雑誌 MOE 手塚ヒロイン特集号
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雑誌 MOE 手塚ヒロイン特集号

2016-02-28 19:00
    ・出ているのは知っていたがなじみのない分野の雑誌なので、書店に行ってもどのコーナーを探せばいいのかよくわからず、大型書店で検索しても見つからなかったのでそのままになっていた雑誌。そのうちアマゾンで・・・なんて思っていたら、偶然入ったノーマークの小さな書店に1冊だけ残っていた。それも、スーパーなんかで野菜売り場に肉とか魚とか置いていってしまう人が置いていったような感じで(こういうことをされると場合によっては廃棄しなくちゃいけなくなるらしいのでやっちゃダメ)、ミリタリー系みたいな雑誌コーナーにポツンと置いてあった。置いていった人ありがとう。本来必ずしも奨励できることではないけど今回は。

     
     表紙にあるユニコをメインに、手塚ヒロイン特集号となっている。ユニコが40周年、と
    いうこともあるらしい。女の子のための手塚ワールド、と副題がついているが、手塚ヒロインというのは女性からも好かれるのだろう。


     ユニコは数ページにわたって主な登場人物やストーリーが紹介されている。この作品は掲載誌が正方形に近い特殊な版形で、さらにアメコミのような左閉じ、基本オールカラー、という贅沢な雑誌 リリカ に連載されたため、なかなか単行本にならなかった記憶がある。手塚治虫漫画全集などにも入ってはいるが、カラーで無いこと、版形を合わせるために縮小されていることなど(読む方向はもとのままになっている)、発表当時とは印象がかなり異なるんじゃないかと思う(読み比べてはいないけど)。
     比較的最近、完全版ともいえるオールカラー版が発行された(買ってないけど)。


     というわけでユニコがメインなのだが、他の手塚ヒロインも大勢紹介されている。こういう場合、リボンの騎士のサファイアやブラックジャックのピノコ、アトムのウランや三つ目がとおるの和登さん、ふしぎなメルモなど常連に混じって、エンゼルの丘のルーナや火の鳥のタマミ、カジカ、速魚など比較的地味なヒロインもわりと大きく紹介されている。

     また、リスペクト企画として、女性漫画家・イラストレーターがお気に入りの手塚キャラを描いている。
     羽海野チカさんのサファイア、今日マチ子さんのウラン、工藤ノリコさんのチャオ(ユニコの黒猫キャラ)、酒井駒子さんのどろろ(そういえばどろろもヒロインだった)、ヒグチユウコさんのジュネ(火の鳥生命編)、ヤマザキマリさんの如月惠(ブラックジャック)というラインナップ。一枚イラストではもったいない。作品でお願いします。



     手塚ヒロインカードみたいのがついています。折込の両開きで、セリフ付全31枚。切り取って使いましょうなんて書いてあるけど出来ません。
     知名度が極端に低い、「あけぼのさん」「ぴいこちゃん」「虹のとりで」「野ばらの精」「白くじゃくの家」などからもセレクトされています。ルーナさんはここでもたくさん。編集者はルーナさんびいきな様子。
     手塚るみ子さんのインタビューや宝塚の手塚治虫記念館の紹介なども。本のページ総数に対する特集ページ数は決して多くないけど、充実した特集でした。大きなサイズ(A4)で上質紙の雑誌なので、カラーはキレイです。手塚ファンは買って損はないと思います。

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