読書中の現象(詩)
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読書中の現象(詩)

2015-03-18 17:49

    読書中・・・

    僕は目の前の文字を読むのに必死

    目の前の文章を理解するのに必死

    頭のワーキングメモリを鍛えるのに必死

    無意識は文脈を読み

    意識は文字を目で追うのみ

    だから意識は、後にやってくる文章には

    全くの無警戒





    意識はどんな言葉が来るかはいざ知らず

    無意識だけが非言語な情報としてそれを知る

    意識は無意識の集めたその情報を頼りに予想する

    しかし大抵は目の前の文章に必死なため

    予想する余裕はあまりない

    結局、僕はどんな言葉が来るか

    半分ドキドキしながら待ち構える

    でも変な期待は意識して捨てている





    僕たちは意識あるゆえにこのような狭窄状態に陥る

    しかし時には類推によって視野を広げることができる

    視野が広がれば予想はしやすい

    しかし、いつまでも広く保てるわけではない

    読書についても、いつまでも速読しながら理解できるわけではない

    必要なときに広くする

    それが重要なのである





    この必要なときに広げられる能力こそ

    「今」を生きたい人が

    「今」に生きている人が

    持つべき資格である


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