【NCAAバスケ概要】ルールの違いやマーチマッドネスについて
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【NCAAバスケ概要】ルールの違いやマーチマッドネスについて

2018-03-21 22:27
    メッタです。
    ブロマガではお久しぶりです。

    さて、NBAや国内バスケのシーズンも終盤を迎えつつありますが、アメリカではそんなNBAよりもこの時期に行われている「お祭り」に夢中となります。

    それは、アメリカの大学バスケ界の頂点を決める「NCAAトーナメント」。
    で、3月~4月頭に行われることから「マーチマッドネス」(Maech madness)と呼ばれております。

    アメリカ全土から強豪校が一堂に会して一発勝負のトーナメントを行うとあって、シーズンで上位ランキング入りしていた大学が格下と思われた相手にアップセットを食らうシーンもあり、毎年ドラマチックな展開が見られるため、NBAなどとは違った楽しみ方ができると思います。選手の前情報がなくても、盛り上がれる要素があるという意味では日本の高校野球(甲子園)に近いものがありますね。

    ↓これは先日行われた2回戦、ミシガン大学とヒューストン大学の試合です。
     まだこれが2回戦というね。


    さらに日本からも、明成高校から直接ゴンザガ大学へ進学した八村塁選手が先日の2回戦で途中出場から25得点4ブロックと大暴れして勝利に貢献したこともあり、NCAAバスケへの注目度がさらに上がっているものと思われます。

    ↓八村のハイライト動画。すごく堂々としたプレーぶりです。

    とは言え、普段NBAやBリーグばかり見ていると以下の疑問点が浮かんでくると思います。

    ①そもそもNCAAってどんな仕組みなの?各呼称の意味は?
    ②なんかルールが微妙に違くない?


    てことで、今後の参考になるかは分かりませんが私の方でザザっと紹介したいと思います。

    まずは①について。
    正直自分も忘れがちなので、Wikipediaやニコ生での詳しい方から頂いたコメントなども活用します。
    NCAAとは全米大学体育協会(National Collegiate Athletic Association)の略で、その協会がアメフト、バスケをはじめとする各競技の大会を運営しています。日本で言う高野連みたいなものです。つまりNCAA=「大学スポーツ大会の総称」と覚えていただければと思います。
    その中でバスケにおいては、ディビジョンⅠ(要はトップリーグ)に所属する大学のうちシーズン中の成績による推薦や、トーナメント出場権をかけた地区ごとの予選を勝ち上がってきた計68校で頂点を決めるトーナメントが行われるのです。
    渡邊雄太選手の所属するジョージ・ワシントン大学は、在籍中の4年間で一度もこの予選を勝ち上がれず、残念ながらNCAAトーナメント進出は叶いませんでした。
    逆に、八村所属のゴンザガ大学がNCAAの地区大会で優勝という報道がテレビであったようですが、あくまでゴンザガ大学の所属するWCC(ウエストコースト・カンファレンス)を制したという意味で、これによりNCAAトーナメント進出を確実なものにしたという事実に過ぎません。
    まあ日本で報道しようとすると、まだ視聴者への伝え方が分からないのでしょうね・・・。

    では、今年のトーナメント表を見てみましょうか。クリックで拡大します。
    (勝ち上がりは3月21日時点。最新情報はNCAA.comのBRACKETページ参照



    これ、甲子園みたいに最初から一か所でやるわけではなく、まず4ヶ所に分かれて各地区の王者を決め、王者4校によるFINAL FOUR(ベスト4)が行われるのです。

    【さらに細かい話】
    ・68校出場と書きましたが、正確には64校+4校です。下位の8校は、64校に入るための「FIRST FOUR」という戦いを制さないと本チャンのトーナメントに進出できないのです。
    ・1回戦はFirst Round、2回戦はSecond Roundと普通の呼び名なのに、3回戦(ベスト16)に進出すると「Sweet 16®」と呼ばれ、さらにベスト8だと「Elite Eight®」と呼ばれます。商標付きとはどういうことや。
    ・ベスト8の戦いを制した大学、つまりFINAL FOUR進出を決めた大学が一旦地区優勝ということで普通に優勝セレモニーをやったりネットカットしたりしています。その優勝決定戦にあたる試合は「Regional FINAL」と呼ばれます。
    ・FINAL FOUR(ベスト4)を勝ち上がると「NATIONAL CHAMPIONSHIP」をかけた決勝戦が行われます。NBAも優勝すると「WORLD CHAMPION」と言われますし、NCAAでも大学界における世界最高峰の戦いと位置づけられているのでしょうね。

    ↓は昨年の決勝の様子。FINAL FOURはNBA規模(2万人)のアリーナよりも大きい会場で行われており、それが満員となるわけですから注目度の高さがうかがえます。


    そして②。
    ここは簡単にルールが大きく違うところを比較していきます。
    まあ上の動画を見ただけでも、明らかに違うところが分かるかとは思いますが。

    ・試合時間:40分(前後半20分制)
     スラムダンク時代のルールを思い出していただければ分かりやすいかと。

    ・チームファールペナルティー:前後半7回目以降
     試合時間に関連して、チームファール数も旧国際ルールと同じです。
     なお、チームファール7回目以降のシュートモーション時以外のファールによるボーナスフリースローは、7~9回目まではワンエンドワン方式(1本目が外れたらゲーム再開)が用いられ、10回目以降は無条件で2本打てるようです。
    (以前は延々とワンエンドワン方式でしたが改正されたようです)


    ・ショットクロック:30秒
     NBA、国際ともに24秒ですが、学生は何故か長く、少し前までは35秒でした。
     そのせいか分かりませんが、攻撃は基本じっくりと組み立て、逆に守備はゾーンDFに近い組織的な守り方をしてくるためロースコアとなることがほとんどです。

    ・3Pライン:不詳
     ゴールからの距離で言うと明らかにNBA>国際>NCAAです。以前はフリースローサークルにも触れるくらい短かったようですね。

    ・タイムアウト
     試合中に選手も請求できるNBA方式のようですね。
     タイムアウトの取りすぎには十分ご注意ください。



    最後に、ハイライトだけでは満足できないという方向けに日本からNCAAトーナメントの試合を(怪しいライブストリーミングサイト以外で)どうやって見るかですが、こちらのツイートを載せておきます。
    ゴンザガが勝ち上がるようなら、JSPORTSとかでもやってくれないかねー。

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