アニメ映画「シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島」紹介と感想
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アニメ映画「シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島」紹介と感想

2015-07-05 18:12



    ・公式HP。予告も見れます。
    http://www.sinbad.jp


     40年前に作られた、東映まんがまつりの1本、と言われても信じてしまいそうな、クラシックな印象の作品(誉め言葉です)。今はなかなかこういうアニメ作品に出会えない。
     日本アニメーション40周年記念作品という事で、総作画監督に「となりのトトロ」などの佐藤好春氏、シリーズ構成に「山賊の娘ローニャ」などの川崎ヒロユキ氏、監督として「ドラえもん のび太の恐竜」の宮下新平氏が参加しているとの事。

     絵柄やキャラクターは「空飛ぶゆうれい船」とか「海底3万マイル」の頃の東映アニメ映画や、カルピス世界名作劇場の頃の「母をたずねて三千里」(アメディオそっくりのサルが出て来る)とか、あるいは「未来少年コナン」(ジムシーを思わせるキャラが)などを連想させ、どこかデジャブがある。

     公式HPやチラシに載っている程度を目安にネタバレ紹介すると、

     空を駆ける白馬。アラビア風の衣装を着た、ベールで顔を隠した女の子が背中に乗っている。何かに追われているらしい。と、突然バランスを崩す。「風が・・・変わった・・?」

     とある港町に住む少年シンドバットは母と二人暮らし。船乗りだった父は、何年も前に航海に出たまま戻らず、行方知れずであるが、シンドバットもいつか船に乗って未知の世界に行きたい、という思いを強く持っている。

     今日も入港していた船に乗せてくれるようかけあいに行くが、船員たちは若すぎる、と言って、船長に取り次いでもくれない。

     すごすごと帰るシンドバット。ペットの猿を連れている。と、そこに追いかけてくる、ジムシーみたいな少年。彼はシンドバットが乗せてもらおうとした船の一番下っ端船員で、シンドバットが乗れば後輩ができて楽ができると思い、追いかけてきたのだ。
     俺が船長に口を聞いてやるよ、本当?などと言っているところに、空から飛行石みたいなペンダントが落ちてくる。
     拾うシンドバット。さらに、親方、空から女の子が!ただし馬に乗ったまま。
     馬は女の子を守るように脚を踏ん張って着地するが、それで力尽きたのか倒れて動かなくなってしまう。そして今まで生きた白馬だったのに、茶色い木馬の姿に変わってしまう。
     木馬を抱きしめ、呼びかける女の子。だが馬は動かない。

     そこに追っ手登場。空飛ぶじゅうたんに乗った悪役手下軍団と、指揮官らしい空飛ぶ鉄の馬に乗った男、姫、おとなしくペンダントを渡しなさい。え、それ俺が持ってるよ、とシンドバット。何!よこせ小僧。
     結局シンドバットが拾ったペンダントを姫に渡し、姫はそのペンダントの力で木馬を再び白馬に変え、飛び去っていく。それを追うじゅうたん軍団をシンドバットは一生懸命邪魔をし、じゅうたんに乗り移って空中戦となる。
     
     それを地上から見上げるのは、所用で上陸していた船長と長老。

     これをきっかけにシンドバットは船長の船に乗り組む事になる。母に別れを告げ、冒険に向うシンドバット。

     出港して間もなく、海上で漂っていた木馬と、気を失っている 先ほどの女の子を救助する。彼女の腕輪を見た長老は あの子は魔法族じゃ と言う。

     魔法族は不思議な力を持つ一族で、その力を権力者のために使う事を断り、そのために滅ぼされたという。彼女はその末裔で、王族の姫らしい。すると追ってきた者たちは、権力になびいた魔法族なのだろう。

     人間不信でなかなか心を開こうとせず、名前も言おうとしない姫も、シンドバットのペットの猿をきっかけに少しずつ話すようになり、船長は彼女の望む西、仲間がいる秘密の島へ針路を向ける。

     霧の壁の向こうに、島影が見えたとき、追っ手の潜水艦が現われ、道案内ご苦労と 大砲の照準を合わせる。その時、巨大な鳥の軍団が現われる。・・・と紹介はこのあたりまで。

     非常にシンプルで、わかりやすいストーリー。今回は3部作の第一作とのことで、2作目は12月公開とか。タイトルは「魔法のランプと動く島」。
     上映時間は50分ちょっとと短く、そのためか料金は1000円だった。
     パンフレットは作っていないらしい。

     私はこういうのいいなあ、孫がいたら見せたいな、と思うのだが、今の子供には受けるのかちょっと気になる。日曜の昼間で、封切ったばかりなのだが、客の入りは3割ちょっとくらいだった。
     シンドバットの母役で薬師丸ひろ子さん、船長役で鹿賀丈史さんが出演。薬師丸さんは劇中歌も歌っている。シンドバッド役は村中知、姫は田中桃子という人。私は存じ上げないが、役に合った声だったと思う。

     配給がイオンの関連会社ということで、イオンシネマを中心に上映しており、上映館が少なく、近所に住んでいない人にとってはあまり交通が便利でないところが多い。また、あまり宣伝を見かけなかった。良作と思うので、大コケしなければいいのだが。

     私のブロマガの集客力はたいしたことないのだけど、もっと知られてもいいように思うのでご紹介しました。

     ノベライズが小学館ジュニア文庫から出ています。


     

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