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小一時間待機し、いよいよ撮影再開。白い雪景色と枯れ木の中、日光で光る黄金の銃を見た時、ああ、ここまで準備した全てが遂に始まったのだと感じました。私はサブカメラ担当で風景ショット、森さんはメーキング撮影、バロさんが録音。その時、再び悲鳴が。「レコーダーがオシャカになった!」
場所を移して違うシーンの撮影です。ガイドさんが事前にラッセルし作った雪道を行きます。西洋画のような風景に思わず感動。美しい風景にハイキング気分でヴィデオを回しているのはここまでで、この後ソリを引くのですが何度も荷物は落ち、膝まで雪にはまり、全く余裕が無くなっていきます。
雪道をゼェゼェ言いながら、今度は傾斜をほぼ転ぶように下ります。もう濡れるとかそんなことを考える余裕はありません。一瞬、自分がなぜこんなところでこんな苦しんでいるんだろうと、撮影で来たことを忘れる瞬間があったくらいです。そうこうするうちに、あっという間に陽は暮れていきます。
いよいよ筆者の出演シーン。人肉喰らいの役です。現場で渡されたのは本物のナイフ。「怪我しないようにやって」と言われ、カメラは回り、恐る恐るナイフを抜こうとするも、無い。なんと移動中に腰から落下。雪の中を皆で探すが全く見つからず、いよいよ陽も落ちてこの日はここまでとなりました。
筆:スタジオケイヴ 渋谷
活動の詳細は、以下のコミュニティ内で共有しております。
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