冬至
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

冬至

2015-12-22 06:00

    ・本日は冬至(暦ネタはだいたいタイマー投稿しているので実は毎回本日ではないのだが)。冬至と夏至は、小学校の頃、太陽の位置かなにかの関係で習ったような記憶がある。
     昼間が一番短いのが冬至、長いのが夏至。もう少しそれっぽく言うと、「太陽が冬至線上に直射する時で、正午の太陽の高さが最も低い」みたいな言い方になるらしい。
     冬至線というのはあまり日常生活で使った事ないが、南回帰線というのと同じらしい。辞書をひくと 地球上の南緯23度26分の緯線 とある。
     同様に夏至線=北回帰線は北緯23度26分の緯線。夏至と冬至の間に、昼夜同じ長さになる、赤道の上に来た時が春秋二回あることになり、これがそれぞれ春分の日と秋分の日。


    こんな感じの絵が教科書にあったっけ。上図は以下のサイトからお借りしました。
    http://yukaina16.web.fc2.com/r01/r40303.htm


     北回帰線、南回帰線は図示すると以下のような感じ。直射ってのは太陽が真上、直角の位置に来るってことね。こちらの図は
    http://airdonut.air-nifty.com/blog/2015/03/post-da4a.html  から。

     地軸の傾きは約23.43度とウィキに書いてあるが、これは10進法表記だから緯度でいうと60進法表記に直して23度26分で、つまり地軸の傾きが北と南の回帰線の位置を決めるということなのね。
     こういうのって、地球側を固定、あるいは太陽を固定して考えるとなんとなくわかったような気になるけど、実際は両方動いているわけだよなあ。そう考えるとよくイトカワとか金星とかに行けるもんだ。軌道計算する人って、単に計算するだけではなくて、そういう相対運動の感覚を持ってるんだろうなあ。
     何故か知らないけど春分、秋分はいわゆる旗日で休日だけど、夏至冬至は学校に行かないといけない日なので、なんとなくワンランクこちらの方が下、という印象を持っている。

     でも、大昔は冬至と夏至の方がわかりやすかったろうから、特に農業なんかとの関係で、重要だったような気もする。古代は冬至が一年のはじまり、みたいな考え方もあったらしい。

     冬至と言えばカボチャ、柚子湯、と連想するが、検索すると小豆粥なんかも出てくる。
    あと「ん」がつくものを食べると運がつくということで、南京、人参、金柑、蓮根、銀杏、寒天、うどん の7種を食べるといいらしい。

     もう亡くなっているが美術評論家で中村溪男(なかむらたにお)さんという方がいらして、この方が母親に教わった料理で「運汁(うんじゅう)」というのを毎年冬至に作っていた、というのを先日古本屋で買った本で読んだ。
     にんじんを短冊切り、れんこんを輪切り、他にどう切ったか書いてないけど なんきん(カボチャ)、いんげん、ぎんなん、きんかん、うんどん(ウドン)を入れる。きんかんだけは香りが強すぎるので、皮を薄く切って最後に汁に浮かべるとある。
     土鍋に入れてだし汁で煮て、赤味噌か白味噌を加える、とある。暖まりそうだ。
     うどんを昔はうんどん(饂飩)と呼んでいたことがあるらしいのは、昔さいとうたかおの「うどん団兵衛」で読んだ記憶がある。

     上に書いたのと、寒天といんげんが違うけど、「ん」がどの材料にも二つ入っているので「運汁」、新しい年を前に、たくさんの運を身体の中に入れよう、という願いをこめた庶民料理だったのでは、と書いてある。

     中村さんのお父さんは日本画家で中村岳陵(なかむらがくりょう)といい、文化勲章受章者。今調べたら戦前に全裸の女性を度々描いて当局に睨まれた人らしい。今見るとなんてことない絵だが・・・そういう時代だったんだな。
     息子さんも日本画家で中村宗弘(なかむらむねひろ)さん、今もご活躍らしい。
     岳陵さんの奥さん、溪男さんのお母さんが、有名な老舗の「駒方駒形どぜう」からお嫁に来た方で、お母さんが実家から伝えられた料理なんでしょう、と書いてある。

     なるべく生活の中にメリハリをつけるべく、そうした季節の料理なんかは試してみたいのだが、この材料を全部揃えると量的に持て余しそうだ。

     にんじん、いんげん、れんこん、なんきんのてんぷらを総菜屋で買って、天ぷらうどんでもいいかな。ちょっと油が多いか。

     以上は本で見ただけだが、ネットで調べると茨城県那珂市に七運汁という習慣があるらしい。関連する民話も江戸時代からあって、学校給食にも取り入れているらしい。また、どれかの代わりにはんぺんを入れるという話もあった。こちらの読みは ななうんじるらしい・・・
    子供の頃の私のような馬鹿な男子が喜んで大騒ぎしそうな名前だなw

     あと他に ん が二つつくものというと・・・きんとん、ダメだな。あんぱん、あんまん、もっとダメ。あ、でも鍋にこだわらなければいいのか?乾パン、はイヤダ。ポンカン?天丼やタンメン、バンバンジーとか天津飯でもいいのか。
     

    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。