MMDユーザーはこの先、どこでどう活きるのか
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MMDユーザーはこの先、どこでどう活きるのか

2019-04-26 13:14
  • 14


 本日と明日でニコニコ超会議が行われる中、こんな記事がありました。

「ニコ動離れ」はなぜ止まらないのか? 古参ファンの本音 - マネーPOST WEB
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6321650

 記事の中盤(2ページ目)後半にこんな一文があります。

3DCG制作ツール「MikuMikuDance」を使用した動画MMDの投稿経験があるBさんは言う。

「MMDに限らず、作り手や生主たちが、動画再生数が伸びて収益率も高いYouTubeに主戦場を移していった気がします。事務所からスカウトを受けたという声も聞きます。ニコ動にもクリ奨(クリエイター奨励プログラム)がありますが、その複雑さと不透明さも課題。今からでも、もっと動画制作者に親切かつ好待遇の収益の仕組みをつくるべきです」(Bさん)

 このBさんがどなたかは知りませんが、この手の話はオフをしたりMMDユーザーと会うと必ずと言って良い程、話題に上がる事です。
 元々MMD自体がニコニコ動画という土台があったからこそ生まれたものであるのは事実です。MMDを初期からやってる人であれば、ニコニコ動画に対しても何かしらの愛着や歴史、想いがあります。

 クリエイター奨励プログラムについては、MMDでその恩恵に与っているのは極々一部ですし、二次創作が主流なMMDではそもそも利用できません。借り物がなくオリジナルだけでというのは至難です。上の一文にもあるように、一人でオリジナル物を作れる人は、ずっと前の段階でYouTubeに移動しているでしょう。
 Bさんの意見で、私が違うかなと思ったのは
もっと動画製作者に親切かつ高待遇の収益の仕組みをつくるべき

 この部分です。
 前述のように、MMD動画、特にファンメイド動画はそもそも収益化できません。PCの電気代やプレミアム会員費くらいは回収できたらいいな、と考える人は多いとは思いますが、現状ではそれも現実的な選択ではありません。

 そんな現状ではありますが、昨日4月26日に投稿されたMMD動画は86本もあります。この数字はピーク時に比べれば低くなっていますが、色々問題が露呈しているニコニコ動画という場でありながらも、MMDユーザーは投稿し続けています。
 この数字と現象を、同好の士であるMMDユーザーはどう見ているのだろうか? MMDリスナーはどう見ているのだろうか? ニコニコ動画運営はどう見ているのだろうか……。

 また「MMD」がサブカテゴリ化し、MMDが一つのジャンル扱いとなりランキングページも見れるようになって半年が経過しようとしています。
2018年11月1日に変更が行われた
 この記事をここまで読まれた方は、このタイミングでランキングにある「MMD」のページをご覧頂きたい。
 一見、比較的新しい投稿動画もランキングに乗り、動画への誘導ラインとして機能しているようにも見えますが……一番下までスクロールしてみて下さい。
 広告が無い動画があったでしょうか?
 少なくとも、私がこの記事を書いている段階では、全ての動画に広告が付いています。
 広告システム自体の問題はさておき、一応広告が広告として(ある意味)機能しています。これが正常なのか公平性があるのかは別として。
 これももう少し時期が過ぎると、広告自体が無くなる、もしくは広告ポイントは計算に含まれなくなります。
 苦労して作った自分の動画への導線が増えたのか減ったのか、判断が付き辛いですね。

 ただ、YouTubeと大きく違うのは、このランキングシステムです。YouTubeという大手サイトだからと言って、自分の動画をアップしたら誰がどうたどり着いて見に来てくれるのか。YouTubeの検索性の悪さは言うまでもありません。
 ニコニコ動画特有の流れるコメントもそうですが、このランキングがあるからこそ動画投稿が途絶えるまでに陥って無いと推測しています。
 だからこそ今回の改変には賛否両論な訳で、意見も二分に分かれています。
 ニコニコ動画運営の決断は既に下されているので、興味半分、不安半分といった感触があります。

 ではこれから先、MMDユーザーはどこでどう活動したら良いのだろうか?

 場所はどこでも構いません。ニコニコ動画だろうがYouTubeだろうが、アーティスティックにVimeoにするとかDailyMotionで欧州狙うとかFC2でひっそりやったりとか……今はほとんどのサイトがHDサイズの高ビットレートに対応しているので、選択肢は増えています。

 もう一度ここで、何故自分がMMDで動画を作っているのかを、平成最後の時間を使って考えてみて下さい。哲学的に深く考える必要はありません。MMDに出会って、MMDを触って、MMDで発表して……何が楽しいのか。

 そして以下の2点を、今後活動するにあたって検討してみて下さい。

・仲間を作る
・ノルマではなくクリアできそうな目標を定めて、動画をアップし続ける

 この2つを行えば、場所はどこであろうとMMDライフは楽しめる筈です。

 再生数・マイリスが伸びない?
 それはあなたの動画の存在が分からない、入り口が見当たらないからです。Twitterを始めとしたSNSでの告知を恥ずかしがらずにやりましょう。

 コメントが欲しいのに、ゼロのまま?
 出来れば動画内、もしくは動画説明文にツッコミポイントを入れておきましょう。どんな下らない事でもいいのです。リスナーが思わず一言いいたくなるようなポイントを一つでもよいので作りましょう。

 Twitterのフォロアーが少ない?
 同じジャンルや気になったMMDユーザーを探してフォローしましょう。フォローバックしてくれれば、自分の動画も見てくれる可能性は出てきますし、自分から相手の動画を見て感想を投げ合うなど、コミュニケーションをとってみましょう。

 再生数の目標設定は?
 幸い、今でもMMD動画の注目度はありますし、SNS活用もしやすくなっています。
 最初は100再生。この数値はMMDというカテゴリの強みがあるので、恐らくクリア可能な数値です。これよりも下回ったのであれば、投稿してから一週間後とかに再度告知をしてみましょう。
 次は1,000再生。ここが一つ目のハードルになるかもしれません。ですが、こう考えてみましょう。「次も同等のものを作れば1,000は行けるかも」と。もし2本目もクリアできたら、あなたは合計2,000再生の動画ホルダーとなります。
 その次は5,000。恐らくこれが一番大きなハードルでしょう。これは数を熟すしかありません。何本か出して、このハードルに届かないのであれば、今まで出した動画で伸びた動画と伸びなかった動画の差、その理由を自問自答してみましょう。これは他人の意見を聞くのではなく、自身に問うた方が良いです。(他人の評価は数字として既に現れてるので)

 ここまで来たら1万再生も夢ではなくなり、現実的な目標になり得ます。
 ニコニコが落ち目でプレミアユーザーが減少していると言われてはいるものの、視聴者全てが居なくなった訳でもなく、日に50~100本もMMD動画が上がっているので同好の士は居る訳です。
 動画を作って発表し、仲間を見つけ、目標をクリアしていく。
 そうやって続ける事こそが、力の源です

 MMDをこれから始める人が、よく冗談で言われる事があります。
「まずは服を脱ぎましょう」
 これから貴方が作る動画は趣味全開のものです。つまり裸です。
 一気に全裸になる必要はありませんが、動画を作りながら服を脱いでいきましょう。

 色々と開放される筈です。


「まずは(心の殻という)服を脱ぎましょう」


 ご意見、ご感想をお待ちしております。


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他4件のコメントを表示
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>>4
これは少々返信としては的外れなのを自覚しつつ、他の方の目にも留まる事を前提として記します。
技術が無い事は問題になりませんし、特に最初は皆そうです。学ぶかどうかもその人の選択次第。
ですが、ほんの一瞬、1フレームでも良いのでこだわりポイントを作る事で、作品の評価がガラっと変わる事は多いにあります。
夜中のテンションMAX状態で作ってて「いやこれ俺天才だろ!?」と思うような事自体が大事ですし、翌朝みてヘコんでも、それは学ぶ一歩を踏み出したとも言える時です。
繰り返す事で自然と洗練されていくでしょう。
洗練されるのは、ニッチでマニアックな部分かもしれませんが……w
9ヶ月前
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こんばんは、mmd始めて一年以上たち目標の100本をクリアしてこのごろ考えるのは、これってなんの為にやってるの?という疑問がでてきましたね。楽しいからいいんだよと自分に言い聞かせながらもやのようなものが残る。本当は自分は何がしたいのだろう?令和になって考える時が来たのかな?という気がします。
9ヶ月前
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かんなさんこんばんわ。布袋ミクPです。
たまたま目について、たまたま読ませて頂きました、
昔から尊敬するかんなさんのお話、とても面白かったです。

最初はDTMをやっていて、PVが作りたくてMMDに触ってみましたが、段々MMD自体にのめり込んでいって、
誰もやってなかった布袋寅泰のPV再現をやったら少しだけ知って頂けましたが、
私のモチベーションは当時はまさしく目指せ千、五千、一万、そして殿堂入り(10万再生)でした。

いろんな場でずっと目標は殿堂入り(10万再生)、MMD杯受賞とか言ってきましたが、どちらも達成できていません。
そのうちに仕事も生活も忙しくなり、MMDで動画を作ることに飽きてきたというか、
時間がかかり過ぎて他にやることが増えていき、そのうち静止画しか作らない腑抜けたMMDerになっていきましたが、
MMDには今でもとっても感謝しているし、今でも好きです。

にゃっぽんやツイッターで、MMDを通して沢山の知り合い、友達が出来ました。

MMDに触っていなかったら、こんなにネット上で幸せな人生は送れて無かったでしょう。
インターネット上でのほてみく(布袋ミクP)という存在や活動が、実際の生活にも多大な影響を及ぼしています。

余談ですが、昔、ふらっと立ち寄ったアニメイトで、隣に居合わせた男子高校生2人が
「おい、布袋ミクPの新作観た?」「おお、あの人の布袋愛、ぱねえよな」
と言っていたのを隣で聞いた衝撃は今でも忘れませんw

仕事や遊びで知り合った人にMMDの話をしたら布袋ミクPの作った作品を知ってて、仲良くなったなんて今まで何度あったことか。
ネット上や、オフ会で知り合ったMMDerさんと数えきれない素敵な思い出や絆ができたり。

結局、MMDというツールで作品を作ることは、実際の人生にもプラスに成り得る、そう思う次第です。
私のような大したこと無いMMDerでも、こんなに楽しかったのだから、
今からでも興味ある人にはやってもらいたいなあ、静止画でいいからw・・・・とか思います。

長文失礼しました。
9ヶ月前
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>>6
何かに迷いが出た時、お薦めするのが2つの方法です。
・一旦離れてまったく別の事をやる
・とにかく手を動かす。投稿を前提とせずMMDを立ち上げて何かをやる
この2つです。
1つ目はあれですね。離れて分かる良さ、というのを見つける方法です。
2つ目は誰に見せるものでもなく、ひたすら作業し続ける(もしくは研究してみる)という方法です。今まで作業していて、ついつい手を抜いてしまっていた部分や面倒に思っていた部分の改善や、あの人(作品)の真似をやってみよう、という趣旨でやると良いかもです。
9ヶ月前
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>>7
何かを創る事で誰かと繋がるというのは、インターネットの醍醐味そのものでしょう。
MMDはまだコミュニティが小さかった頃は、MMDユーザーが集まりやすい環境がありましたが、今はそういうのが少ないのが残念なところです。それでも、ジャンルやクラスタで分かれていた方が盛り上がる部分も多いので、どちらも良いとは考えてます。
私も引きこもり体質ですしMMDやり始めた時は、他ユーザーと顔を会わせる事もなく淡々とした付き合いになるのかなと思いきや、オフやイベントを通じて様々な人との繋がりができましたし、10年以上経った今でもその繋がりが続いてます。
ですがこれも、居住地や移動経費の問題で実現が難しい人が多いのも事実ですし、こればかりは個人で動いてても緩和できる問題ではない事を把握しています。
それでも布袋ミクPのように、物理的距離を超えて、こうして話しかけてくれる事は大切に思ってます。

何かを創るのであれば、自分を低く見積もってはなりません。何をもって自信とするかは難しいですが、それでも創ってる最中の自分は、創造主そのものです。
なので、それこそ静止画でもいいので、過去形にしないでくださいです~
9ヶ月前
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こんばんは お久しぶりです かんなさん カブッPです。
久方ぶりに見てみれば、かんなさんが語っていたものでつい

私も古参に入るとは思うのですが 
昔も今も MMDで作品を上げていくユーザーの歩いている道ってのには変わりわないのかなと思います。

確かにVerが上がり楽になったところもあります、素晴らしいエフェクトもある
ですが、それを使いこなすには
旧verで一つ表現するためいくつも重ね合わせ 
手間をかけていた時間と労力と大差ない気がします (私がソフト側を使いこなせていないせいかもしれませんが)
好きな表現を作り上げ 表したい 見てもらいたい 
今も昔も 変わらないことですものね。 
ちなみに、モデラーの場合は(私だけかな?)再生数よりコメントが増えたほうが嬉しいことが多いと思います。

私は距離的な問題と、仕事の関係で オフには一度も参加したことはありません。
他ユーザーも2人ほどとしか会って話したことはありません。
ですが、何度かその他複数の方々と 作品をご一緒させていただいた事は
私的もそうですが、仕事上でもその際の相手の対応や チャットなどでの会話など
参考になることが多々ありました。

合作の際 私はほぼ最初は断ります
そのご、断られて直ぐに チャットや会話などからけられる場合もありますが(当然ですね)
いくらかでも、話すことが出来 その際に用意できる雛形がある場合 お受けしていました。
仕事と違う この点をしっかり持って 合作に挑まなければ 潰れてしまうことにもなりませんからね

新しく挑戦している人たちには
自分の最大限で表現できるという 合作は出来るだけ受けない方が
その後 少しでも長く 自分の作品を作っていけるコツになるかなと思います。
合作で無理をすると なぜかその後作っていくのが途端に嫌になってしまい 
辞めていく人が多いような気がします。

MMDというツールは その他のツールと合わせた使い方を 教えるのにとてもあっていて
私は時折預かる学生の指導の際は いまだに使用させていただいていますから
感謝しかありませんね、シンプルで とっつきやすい、
何よりも教えやすのが 助かりますね

長文となってしまいました
いまだに、私の作品を使用してくださる方々の作品を見ると 感涙です

では かんなさん 中身のない分となりましたが 
久方ぶりに文章ですが やり取り出来て楽しかったです
それでは失礼いたします。
9ヶ月前
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>>10
ご無沙汰しております。カブッPはコラボなどを通じて私の悪い所も知っている数少ない人の一人です。
それだけに、私の中では大切な人ですよ。
MMDを含めた様々な環境が大きく変わり続けていますが、MMDでの活動それ自体は昔から変わりなく同じであるというのは、すごく同意できる事です。

コラボについてはMMD杯のようなイベントがあると特に活発化しますが、同人ショートアニメを作るのと同じで難しいものだと自分の体験含めて感じています。きちんとチームとして運営できないと成功どころか完成にたどり着くのも大変です。想いや勢いだけでは難しいです。
ただ面白いのは、MMDの場合は日常的にミニコラボになっているという所でしょうか。
誰かが作ったものを使って、他の誰かが作品に仕上げる。この流れが顕著化したのはMMDならでは、ではないでしょうか。
何故これが成立するのかというと、実際にコラボした時に出やすいお互いの不満不平ややりたい事の相違などが表に出てしまう、というのが無いからでしょう。
これはMMDが取り巻く環境の中で、昔から面白いなと思っている部分です。
アセットとかでも良いのですが、そうなるとややドライな関係になってしまいますからね。

なので仰る通り、そういったゆるいコラボ状態を活用しつつ、手が届かない部分を自分で学ぶか聞いてみる、そういう所からコミュニケーションを取っていけば、いずれは「手伝うよ」と言ってくれる人が現れるかもしれません。
それまでは、作品創りを含めて人との関係も練り上げて行くと良いでしょうね。

ところでカブッP
あなたの作る作品は「誰がそこまでやれといった」状態の予想を遥か上を行ってるものが多いので、使いこなせませんw

最後に私伝となりますが、SkypeやDiscordではお気軽にお声掛け下さいです。世間話でもいいですよ~
9ヶ月前
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ハッ!!Σ(・ω・ノ)ノ!

パンツ脱げるもん!て言っておきながら、
脱ぐっどころか見せもしない動画つくってました・・・(;^_^A
9ヶ月前
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10年を節目に古参回顧録、みたいな、古きを知る古参が今を見て昔と比較しつつ時代の変遷を語り合う寄せ書き的なもんがあったら新旧互いに着目できるんじゃねえのかしらー。とか思いましたまる。

転居して1000km以上の距離になったから大阪ご無沙汰だわ。道頓堀のたこ焼き食べたいよぅ。
9ヶ月前
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>>13
寄せ書き編纂して、noteにでも出してみようかしらねぇ
記憶がおぼろげになるのを避ける為にも、書き記しておきたいけど。
そういう企画、やってみます?w

噂はちらほら聞いてます。機会があったら、またじっくりと話したいねぇ。
昔話も含め。
9ヶ月前
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