SFマガジン隔月化について
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SFマガジン隔月化について

2014-12-26 22:34
    ・早川書房が発行している老舗(で現在は唯一の)月刊SF誌、「SFマガジン」は今月(2月)号が創刊55周年記念号。で、来月・3月号には発行されず、次号は4月号。
     つまり、今号をもって月刊SFマガジンは終了、隔月刊に移行する。
      
     まあ、この事は先月号で既に告知されていたのだけど、やはりもう来月号が出ない、という予告を読むとあらためてじわじわくる。



     私は中学生の時に初めて購入して、中学、高校時代は毎月買って、ほとんど隅から隅まで読んでいた。就職して忙しくなるとだんだん読めなくなって、いつのまにか途切れてしまったりもしたが、それなりにベテランになって多少時間の余裕ができるとまた復活して、忙しくなるとまた途切れて、という事を何度か繰り返して、ここ3年ほどはずっと買っている。

     ただ、申し訳ないが昔のように隅々まで、とはいかず 漫画とコラムと映画情報の他はめったに読まない、不真面目な読者になっている。

     初めて買った当時はバックナンバーも結構古本屋で安く買えたので、遡って揃えたりして、今月号は通巻707号だが おそらく500冊位は手元にあるはずだ(あるはずだが・・・)いずれリアイアして時間ができたら読み直そうと思ったりしているのだが、まさか隔月刊になるとは想像もしたことがなかった。

     昔はSF小説というのは、子供向けや映画原作などの単発ものをのぞけば 創元推理文庫SFとハヤカワSFシリーズ→ハヤカワSF文庫しかなくて(立風書房とか角川文庫なんかからもちょっと出たけど)、ファンは数少ないそれらを発行順に読んでいた(星新一の言葉だったが忘れたが、昔のSFには順序があった)はず。

     雑誌はずっとSFマガジンしかなかったのが、変質と解体とか浸透と拡散とか言われはじめたのと前後してスターウォーズなんかと一緒にSFブームが来て、奇想天外、SFアドベンチャー、SF宝石と4誌の時代があって、あの頃はスターログとかOUTとかも出て、たちまち小遣いが足りなくなったりしたのだが、私が忙しくなってしばらく離れている間に雑誌はどんどん休刊になり、SFそのものはサンリオSF文庫や徳間文庫、角川や新潮、集英社などほとんどの会社の文庫や新書で見かけるようになって さらに大量のラノベが出版される事になる。

     漫画やアニメ、一般向けの映画やドラマにもSF的な設定や小道具が当たり前に出てくる現在、私にはやはりコアな部分というか、基準点というか、一種の座標軸みたいな役割を(あまり読まないけど)SFマガジンは果たしていた。と思う。

     まあ無くなったわけではないのだけど 映画や新刊情報などはやはり隔月だとタイムラグが。結構頼りにしていたのだが。

     今月号の編集後記と、大森望氏のコラムによれば、SFマガジン本誌そのものは売れていて、採算がとれている今どき珍しい雑誌だったらしいのだが、ベストセラーが連載作品からではなく書き下ろし作品からばかり出ているため、おそらく編集のマンパワーをそちらにも振り向けなければ、というのが今回の隔月刊化の背景なのだろうと思われる。みたいな話のようだ。はっきりそう書いてあるわけではないが。

     冲方丁氏の新作「マルドゥック・アノニマス」、川端裕人氏の「青い海の宇宙港」が今月号から連載開始、吉上亮氏の「サイコパス」シリーズもメディアミックスしながら続いている。次号特集ははハヤカワSF文庫総解説PART1との事。
     ページ数や値段が割り増しになるのかわからないが、私はもう少し追いかけていこう。そしてもう少し中身を読もう。

     「SFマガジン」というタグでブロマガを検索したら一つも無かった。どこまで続くか、需要があるかわからないが SFマガジンタグで毎号ブロマガ書いてみるか。でもすぐに挫折しそう。


     

     
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