北海道を三菱ジープで走るために ~ノックスドール施工①(前輪タイヤハウス)
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北海道を三菱ジープで走るために ~ノックスドール施工①(前輪タイヤハウス)

2020-11-21 23:43
  • 6
僕は江戸川区のアパート時代の荷物(ほとんど模型関係)を、
ハローストレージに保管しています。

で、その荷物をどうしようか迷っていると、ハローストレージから手紙が来まして‥



あそこ閉鎖だとよ(怒)!!

勝手すぎんだろ!
‥でもまあ、採算取れなくて潰れたんならしゃーない。

逆に、このタイミングで潰れてくれてむしろよかったかも。
北海道で仕事中にいきなり「今月中に荷物取りに来て」なんて最悪ですから。

というわけでミコヤン、荷物も保管できる広さの物件を現在契約交渉中です。
契約者の皆さん、こんなケースもあるみたいです。


さて、ある秋晴れの日、
その江戸川区のハローストレージに荷物を持っていきました。





30系を買ってて本当に良かった‥。
他のジープや車なら、

「群馬から東京までチマチマ荷物作って運ぶ」

なんて芸当、できませんからね。電車でも無理。
余裕の積載量ですよ(あんま積み過ぎると後ろ見えなくなって怖いけどね)。



しかも、寮にジープを停めて荷物を積み込んでたら、
通りかかった白髪の管理人が「年季入ってるねえ~」とニヤリ。

わかってくれますか‥!ご老体!
よその会社の車でナニ晒しとんじゃあーー!!とか言われなくて良かった‥

わが社はそんなケツの穴の小さな会社ではないようです。
新車がアメリカで好調だもんね。


    

この日は荷物を積んだ後、
東京に向かう前に館林の美術館で絵を見てきました。

江戸末期~明治初期の大下藤次郎という水彩画の画家で、
西洋画を描いたり教えるだけではなく、なんと当時絵画の入門書を書いたことがスゴイ!
(しかもベストセラー)
今の小学校が水彩画を教えているのは、この人の影響なんだとか。

じっくり見たかったのですが、これから片道90km走らなきゃいけないのと、
どっかの小学校の課外授業とカチ合っちゃって、
どの展示行っても利発そうなお子様方に鉢合わせちゃって、居づらいので切り上げました。

この後、昼食はセブンのパンで済ませ、思い切って高速に乗ってみました。
荷物を満載して止まったり進んだりするのが燃料を無駄にしているような気がして‥

結果、燃費は通常と変わらなかったので正解だったかも。
このジープも一応高速には乗れるのです(バンバン抜かれますが)。
もっとも、料金は3000円ぐらい取られますが‥作業時間を一時間買えたと思えば?
あと間違えてATCETCの料金所に入りそうになって軽く死を覚悟しました‥。


さて、それでは本題のノックスドールの施工です!

ノックスドールとはなんぞや?
簡単に言うと、スウェーデン製の防錆アンダーコーティング剤です。
(らしいです‥僕もその程度の認識です)

ネットで調べたところかなりの効果があるみたいで、
(融雪剤に)試される大地・北海道には、いくつものショップで施工が行なわれています。

ですが、業者にやってもらうと高いし、古くて錆がある車は面倒なことになるらしい‥
なので!
面倒だから自分でやることにしたんです。

もうね、これから自分でできる作業はバンバンやっていく!

「ジープはちょっとわからないので‥」

聞き飽きたわ!俺だってわからんわボケェ!!

どうせわからないなら自分でやります!
俺がジープの理解者になってやる!

そしてジープは自分の手を加えやすい車ですしね。
(失敗したり汚れても気にならないし(笑))

しかし、調べてみるとノックスドールは色々種類があるのです。
ミコヤンはちゃんと仕事の合間にスマホでちまちま調べたのですよ‥。

  
 
  

700‥ボディの中空板合わせ、袋状、溶接部用のサラサラ浸透タイプ。
     付属する長いノズルで部品の内部に噴射する。

750‥すでに錆びたところ用。700より粘度が高く、定着しやすい。
     錆の上に皮膜を作り、その上からコート系のノックスドールを塗布。

900‥アンダーフロア、タイヤハウスなど用の、いわゆるアンダーコート。
     他社のアンダーコートと比べ、なかなか乾燥しない。

オートプラストーン
‥缶に入っているコールタール状。
              ネットでの感想は共通して「岩ノリ」「ごはんですよ」



全部Amazonで買える便利な世の中です。
ミコヤンもAmazonで買いました。





各一本ずつ、オートプラストーンは4つ。
合計金額は‥考えたくもない。

それプラス、マスキング材とか。

で、手順ですが、
岩ノリ状のオートプラストーンを各タイヤハウスに手袋をした手で塗布していきます。
(コテ使うより、みんな手でやっちゃうみたいです(笑))

その後、サラッとした700をフレーム内部にノズルで吹き込む。
で、最後にシャーシに900の黒スプレーを吹く。
そんな手順です。

まずはタイヤハウスから。

普通はタイヤを外して作業するのですが、
手間がかかるし、ジープは前輪タイヤハウスが広いので、
前輪はそのまま外さずに作業することにします。

まずは下準備として、タイヤハウス内のサビ穴をハツり、
錆止めを吹いた後パテで補修します。

  

このサビ穴はジープを買った時から気になっていたので、穴を塞げて感無量!
面倒なので削ったりはしません。
どうせオートプラストーンを塗りたくるので。

ついでにサイドシル端っこの大穴も埋めます。
穴が大きすぎたのでメタルテープを貼り、その上からパテを盛るという適当さ。
どうせオートプラストーンを塗りたくるので‥(以下略)

  


次の日の月曜‥タイヤハウス内を中性洗剤で洗っておきます。
‥仕事が終わった後に。

本当、最近は日が短くなりました。
16時に寮に帰ってきてバーチャルYouTuberの動画観て休憩してたらもう真っ暗!
まだ17時だというのに‥。


  

本来は高圧洗浄機とか使うのでしょうが、
高いのと面倒なのとでバケツに台所洗剤と靴洗いのブラシで対応(笑)。
これでいいのかなあ‥。

暗い中ジャブジャブ洗い、じゃあ洗剤洗い流すかと思ったらもう乾いてて、
まあ、いいか。と切り上げます。これでいいのかなあ(笑)。


火、水曜日‥マスキングをしていきます。
寂しいので女騎士と船長の漫才を聴きながら。
この二人のコンビ、好きなんだワ。(船長風に)

  


木曜日‥早速オートプラストーンを塗っていきます。
塗っている間はスマホ触れないので、途中経過の写真はありません‥。

手袋越しに触ったオートプラストーンは確かに岩ノリや「ごはんですよ」。
ごっそり掴み、ペタペタなすりつけていきます。

終わってから撮影したけど、暗いとよくわかりませんね
ちなみにジープのタイヤハウスやシャーシには元々、黒い何かが塗られていました。
前のオーナーも何らかのコート処理をしていたのかも。


   



日曜‥
作業時間を長く取れるので、
シャーシやフレーム内にサラサラの700をノズルで吹き込んでいきます。

あちらこちらに吹き込んでいたらすぐに一本空にしてしまい、
追加で一本購入することに‥(お金持ちだねえ~)。

    


ついでに、マフラーに耐熱仕様の防錆スプレーを吹くことに。
21万円もした、カッチョ良いステンレスマフラーが台無しです‥。


   



ステンレスがMr.カラーのシルバーの筆塗りみたいになりましたけど、
長い目で見ればこれで良かったのです。きっと。

昔、溶接をやっていた身としては、溶接部にスプレーを吹けるのは安心です。
それに、どうせマフラーなんていちいち見ないしね!

本来はちゃんとマフラーを外すべきなんでしょうけど、
戻せなくなったら困るので着けたまま吹きました。
あとでマフラーをマスキングしてシャーシに900をコートします。


さて、オートプラストーンの続き。
ですが、調子に乗って作業していたら、
オートプラストーンのしずくがポタッと顔の上に落下!
しかも目の近く!危なかった‥
ちゃんとゴーグルしときゃ良かった‥(汚れで見えないんだもん)




何しろコイツは、一度肌に付着したら石鹸では落ちないのです!

さいわい、手元にあったプラモ用のツールクリーナーで難を逃れました。
本来はペンキ用のシンナーとか使うんでしょうけど。

しかし、こいつもなかなかに強力。
敏感な目の周りなので、ちょっと綿棒でこするだけで飛び上がるほどしみるのです。
手を洗えば手が真っ白になるし。

それでもなんとか汚れを落とすことが出来、作業を続けることができました。





   


明るいところで見てもよくわからん(笑)。
でも、ゴワゴワした塗膜はなかなかに頑丈そう。きっと効果があるはずです。


   


今日この日で前輪タイヤハウス左右、サイドシル左右のコーティングを終えました。
消費したオートプラストーンはこれで2缶。
残り2缶ですから、後輪タイヤハウス左右と、その他シャーシを塗布できそうです。

ですが、今度は後輪を外さねばなりません。
タイヤを外したことは今までありませんが、いつかは必要になる技術ですから、
いい機会と思ってチャレンジすることにします。



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道内在住元ディーラーメカニックより
錆の発生量は フロント<リヤ ボディー>パイプ&ブラケット マフラーはあきらめろ
ブレーキパイプや給油パイプは念入りに塗ったくれ
ノックスドールは流動性があるのでフレームの隙間から走行風に流されてはみ出てくることがある
また、粘着性があるので砂や塩がかみこ錆の原因になる、シャシブラックを上からかぶせておくと汚れ落ちが良くなるのでおすすめ
ドアやボディーパネルは可能な限り分解して塗ったくれ 特にドアヒンジ裏、ボンネット前側内部、リヤハッチ
リヤフェンダーの内側(通称ツメの裏)はコーキングガッチリ盛れ
冬場はとにかくを水洗いして塩を流せ
ホイールとタイヤの隙間にも流し込め、錆→密着不良→パンクは割とよくある
鉄粉落としシャンプーは錆を分解してくれるので多少マシになる
ぶっちゃけここまでやっても錆びる 覚悟を決めろ
俺自身、錆で1台ダメにしてる
車からは離れるが、パスポートいらないだけで全く別の国と考えてくれ、それくらい色々違う
それでは良き北海道ライフを
1週間前
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車は微塵も興味ないしなんでこんなんがんばってんの?って感じだけど好きなのはわかった。事故らねぇようにね。雪道はマジでおっかねぇから
1週間前
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>>1
具体的なアドバイスありがとうございます。
やっぱ隙間ですよね~。
業者と素人とどこが違うかというと、むこうは分解してやってくれるわけですよ。
一通りやってみて、けっこう届いていない箇所があるのに気づいて絶望しました。
もうどうしようもないよ‥金も、時間も‥。
あと、マフラー屋さんに錆対策を聞いたら、やっぱり「その都度洗い流す」だそうで。
腹くくって高圧洗浄機ぐらいは買おうと思います。

そもそも北海道に錆びやすいジープを持ち込むこと自体が無謀らしいので、
一分一秒でもジープの寿命を延ばせるよう努力します!
6日前
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>>2
僕も車に興味ないです(笑)。三菱ジープへの愛ゆえですよ。
でも、例えば某水銀党員さんが楽しそうにいろいろ車をいじっている記事を読むと、
具体的なことはわからないけど苦労を楽しんでそうなのはわかるんですよね。僕も幸せなのかもしれない‥。

僕も道産子ですが、雪道を走るのは初めてなので不安でしょうがありません‥。
6日前
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>>3
ちなみに世界で一番ガッチリ錆止めやってくれるお店が函館にあったりする、ほぼAE86専門店だからジープいけるかは不明↓
http://www.hotstaff-power.com/index.html

あとは、上陸後ソッコーで「サビタロウ」やってるお店にだすのもあり
4日前
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ありがてえ!!こーいう情報はホント有り難いです!!函館はちょっと遠いけど(笑)。
北海道にも旧車専門店ってあるんだろうけど、具体的にどこ?となると、ネットで紹介してないとわからないですからね。
電話帳で虱潰しに探すとか‥。
近所の館林とかにも古い車置いてある修理屋あるんですけど、あーいうところってネットに情報載せないですからね~。
埼玉の畑の中にある修理屋さんなんかも、そうやって人知れず消えていくみたいで‥。

関係ないけど、ジープって「車」っていうより「作業機械」だと思われてるような気がします(笑)。
図書館で自動車の歴史の本探してもすっぽり抜け落ちてますしね。
(四駆≒ジープなのは三菱ジープのおかげだルォォ?)
なので、このお店で見てもらえるかは不安ですが、「車の直し屋」ってのがうれしいですね!
そう、本来は車は直して長く使うものなのですよ!
そうじゃないからジープ知ってるような修理屋がどんどん潰れていく一方で‥。
(ドストエフスキー作品の長台詞みたいな長文ご容赦ください)
4日前
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