• UnityとかUniVRMって何?というVRoid Studio使いさんへ

    2019-02-17 11:31
    VRoid Studioを使っていて、あれこれ調べものをするとUnityVRMという言葉を聞くことがあると思います。

    1.VRoid StudioではVRM形式のキャラモデルを作れる
    2.VRM形式のキャラモデルをUnityというのに読み込むと何やら便利らしい

    [Unityって何]
    いわゆるゲームエンジンという奴でゲームを作るのに便利な機能をあれこれと使える土台です。Pokemon GO作るのにも使われています。

    [VRMって何]
    3Dのキャラモデルの共通フォーマットです。
    Unityに組込んで作成する仕組み(UniVRM)が用意されているため、事実上、Unityを使ったアプリやUnityそのもので3Dのキャラモデルを共通的に使えるようにという感じです。
    VRMの使えるアプリの中にVRoid Studioもあります。

    [UniVRMって何]
    Unity上でVRM形式のキャラモデルをあれこれ操作するための追加機能です。
    VRoid Studio使いからすると、Unityに組み込むことでVRMをUnityで読み書き出来るようになる追加機能です。

    3.Unity上で何が出来るかというとキャラの各種パラメーターの調整できます
    4.Unity上であれこれとキャラに追加できます(この記事では説明しません)

    [下準備]
    ・Unityのインストール
    ・Unityでプロジェクト作成
    ・そのプロジェクトにUniVRMを組み込み
    (UniVRMのカスタムパッケージをダウンロードしておく)

    [実作業]
    ・Unityで上で準備したプロジェクトを開く
    ・弄りたいVRMファイルをUnityのProjectウィンドウにドラッグアンドドロップ
    (ここでしばらくPCが頑張る時間かかります)
    ・Unityに読み込んだキャラをシーンに配置
    ・シーンに配置したキャラをあれこれ調整
    ・シーンに配置したキャラをUniVRMでエクスポート

    で、ここで出てくるカタカタ語が分かるぐらいの操作方法はどこかで習得してください。
    こちらとか。
    こちらの#10ぐらいまでとか。
    C#とかは勉強しない範囲でも色々と出来ますので、その話になる前ぐらいまで。

    [実例]
    1.Unityを起動して新しいプロジェクトを作成



    しばらくUnityが頑張ってうんうん動いた後に、こんな編集画面になります。


    2.UniVRMの組み込み
    上に並んだメニューから[Asset]->[Import Package] ->[Custom Package]を選んで、
    ダウンロードしておいたUniVRMの.unitypackageファイルを選ぶ。
    そうすると

    というウインドウが出てくるので、ここでImportを選ぶ。
    またUnityがちょろちょろと動いて、編集画面のメニューにVRM、プロジェクトウィンドウにVRMが増えたら


    Unityで作った新しいプロジェクトへのUniVRMの組み込み成功。
    この例ではVRMyouというプロジェクトにUniVRMが組み込まれました。
    UniVRMの組み込みはプロジェクトに対してでUnity全体に対してではありません。
    なもんで、ガチャガチャ弄ってもプロジェクトを作り直せばいいじゃんという気持ちであれこれ弄ってみてください。

    3.キャラクター(VRMファイル)の読み込み
    ここまでの下準備が出来ていて、Unityの基本操作も出来れば後は簡単です。
    VRoid Studioで作ったキャラのVRMファイル(この例では私が作成中の九条林檎)をプロジェクトウィンドウにドラッグアンドドロップすれば、
    BlendShapes、Materials、Meshes、Texturesのフォルダーが自動で作られ(この例では、九条林檎.がフォルダー名の前に付く)、Unity上での操作の基本となるprefabも作られます。


    4.少し表情を和らげてみる

    VRMの中身を見ると、共通のフィルフォーマットに加え、VRMと名前のつく便利なコンポーネントの集まりという感じです。
    表情はポリゴン数の多くないキャラモデルでは多くの場合BlendShape(モーフイングなど呼び方はいろいろ)で変形を設定し、それを選ぶことで実現します。
    VRMでは共通の名前と作成したキャラモデルのBlendShapeを
    VRMBlendShapeProxyというコンポーネントで対応付け出来ます。
    標準ではNEUTRAL、A、 I、 U、E、O、Blink、Blink_L、Blink_R、Joy、Angry、Sorrow、 Funなどの名前が用意されていて、これにキャラモデル作成で作られたBlendShapeを割り当てることで、VRM形式のキャラモデルを使う側はその名前で操作すれば良く、
    個々のキャラモデル作成時のBlendShapeの名前を知る必要がなくなります。
    VRM LiveViewerとかのVRM対応アプリを作る時はAのBlendShapeを弄ればそれをこのコンポーネントが橋渡しして元のキャラモデルで「あ」の口の動きに設定されたBlendShapeを動かすという仕組みです。
    UnityにVRM形式のキャラモデルを読み込んだら、そこから自動で作られたキャラのprefabを、シーンに配置し、その配置したモノ(Unityの用語ではGame Onject?)を選ぶと、
    右側のInspectorウィンドウに各種情報が表示されるので、それを操作できます。



    今回は、VRM Blend Shape Proxyの設定を変更するため、上図のようにクリック。
    そうするとInspectorウィンドウが変わります。

    今回はここでJOYを選んで、その下のFaceを選ぶと、このモデルではJOYが、Face.M_F00_000_Fcl_ALL_Joyを100に割り当てられているので、


    これを50にすればJOY(喜び)の表情が控えめになります。

    5.VRM形式へのエクスポート
    そうやってパラメーターを操作した後に、ハイアラーキーでキャラを選び、メニューの[VRM]からUniVRM(今回はUniVRM-0.51.0でした)を選び、[Export humanoid]を選ぶと、



    こんなウィンドウが出てくるのでエクスポートを選び、ファイル名を決めれば(元の名前とは変えた方が無難です)VRoid Studioで作ったVRM形式のキャラモデルの改造終了です。
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  • VRoid Studioで「おむすびちゃん」を作る(アクセサリーをBlenderで作って追加編)

    2019-01-09 10:44
    全体的な流れを描きます。

    [前準備]
    1.BlenderにVRM Importerを組込む
    2.UnityにUniVRMを組み込んだプロジェクトを用意する

    [実作業]
    3.VRoid StudioからVRMでキャラモデルをExport
    4.BlenderにVRMのキャラモデルをImport
    5.現時点ではなぜか横向きになるので前向きにBlender上で調整
    6.そのBlender上のキャラモデルに合わせて帽子などを作成
    7.Blenderから.obj形式で帽子などのアクセサリをExport
    8.UnityにVRMモデルを読み込む
    9.UnityにBlenderで作ったアクセサリーなどを読み込む
    10.Unity上でVRMモデルのアクセサリーが追従するボーンの下にアクセサリーを割り当てる
    11.アクセサリー追加したキャラモデルをUnityからVRM形式で出力

    するとこんな感じに帽子とか襟とか付けられます。



  • VRoid Studioで「おむすびちゃん」を作る(装飾的な髪の追加編)

    2019-01-09 10:28
    おむすびちゃんのキャラデザインのポイントはフワフワした髪とそこについた結び目と思われるので、装飾的なフワフワとした髪も追加する必要があります。
    結び目はVRoid Studio上で付けられないことはない(ほとんど透過で結び目だけ描いたテクスチャーを髪のように設定してとか)のですがたいへんそうなのでパスして、
    フワフワした髪を追加します。

    いわゆるアホ毛とか装飾的な髪を作る時は、手描きガイドのガイドの形をその髪の形に合わせて大胆に変形させるのがポイントです。





    ガイドでかたちを大筋つくっちゃってから髪を描きます。


    一発では上手くいかないので、緑色の点をいじってガイドの変更をやったり、水色の点を弄って髪の流れを変えたりします。
    調整しやすいように後ろ髪を非表示にして色を変えてこんな感じにできました。


    片方がイイ感じに調整できたら、複製して反転します。


    後ろ髪の非表示を元に戻すと、


    こんな感じです。
    こういった複雑な形状の髪も揺れもの設定でちゃんと揺れて動いてくれます。
    VRoid Studioって超便利ですね。