TANK HUNTER(タンクハンター)カードゲーム Vol.3 上級編
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

TANK HUNTER(タンクハンター)カードゲーム Vol.3 上級編

2016-07-17 00:37
    TANK HUNTER(タンクハンター)カードゲーム Vol.3

    steamにて絶賛発売中のボードゲームシミュレーター”Tabletop Simulator"

    http://store.steampowered.com/app/286160/

    にて、タンクハンタータンクバスター カードゲームのワークショップを
    公開させていただきました。

    http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=720839050


    また上記のゲームを所持していなくてもなんとか遊びたい!という稀有な
    方のために全カードの画像データを公開いたします。
    膨大な量と、サイズですので適当な大きさに加工してプリントしてください。


    全カードデータ(Dropboxにて公開中です)
    https://www.dropbox.com/sh/3nlci8e5j4ncrrk/AACPcNCotITEr0-R6-xqXZfga?dl=0

    追加データ、修正等があった場合も別データで公開しますので安心して使えます。




    ルール解説 第三回

    今回は上級ルール編です。上級とはいえ、覚えることはそれほどありません。
    基本ルールに加える形で上級ルールは使われます。今回の記事は読者の皆さんが
    すでに基本ルールを習得していることを前提にお話しさせていただきます。
    もし基本ルールがよくわからないという方は、前回、前々回の記事をよくお読みに
    なってから上級ルールにお進みください。

    基本ルールと上級ルールの最大の違いは、地形カードが加わることです。
    地形カードが加わることで各ユニットの能力に修正が付き、戦略性が変わってきます。

    ではまず、地形カードの見方から説明させていただきます。






    地形名称:地形の名前です
    隠蔽能力:A,B,Cの三種類があり、ユニットが配置されたときの最大未確認状態を
         表します
    発見値:偵察されたときの基本目標値です。1D6してこの値以下が出れば
        未確認状態が1段階引き下げられます
    装甲修正:この地形にいるユニットのARM(装甲)値に、この値を加算します
    戦術修正:この地形にいるユニットのTAC(戦術)値に、この値を加算します
    肉薄修正値:この地形にいるユニットが肉薄攻撃を受けたとき、攻撃側ユニットの
          PH(肉薄)値にこの値を加算します

    地形カードの説明は以上です。ユニットの隠蔽(未確認)状態と防御力に関する
    修正値が書かれています。地形によっては特別なルールが書かれていますので
    よく確認してください。

    上級ルールのゲームの始め方

    基本ルールと同様にプレイヤーの人数に合わせて、ユニットカードを配ります。
    その次に、ユニットカードと同じ枚数の地形カードを配ってください。

    ユニットを配置するとき、ユニット一枚につき地形カード一枚を組み合わせます。
    ユニットと地形の組み合わせ方は自由に行って構いませんが、一部の地形カードには
    特定のユニットを配置できないことがあるので注意してください。

    ユニットと地形カードを組み合わせたら、基本ルールと同様に「前線」と「後方」に
    分けてユニット(+地形)を配置していきますが、このときユニットには3つの
    未確認状態が起こります。ユニットがどの隠蔽(未確認)状態になるのかは
    地形カードの左上に記載されています。


    隠蔽能力C…ユニットは常に表向きにされて配置されます。基本ルールの”確認”状態と
          同じです。これはユニットの存在もどんな種類の部隊かも明らかに
          なっていることを表します。

    隠蔽能力B…ユニットは地形カードの上に裏向きに置かれます。基本ルールの”未確認”
          状態と同じです。これは存在自体は確認しているがどんな部隊がいるのか
          未確認の状態を表します。

    隠蔽能力A…ユニットは地形カードの下に裏向きにして置かれます。これはユニットの
          存在事態が未確認になっている状態を表します。


    地形カードの指示によって、配置できない場合は新たに地形カードを引き直して
    ください。


    これで上級ルールのプレイ準備ができました。プレイヤーターンに行える
    アクションは基本ルールと同じですが、地形カードの追加によってアクションの
    意味が変わるものがあります。

    偵察

    基本ルールでは、偵察行為を戦闘の一部として処理しました。上級ルールでは
    偵察を独自のアクションと定義します。では具体的に「偵察」アクションの行い方を
    説明します。

    偵察は「前線」にいる部隊が、「前線」にいる部隊に対して行います(これは基本
    ルールと同じですがイベントによる偵察はこの限りではありません)。
    また、「燃料切れ」、「制圧状態」の部隊が偵察を行うこともできません。

    偵察を行うには、まずどのユニットがどのユニットに対して偵察するかを宣言します。
    基本ルールでは偵察ユニットを表向きにしましたが、上級ルールでは表向きに
    する必要はありません。ただし、そのユニットの偵察値(REC値)を公表しなければ
    なりません。

    このとき、そのユニットのREC値より低く(例:そのユニットのREC値が-1であれば、
    -2や-3などに)宣言することができます。偵察値を宣言したら偵察したいユニット
    のいる地形カードの発見値とその偵察値を合計します。

    この計算によって出た数値が目標値となります。ダイスを1個振って目標値以下が
    出れば偵察成功となります。

     地形の発見値+索敵するユニットのREC値(索敵値)=目標値≧1D6 偵察成功
                                 <1D6 偵察失敗

    1D6したとき目標値に関わらず6の目が出たら、そのユニットは「燃料切れ」になります。
    「燃料切れ」トークンをユニットカードの上に置き、偵察は失敗します。

    1D6したとき目標値に関わらず1の目が出たら、そのユニットは偵察大成功となり
    ユニットの状態にかかわらずC状態にすることができます。

    偵察が成功すると偵察対象のユニットは隠蔽状態が1段階引き下げられます。
    A状態はB状態に、B状態はC状態になるわけです。C状態になったユニット、つまり
    表向きになったユニットは、偵察したユニットに対して反撃を行うことができます。

    A状態、B状態のユニットは反撃することができません。また相手がA状態、B状態の
    場合も反撃することはできません。

    以上が「偵察」アクションの説明です。



    このとき、ダイスの目が2なら偵察成功で隠蔽状態Aのユニットは隠蔽状態Bに
    引きさげられ、ダイスの目が1なら偵察大成功で隠蔽状態はCまで引き下げられます。
    もし、ダイスの目が6なら左の偵察側ユニット(M13/40)は、燃料切れになります。
    元々地形の隠蔽能力がCである左側ユニットは、この偵察アクションによって
    隠蔽状態に変化は起きません。上の例題で1の目が出たなら、右側のユニットは
    C状態となり、可能ならば偵察ユニットに対して反撃を行うことができます。




    この場合、偵察側ユニットを表向きにして公開する必要はありません。ユニットの
    偵察値(ユニットの偵察値より低い値であればどんな数値でも構いません)を
    宣言して相手ユニットの地形の発見値に加えます。目標値が6以上であっても
    必ずダイスを振らなければなりません。目標値がなんであれ、6の目が出たら
    偵察ユニットは「燃料切れ」を起こすからです。上の例題の場合、1の目が出て
    偵察大成功となっても、ユニットはC状態以上にはなりません。つまり1~5の目で
    偵察成功、6の目で「燃料切れ」という結果になります。また偵察が成功し、C状態に
    なったとしても偵察側ユニットに対して反撃を行うことはできません。偵察の結果の
    如何に関わらず、偵察側ユニットの隠蔽状態に変化がないことに注意してください。


    まとめ

    ・1ユニットつき1地形カード
    ・隠蔽状態は3段階。配置の時に適用する
    ・「偵察」は独自のアクションになる
    ・ダイスを振って、発見値+REC値(索敵値)以下なら索敵成功、1段階引き上げ
     1なら大成功、6なら燃料切れ 
    ・偵察によって、C状態になったら(可能であれば)反撃できる

    攻撃

    攻撃を解決するとき、基本ルールの公式に加えて、地形効果が導入されます。
    AP、HE、OVR、FA、PHには修正値として地形効果が加えられるので注意してください。
    対空射撃やイベント攻撃に対する地形効果はありません。

    また、一部の地形には耐久力と呼ばれる数値があります。これらの地形は建物を
    表しており、戦闘車両や砲によって破壊することができます。これを「建物射撃」と
    呼びます。

    攻撃側のプレイヤーは、どのユニットで建物を攻撃するかを宣言し、AP値あるいは
    HE値からその建物の耐久力の数値を引いたものを目標値としてダイスを2回振ります。
    2回とも目標値以下の目が出たら、その建物は破壊されたことになり、その地形にいる
    ユニットを強制的に移動させることができます。

    6の目が出たら弾薬切れになります。地形を破壊されたユニットは新たに地形カードを
    引き、その地形に移動します(燃料切れや行動不能であっても移動します)。




    上の例で建物の破壊に成功したら、右側のユニットは新たに地形カードを一枚
    引いて移動します。このとき、隠蔽状態が変化することはありません。

    イベントによる攻撃

    イベントによって攻撃を行う場合、隠蔽状態Aのユニットはその対象にはなりません。

    攻撃による隠蔽状態の暴露

    基本ルールと同様に(未確認)隠蔽状態AやBのユニットが自ら攻撃を行う場合は
    その隠蔽状態をC状態にしなければなりません。ただし、その攻撃によって
    敵ユニットを撃破した場合、元の隠蔽状態に戻すことができます。失敗したら
    そのまま確認状態になります。

    蹂躙攻撃

    建物地形にいるユニットを蹂躙攻撃することはできません。


    上級ルールにおける変更点は以上となります。

    まとめ

    ・攻撃判定には地形効果が加わる
    ・建物を攻撃することができる
    ・隠蔽状態がAのユニットはイベントによる攻撃の対象にならない
    ・建物にいるユニットを蹂躙することはできない
    ・隠蔽状態から攻撃して敵を撃破した場合、元の隠蔽状態に戻ることができる


    移動

    基本ルールにおける移動とは、「後方」にいるユニットが「前線」に出てくる、
    あるいはイベントカードによって前線にいるユニットを「後方」に移すことでした。
    上級ルールではこれに加えて、地形を変更することを移動といいます。

    プレイヤーは、自分のターンに1ユニットだけ地形カードを変更することができます。
    これを「移動」するといいます。

    プレイヤーは移動させたいユニットがどれかを他のプレイヤーに宣言し、
    今現在そのユニットがいる地形カードの脱出値をチェックします。
    脱出値は地形カードの右上に記載されており、脱出チェックの対象となるユニットは
    ダイスを一個振ってこの数値以下の目を出さなければなりません。

    ー/ーと書かれている場合は、脱出チェックを行う必要はありません。地形カードを
    一枚引いてそのまま地形カードを現在のものと入れ替えます。

    脱出チェックに失敗した場合、ユニットはその地形から出ることはできません。
    これはその地形がまだ続いているか、移動に手間取っていることを表しています。
    このときダイスの目が6の目であった場合、そのユニットは「燃料切れ」となります。
    それ以降ユニットは移動できずユニット上には「燃料切れ」トークンが置かれます。

    ユニットが移動するとき、その隠蔽状態は新たな地形に合わせて変化します。
    B状態のユニットが隠蔽能力Aの地形に移動したときは、そのユニットの隠蔽状態は
    A状態へと変わります。逆にB状態のユニットが隠蔽能力Cの地形に移動したとき
    そのユニットがC状態へと変化することに注意してください。

    砲ユニットは基本的に移動することはできません。イベントカードによる移動は
    可能です。

    上級ルールにおける移動の変更点は以上となります。

    まとめ

    ・1アクションとして移動が行える
    ・移動するときは脱出チェックを行い、脱出値以下の目が出たら移動できる
     6の目が出たら「燃料切れ」になる
    ・「砲」ユニットは移動できない
    ・移動した地形の隠蔽能力にユニットの隠蔽状態は変化する


    これですべての上級ルールの説明は終了いたしました。少し複雑になりましたが
    基本ルールの応用ですので、それほど混乱はないと思います。地形カードの登場により
    ユニットに攻撃を加えたり撃破することが難しくなりました。イベントカードを
    うまく使えるかどうかが勝利への近道となります。

    さて、次回はすべてのカードを使った”究極”のタンクハンターが遊べるようになります。
    陸海空の戦力が入り混じり、主にヨーロッパ戦線全体を再現するゲームとなります。

    引き続き「タンクハンターカードゲーム」の世界をお楽しみください。





    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。