンイチの耳元に下りてくる。耳の穴に入ろうとするが、シンイチはイヤホンを両耳につけて寝ている。幼体、耳からの侵入に失敗。鼻にまわる。もぐり込む。
     シンイチ、目を覚まして鼻の異物を引き抜き、壁に投げつける。再度鼻の穴を目指して飛び掛る幼体。顔をかばった右腕にもぐり込む。シンイチ、とっさにイヤホンコードで上腕を縛る。

    物音を聞きつけて、母親が様子を見に来る。右手が、というシンイチ。母親が右手にさわると、何ともなっていない。ウォークマンを手に取り、こんな音楽を聴いているから悪い夢見るのよ、と去る母。

     (余貴美子は上手な役者さんだけど、原作のイメージだとシンイチの母はもう少し若いかな。原作ではここで母親は出てこないと思ったけど、登場人物紹介を手早く済ませた感じ。この段階ではまだわからないが、父親は既に亡くなっている設定。原作では父親の存在結構重要だったような気がするが、時間短縮のため仕方ない。母は薬局で働いている。ちょっと母子家庭のためか、原作よりシンイチにべったり感あり。)

     洗面所の鏡の前でいろいろな表情をしているおじさん。やがて奥さんのいるダイニングルームへ。奥さんの方に手をかけて、くぱあ(予告でよくやっているシーン)。

     翌朝。登校中のシンイチに里美が声をかけてくる。会話をするうちに、右手が勝手に里美の肩に。そして顔に。やがて胸に。里美怒っているのか嬉しいのか。どちらともとれる表情。

     授業中。消しゴムを落とすシンイチ。手を伸ばすがちょっと届かない。と、一瞬腕が伸びて。

     体育の授業。バスケットボール。ゴールから遠い位置でボールを受け取ったシンイチ。右手が勝手に動く感じで、不自然な姿勢からシュート。見事にスッポリ。

     
     帰宅後、違和感を感じるようで右手を気にするシンイチ。突然手の甲に目玉が現われ、手のひらに口が。牙をむいて襲い掛かる(ここもよく予告で流れている)。必死に防ぐシンイチ。右手が シッパイ、シッパイ と片言で喋る。俺の右手は?タベタ。

     ダイニングルームに立つおじさん。足元に血まみれの人間の残骸。食い散らかされている。

     コンビニ。長髪でピアスの店員。カウンターに歩み寄ってきた客の方を振り向く。客の顔がくぱあ。防犯カメラがその様子を捉えている。

     タクシー。女性客を乗せる。お客さん、どちらまで?答えが無いので振り向く運転手。くぱあ。

     翌朝。ベッドに起き上がり、まだ悪夢が覚めないと嘆くシンイチ。長く伸びた右手の先で、パソコンを操りつつ本を読む右手(目と口と手足がある形状になっている)。もうカタコトでなく、流暢な日本語を話す。

     シンイチとかみ合わない会話を続けるうち、ミギーと呼ぶ事に決まる。右手だから。(左手だったら、その場合はダリーか?)

     学校。里美。今度昨日みたいな事(胸さわった事)やったら殺すよ、とシンイチに。(橋本愛にはこういうセリフ合うけど、里美はこういう事言わないような気がする原作でもそういうセリフがあったのか、覚えていない)。

     彼女が去った後、ミギーが言う。シンイチはあのメスと交尾したいんだな。血流の変化でわかる。

     学校で、ミギーを案内している格好になっしまうシンイチ。図書室で大量の本を読み、剣道場と弓道場を見学する。←伏線①②。

     戦闘技術に興味を示すミギー。接近戦と離れた相手に対する技術だな、と一人で納得している。シンイチはどんな戦闘技術を持っているのだ、と尋ねる。俺はそっちじゃないから、とシンイチ。

     美術部の部室。里美がいる。自分のキャンバスに向かうシンイチ。女性の顔が描かれている。絵について里美と話すうちに、気分を害するするシンイチ。やり直しだ、と絵にシンナーをかけ出て行く。崩れ落ちる女性の顔。←伏線③。

     シンイチと里美の関係を面白がっている女生徒。丸顔ポニテ。人懐っこく里美に ケンカしたの?みたいに声をかけてくる。よく里美と一緒にいる。この子がシンイチの絵のモデルって里美?みたいに話しかけてくる。シンイチは架空の人物だ、と答えたように思う。この女生徒が名前を呼ばれるシーンは記憶に無く、氏名不詳。

    (原作に出てくる、一種の超能力で寄生獣の存在を感じ取る力を持った女の子は登場しない。彼女出てくるとその分話長くなるから、まあ仕方ない)

     町を歩くシンイチ。ミギーが突然興奮する。シンイチ、仲間だ、仲間がいる、とそちらに行くよう急かす。

     寂れたラーメン屋。ここか?とシンイチ。そうだ。距離5メートル。とミギー。入ろうとするが入り口は鍵がかかっているのか開かない。裏口に回る。店に入ると、お食事中だった。店の主人が、客を食べていた。

     こちらに気付く主人。何だ、仲間か。ここはいいぞ。待ってれば次々にエサがやって来る。あれ?お前、変だな。脳が生き残ってるじゃないか。

     そいつ(シンイチ)殺しちゃえよ、とミギーにすすめるラーメン屋主人。それは困る、私はこの人間から養分をもらっている。この人間が死ぬと私も死んでしまう。とミギー。

     何だ、あんた知らないのか、あんたはこっちに移って来ればいいんだよ。と自分の右腕を親切に切り落としてくれるラーメン屋主人。ほら、空けてやったぞ。

     考えているミギー。おい、と不安そうなシンイチ。ラーメン屋主人とシンイチの顔を交互に見やりつつ、真剣に悩んでいるふうなミギー。間が可笑しい。

     じれるラーメン屋主人。頭も切り落としてやれば決心がつくだろう、と。

     逃げろ!シンイチと叫ぶミギー。裏口に走るシンイチ。寄生獣同士の戦いが始まる。勝ったのはミギーだった。剣道を学んだのが役に立った、と呟くミギー。←伏線回収①。

     (原作だと最初に戦うのは犬に乗り移った奴だったが、いきなり人間に乗り移った奴と戦う。ミギーの方が分が悪いような気がするが、剣道うんぬんでその辺を薄めている)

     前後の記憶があいまいだが、母親と偶然帰り路で一緒になって、買い物に付き合わされるシーンがあった。あんたメンチ好きだもんね、待ってなさい、と総菜屋に立ち寄る母親。メンチ3枚ください。1枚は自分、2枚はシンイチか。3枚シンイチかも。
     シンイチの態度は本当にメンチが好きなのか、母親がそう思い込んでいるので今更否定できない、という感じなのか、どちらにも取れる。

     ニュースを見るシンイチ。頻発する猟奇殺人について報じている。これ、お前の仲間がやってるんだろ、とシンイチ。何がいけない?とミギー。私の仲間は、食べているだけだ。
     いろんな種類の生物を捕食する君達より、一種類の生物しか食べない私達の方が、ずっとつつましいじゃないか、とミギー。

     ラーメン屋で現場検証をする刑事たち。若い刑事が、ベテラン刑事に告げる。被害者の胃の中から、人間の手が見つかったそうです。

    (この時、ラーメン屋主人の頭部を回収したのかよくわからないが、多分回収したのだろう。先の防犯カメラとかから考えて、人類側は原作より早く寄生獣の存在を感知したと思われる)

     ミギーの仲間が人間を食べる事について、全く話が合わないシンイチとミギー。何がいけないの?ときょとんとするミギー。私は君の身体から養分をもらうので、その必要はないがとミギー。母さんに話して、病院でお前を切り話してもらう というような意味の事を口にするシンイチに対して、それは困る。どうしても、というなら君が話せないようにする事もできる、と。ミギーからすれば、シンイチが生きてさえいればいいのだから。シンイチの目も耳も、機能しなくてもかまわない。シンイチ動揺する。

     様子のおかしいシンイチをいぶかる母親。何があったのか、話してくれないの?とシンイチに迫る。話せないシンイチ。引きとめようと手を差し伸べる母親。その右手はケロイド状にひきつっている。

     シンイチに、君は母親の右手を見るたびに血流が変化する。私としては宿主の事を知っておく必要がある。何があったか話して欲しい、と頼むミギー。
     子供の頃、天ぷら鍋をひっくり返した自分をかばってああなったんだ、今も時々痛むらしい、とシンイチ。他者のために自分を犠牲にする、君達人間の、非常に理解しがたい行動だ、とミギー。

     朝礼。眠そうなシンイチ。ミギーが警告する。シンイチ、近くに仲間がいる。こんな大勢がいるところで攻撃を仕掛けて来るとは思えないが。校長が怪我をした教師に代わる、臨時の女性教師、田宮良子を紹介する。あいつだ!先方もこちらに気付く。両者の視線が交差する。

     
      目的は何か、田宮良子に話しかけるシンイチ。右手さん、貴方は興味深いわ、と良子。ラーメン屋店主だった寄生獣とは違い、どこか理知的な雰囲気のある良子。放課後に話しましょう、とシンイチをあしらう。階段の上からそれを見ている里美。貴方のガールフレンドね、と良子。

     放課後、水族館で会うシンイチと良子。良子は一人ではなかった。紹介するわ。こちら島田秀雄君。同じ高校生だから、話が合うのでは?満面に笑顔をうかべた秀雄。やあ。友好的なふるまいだが、どこか人工的な笑顔。そしてもう一人。警官の制服を着ている。
     紹介する良子をさえぎり、紹介する必要は無いと。ではAとしましょう、と良子。このAさんと、私とで、セックスをしてみたの。今私のお腹にいる子は、何かしら?
     ボディーが人間同士だから、人間だ。とミギー。子孫を残せない私達って、何かしら?と良子。良子は寄生獣同士のネットワークの存在を告げ、ミギーに参加をさせたい様子を見せるが、Aは反対する。

     (Aと島田秀雄は、原作では別々に登場したと思うが、映画では一緒。時間がこれで節約できる)

     (細かい経緯は忘れたが、良子が少しだけ苛立ちを見せ、そばにあった石の柱みたいのを切断するシーンがある。ここはCGで触手を見せるのではなく、一瞬髪の毛が逆立って、すぐ元に戻る、という演出。ここはなかなか良かった)

     彼らと別れて、帰路につくシンイチに、ミギーが警告する。Aには気をつけろ。殺意を感じた。

     興奮するミギー。あんな奴がいるとは!乗っ取った人間の身分をそのまま引継ぎ、授業さえ行う。おそるべき能力だ。興奮しすぎて変な形になってからまるミギー。

     豪華だがどこか無機質な印象を受ける邸宅の中、ロビー?に据え付けられた浴槽?で2体の寄生獣が食事をしている。Aと島田秀雄だった。階段を上がったところのソファーに田宮良子。食事を終えて上がってきた島田が、化粧の濃い女は不味いね、と軽口を叩く。
     島田に対し、食堂はちゃんと片付けておけ、と良子。食べないの?と聞く島田に、私は実験中だ。と答える良子。テーブルにはサンドイッチが、げえ、そんなの食べるの?と島田。

     商店街を歩くシンイチ。ミギーが鋭く警告する。シンイチ、危険だ。強い殺意を感じる。Aだ。この先で待ち伏せている。
     どうすればいい?と聞くシンイチに、プランAとプランB、どっちを選ぶ?というミギー。
    内容を確認もせずプランAを、と言うシンイチ。よし、じゃあその魚市場に逃げ込め、とミギー。追うA。魚市場の営業は早朝もしくは午前中だけなのか、それとも休日なのかわわからないが、誰もいない。入り組んだ路地の中に、身を隠す。

     Aが姿を現す。奴の方が私より戦闘力が高い。だから手はず通りに、とミギー。
     ミギーとAが互いに触手を飛ばし、戦いが始まる。少しずつ近づいていくシンイチ。左手を背中に回している。
     切り結ぶ触手。膠着状態。ミギーやや劣勢にも見える。だが、突然Aの表情が変わる。Aの腹に鉄パイプが刺さり、末端から激しく出血している。崩れ落ちるA。
     ミギーが説明する。人間部分が攻撃してくるなんて、Aには全く予想できないはず。そこに唯一の勝機があった。ミギーは闘うと見せて守りに徹し、攻撃はシンイチにまかせたのだ。
     鉄パイプの先端は斜めに切断され、鋭利な槍のようになっていた。ミギーがやったのだろう。

     シンイチが人を刺した恐怖のためか動けなくなる。シンイチを励まし、落ち着かせようとするミギー。その甲斐あってかだんだん落ち着いてくるシンイチ(このシーンがどのタイミングだったか、記憶があいまいだが、シンイチが感情を乱し、ミギーが落ち着かせるシーンはあったと思う)。
     そういえば、プランBは何だったんだ?と聞くシンイチに、無い。君を落ち着かせるためにあるふりをした、とミギー。

    (原作では対島田の時だったか良く覚えていないが、大勢の生徒を盾にする、という案がミギーから出て、即座にシンイチが却下!というシーンがあったような)

    (Aとの戦いは、ほぼ原作通りだが 場所は魚市場ではなく、学校の廊下みたいなところだったような記憶がある。原作のAは警察官でもなかった)

     シンイチの好物のメンチカツを買う母親。1枚130円だったと思う。この店は魚市場の近所にある。

     メンチカツを買ったシンイチの母は、魚市場の前を通りかかる。うめき声を耳にし、市場の中へ。倒れているAを見つけ、大丈夫ですか?と声をかける。

     自室にいるシンイチ。突然ミギーが声を上げる。来る!またかよ、とシンイチ。
    距離、30m、5m、と相手の接近を告げるミギー。やがて玄関が開く音が。何で家の鍵持ってんだよ、とシンイチ。包丁を持って、玄関に走る。ミギーも戦闘体制。

     入ってきたシンイチの母。無表情。警告するミギー。シンイチ、これは君の母親じゃない。
    だがシンイチはそれを信じられない。闘おうとするミギーを包丁で押さえ、母親と話そうとする。

     母親の顔がほどけ、鋭い槍となってシンイチの心臓を貫く。立ち去る寄生獣。手に提げたカバンの中には、本物の母親の首が入っていた。

    (原作では極力寄生獣となった母親の姿(特に顔の変形)は見せないようにしていたので、この首は無い方がいいように 私は思った)

    (原作ではAとシンイチの母親に取り付く寄生獣は別固体だったような気がするが、映画では同一個体になっている)

     ミギーはシンイチの右手から離れ、背中に開いた穴の中へ。しばらく時間が経ち、シンイチが起き上がる。ミギーは自分の細胞を使って破壊された心臓を修復し、シンイチを蘇生させたのだ。だがその代償として、自分の細胞の何割かをシンイチの体内から回収できなくなり、以前より小さくなる。また、睡眠を必要とするようになってしまう(睡眠というより、突然機能が停止するという感じ)。

    (もう時間が経ってしまったので、記憶があいまいになってきた。以降ちょっとはしょって書きます。シーンの順番なども違ってると思います)

     凄惨な現場写真を見ながら牛丼を食べる老刑事。若い刑事がやってきて、ラーメン店の裏口と、警官の死体に刺さっていた鉄パイプから同じ指紋が出たことを告げる。

     里美がシンイチの自宅を訪ね、ちょうど出てきたシンイチに 2日も休んでどうしたかと思った とかなんとか話しかけるが、シンイチはそのまま外出してしまうシーンがあったような気がする。そのあとどこに行ったか覚えていない。

     このシーンにすぐ続いたのか記憶が定かではないが、シンイチと里美が連れ立って歩いていて、道路の真ん中で車に轢かれたのか、死にかけている子犬を見つける。
     シンイチは車が行きかう中、道路の真ん中まで行って子犬を拾い上げる。だが里美とシンイチが見守る中、子犬は息絶える。すると 死ンデシマッタ と、シンイチは突然興味を失ったように子犬の死骸をコンビニのゴミ箱に放り込む。
     何て事をするの、と怒る里美。ああ、お店の人が困るか、と とんちんかんな事を言うシンイチ。そうじゃなくて、可哀想でしょ、と里美。ええ?死んだ肉は、ただの肉だよ、とシンイチ。
     私が間違ってた、貴方はシンイチくんじゃなかった と立ち去る里美。

     シンイチが母の敵をとろうと、町のあちこちを探し歩くシーンがこの辺にあったはず。ミギーが大勢の寄生獣の反応をキャッチする。そこは駅前の選挙演説会場だった。
     奴ら、政治家になろうっていうのかよ、とシンイチがつぶやく。
     

     学校の理科準備室のようなところで田宮良子に Aの居場所を教えろ、とシンイチが迫り、貴方には教えない と拒絶されるシーンがこの辺にあったような気がする。この時、うざいな、とばかりにちょっと殺気を見せた田宮良子が お前、混ざってるな と戦闘体制を解き、面白い(から生かしておく)みたいな事を言ったと思う。

     たぶん数日後。登校時、下駄箱で顔を合わすシンイチと里美。里美はシンイチの様子がここ数日おかしかったのは、母親が行方不明になったからだ、と知り、自分なりに納得した様子。少し関係が修復した感じの二人。そこで快活にシンイチに挨拶をする男子生徒。島田秀雄だ。
     シンイチが休んでる間に、里美のクラスに転向してきたのだ。握手を求める島田に、シンイチは右手を差し出せない。ああ、じゃあ、と言って左手で握手をする秀雄。シンイチの手を握り潰そうとする。応じるシンイチ。ちょっと、何やってんの と里美が止めに入り、島田は立ち去る。奴には近づくな、とシンイチは里美に警告する。

      理科準備室?で話す島田と田宮良子。どうだ?と尋ねる良子に、本当だ。混ざってるね。と答える島田。人間の力じゃなかったよ、と左手を振る。

     どういうシーンだったか覚えてないが、寄生獣の存在が町の噂になっており、見分けるには髪の毛を抜いて、髪の毛がうねうねと動けばそいつは寄生獣だというもの。
     刑事がそんな話をしたようにも思うし、寄生獣のアジトで田宮良子達がその話をしていたようにも思う。田宮良子の実験が 寄生獣の中でも快く思われていない様子が見える。

     美術室で絵を描くシンイチ。以前の女性の絵を描き直している。母の顔である。

     このあたりで老刑事と若い刑事が、シンイチの家に尋ねてくる。おそらく指紋の線からだと思う。刑事達は母親の行方不明をシンイチに聞き、届けは出したの?とか お金はどうしてるの?とか聞いて帰って行く。

     授業に向かおうとする田宮良子を、数人の教師と、校長か教頭らしき人物が呼び止める。
    田宮先生、それは・・・おめでた・・・ですよね? 田宮良子のお腹は、妊娠がはっきりわかるくらい膨らんでいる。ちょっとこちらで、お話を と教師たち。

     帰宅する良子。玄関の鍵が開いている。中に入ると、上品な老夫婦が待っていた。良子の両親だ。母親が良子のお腹に目をやり、本当だったのね・・・と呟く。学校から連絡があったのよ、と母親(父親だったかも)。娘を案じる二人。だが、突然母親の態度が変わる。
     お父さん、良子じゃないわ。貴方は誰?娘をどうしたの?
     母親のカンが田宮良子がニセモノである事を見抜く。仲の良い母娘だったのだろう。だが、それ故に両親は死ぬ事となる。
     田宮良子が電話をかけている。私だ。2名、食堂に運んでほしい。

     理科準備室で田宮良子に話しかけるシンイチ。学校、辞めるんだって?答える良子。ああ、まさかこんなことで辞める事になるとはな。
     この頃になるとシンイチと良子には奇妙な信頼関係が生まれている。自分の実験の事をシンイチに話す良子。私と島田秀雄は人間を食べずに暮らしている。共存も可能だと思わないか?

     美術室。里美が入ってくる。大勢が人物デッサンをやっている。その中心で、ちょっとおどけたようなポーズでモデルをしているのは、島田である。
     丸顔ポニテの子が里美に駆け寄り、私がモデル頼んだんだ~みたいな事をいう。
     他愛の無い会話を続けながら、丸顔ポニテの子がちょっとした冗談、という感じで島田の髪の毛を引き抜く。うねうねと動いている。悲鳴をあげる丸顔ポニテ。美術室の中がパニックになる。あーあ、余計な事を、と島田。
     室内の人数を数える島田。動くとかえって痛いよ、じっとしてて、と笑みを浮かべながら頭部を変形させていく。
     里美が壁際にあったシンナーの瓶を島田に投げつける。島田は瓶を切断するが、中身は展開した頭の中央部に降り注ぎ、煙が上がる。←複線回収③
     頭部が縮小し、島田はよろけながら触手をふるう。
     丸顔ポニテの子が里美に抱きつく。上半身が里美に抱きついたまま、下半身は床に倒れる。
    (この女優さんは事務所の後押しがあるのか脇役としては出番、セリフが多いがこんなことに。将来有名になったらこのシーンは繰り返し使われるだろう)

     理科準備室。島田が暴れている、とミギー。田宮良子も立ち上がる。

     シンイチは廊下でズタズタになって死んでいる、大勢の生徒達を目撃する。
    (原作ではこのシーンは見開きで、手足がバラバラ、脳やはらわたがはみ出た非常に陰惨なシーンだった。映画では構図は似ているものの、ただ横たわっているような感じで思ったほど陰惨ではない。それでいいと思う人とそれでがっかりする人といるだろうが)里美を捜し求めるシンイチ。里美はロッカーの中に隠れており、その前を島田が通り過ぎる。気付いたのか、ロッカーを倒す島田。扉を開けて、里美がダッシュして逃げる。

     シンイチと里美が出会ったシーンの詳細を忘れたが、島田とシンイチ・里美が対峙しているところで、島田の背後から田宮良子が近づく。
     **(何と言ったか忘れた)は嫌いだ。と、薬品を調合して作った爆弾(火炎瓶?)を、島田の足元に転がすと、身を翻して歩み去る。シンイチ、里美を抱いて、窓から(4階だったか5階だったか)から爆発を背に飛び降りる。

     警官隊が銃を構えて階段を登って来るが、まだ生きている島田に返り討ちされる。

     シンイチの励ましを受けて、里美が救急車で運ばれていく。島田は屋上に向かっている、とミギー。シンイチは少し離れたビルの屋上に上がり、島田を待ち受ける。途中で鉄パイプを拾い、その先端をミギーが切断して、Aを倒したのと同様な鋭い武器に作り変える。

     よろめきながら学校の屋上に出てくる島田。ミギーが自分の身体を弓のように変形させる(弦にあたる部分もある)。鉄パイプを矢のようにつがえ、放つシンイチ。島田の心臓を貫き、矢は背後のペントハウスの壁に深く突き刺さる。←伏線回収②

    (原作だと石を投げたと思うが、冒頭で剣道と弓道をミギーが見学した伏線回収なのだろう。殺傷力はこちらの方がありそうだ)

     島田の死亡現場を検分する老刑事と若い刑事。彼らが頭部の変形した島田の遺体を見たのかはよくわからない。壁に刺さった矢というか鉄パイプは、もう抜かれていた。

     寄生獣アジトで、政治家になろうとしている寄生獣(原作では人間だけど、今回もそうかはまだわからない)と話をする田宮良子。人間達が島田の身体を手に入れた事を話題にしていたような(記憶不確実)。ピアノに向かっている後藤もいたかもしれない。でも顔は映っていなかったような。
     田宮良子の実験が、人間に手がかりを与えた、と責められてもいたような。

     高層ビルに向かっている老刑事と若い刑事。本庁の呼び出しって、何でしょうね?と若い刑事。厳重に警備された扉の向こうは、照明を落とした研究室のようになっており、壁のスクリーンには頭部が変形したままの島田の遺体が映っている。

     逞しい男がやって来て、二人に挨拶をし、書類にサインを求める。守秘義務の書類です。情報提供、感謝します、と男。老刑事が確認するように聞く。SAT?

     政治家を目指していた寄生獣がバンザイをしている。当選したのだ。

     場所は忘れたが、田宮良子がシンイチに 私はしばらく姿を隠す みたいな事を言って、メモを渡す。Aはそこにいる。と伝えて立ち去る。

     民家から出てくるシンイチの母(A)。シンイチがいるのに気付くが、歩み去っていく。後を追うシンイチ。Aはひと気の無い、川原に向かっていく。やるぞ、とミギーに話しかけるシンイチ。だが、川原に降り、鉄橋の下にさしかかったあたりで ミギーが突然 シンイチ、眠い と言い出す。
     何でこんな時に、と焦るシンイチ。これまで先に立って歩いていたAが振り返る。
    私にできるのは・・・と言いながら、ミギーは刃物に変形して眠りに落ちる。

     戦いが始まる。シンイチの動きも、普通の人間より敏捷になっており、Aの攻撃をしのいでいるが、やはり劣勢で、防ぐのがせいいっぱい。
     次第に追い込まれ、鉄橋の柱を背にしたところで、Aの触手がシンイチの右側から、防ぎようのない角度で襲う。だがシンイチの首を刎ねる寸前、触手は止まる。Aの、シンイチの母親の右手が 触手を止めている。母親の目から涙が流れたようにも見える。
     シンイチは、母に別れを告げる。やがて眠りから覚めたミギーが、何か言ったがよく覚えていない。

    (原作ではサスペンス劇場みたいな崖の上で戦い、母の身体は崖下の海に落ちていったような記憶がある。また母親との戦いは島田戦の前だったような気もする。今回は母の話が中心になっている)

     もうちょっと前だったかも知れないが、眠っている里美の病室で会話をするミギーとシンイチをジャーナリストらしい人物が隠し撮りをしている。この人原作にいたか記憶が無い。 

     寄生獣のアジトで 田宮良子 政治家 もう一人新顔の男(ここで初登場なのか、これまでに映っていた記憶があいまい) が話している。政治家になった男が、今後の計画を述べている。新顔の男は肉を ナイフとフォークで食べている。男の顔は下半分、口元しか映らない。
     やがて肉を食べ終えた男が口元を拭き、何かを吐き出す。イヤリングである。
     男の顔が映り、何か言う。(名前を呼ばれたか覚えてないけどこれが後藤)それに対して田宮良子も何か言う。はっきり覚えていないが、これからが楽しみだみたいな話だったと思う。

    (エンドロール)

    (予告)
     

     
     
     
     
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     原作を読んだ方はおわかりのように、重要な人物が2人 映画版にはいない。
    シンイチの父と、寄生獣を感知する能力を持つ女の子、加奈(だっけ?調べりゃいいんだけど。通勤中にガラケーで書いて、後でパソコンで清書しているので調べるのがちょっとめんどい)。父親の存在は結構重要だったと思うけど、時間短縮のため仕方ないのかな。
     シンイチの母も、繰り返しになるが原作ではもっと若かった。

     戦いの順番や 場所も文中に説明したようにちょっと違う。原作と違うじゃないか、という人はちょっとでも違うとあれなのかもしれないが、漫画の実写映画としてはかなり手際よくまとめていたと思う。

     一方でシンイチが子犬を助けながら、死ぬとすぐゴミ箱に捨ててしまう、重要なシーンはきちんとやっている。この作品は、敵が出現しました、敵を倒しましたというのは背景であって戦いを描くのが目的ではないので、冒頭に追加した原作にはない田村良子のモノローグ部分などと合わせ、後編でその辺がきちんと表現されるか気になっている。

     ラーメン屋主人はまあ別として、A、島田、母と大きな戦いが3つ入り、結構ボリュームがある。ハリウッドで作っていたら 子犬のシーンなどはカットされて、あと2つくらい戦いのシーンが追加されていたかもしれない。


     CGは 人物の顔が変形するところなど不自然さはなくどこまで本当の顔でどこからCGの顔かよくわからない。ミギーも原則無表情なのに表情があるように感じ、動きがどこかかわいくもある。時々腕人形みたいにも見えるのだが。良くできていると思う。 

     出演者にもセリフにも人によって好みはあるだろうが、違和感やヘタクソーという感じは無い。母は若い方が個人的には良かったが。

     大都会ではないが田舎でもない、平凡な地方都市、という雰囲気だった。原作で地名が出ていたか覚えていないが、この作品は都会過ぎても田舎過ぎてもイメージが違ってしまうので、ロケーションは良かったと思う。

     残酷なシーンの見せ方。原作ではかなり残酷なシーンがある。そこをどう処理するかも気になっていた。冒頭の寄生獣の最初の捕食シーンなどはOK。これを予告で最初に見た時、ああ、この作品は大丈夫そうだな、と思った。
     島田による高校の虐殺シーンは今回の山場だが、スプラッター色は薄く、逆に物足りないくらい。ハリウッドだったらここぞとばかりに見せまくったかもしれないが、どちらかというと直接的な描写は控えていたように思う。スプラッターを見せる映画じゃない、という意志だろうか。原作漫画も小さい1コマが結構恐いんだよな。
     映画っていうのは見せすぎても見せすぎなくても失敗するから、技術が進んで何でも見せられる昨今、この位に押さえるのがいいのかもしれない。それならそれで母親の首や 田村良子の両親などのシーンも見せない演出にした方が(良子をどうしたの?のあと、殺されるシーンは飛ばして 2人運べの電話のシーンにつなげるとか)よかった気もする。


     後編を見ないと総合評価はできないけど、見て損は無いかな、と思います。

    ここまで読んだら見る気なくなちゃったかもしれないけど。スイマセン。でもちゃんとタイトルに「ネタバレ有り」って書いたから~


     



     

     
     

     



     
     



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