先日の話です。
4月1日エイプリルフールに「嘘かホントか分からない事を言う」みたいなハッシュタグで「ダイエットするぞ」とツイートをしたんですが、その翌日に吉野家に牛丼テイクアウトのために自転車を飛ばしていた時の事です。
今だとテイクアウトで15%オフだし、Tポイントも300円(税別)以上で80P加算されるし、
これはお得でしかないよね?
仕方がないよね??
と頭の中は牛丼でいっぱいでした。
それが朝8時過ぎの事でしたが、9時開店前のドラッグストアの店舗の前に行列が出来ていました。
約30人くらい
目当てはマスクだと思います。
こんなに困っている人がいるのだと思いましたが、同時に私の現状であれば、可能な限り並びたくないなぁとも思いました。
私自身はマスクの在庫がまだ残っているので「マスクが無い」という状況には陥っていませんが、何とかマスクを手に入れたいと考えるのであれば、行列に並ばざるを得ない事になってしまう状況でもあると思います。
ただ、並ぶ事によりすぐの前後に不特定の人がいる事にもなるので、そこでの感染リスクも考えてしまうんですよね。
自分を守る道具を手に入れるために死地に赴くのか?
危ないと分かっていても立ち向かわないといけないという状況。
RPGっぽくね?
って思ってしまいます(ゲーム脳)
(静かな)戦いが毎日繰り広げられているのかと、かなりの衝撃を受けました。
このような行列を最初に見たのは、約1カ月前くらいに10時開店の別の駅前のドラッグストアの前に5~6人が並んでいるという姿だったので驚きましたし、牛丼片手に帰っている時には、さらに20人くらい人が増えていました。
ただ、不思議に思うのが、
「こんな人数が並んでいて、並んでいる全員が購入出来る程、毎日のようにマスクは入荷してるの??」
という疑問です。
これだけ全国的にマスクが不足している状況です。
国内では一週間でだいたい7000万枚前後だと思います(少し前のデータの記憶なので違ったらごめんね)。
そうしたら1日1000万枚で、優先的にしないといけない医療関係・介護関係他に配った残りが市販に回るわけです。
優先にした部分が仮に400万枚として、残りが600万枚
50個入りの製品なら12万箱となり、全国の小売店に配送されると考えます。
平均的に配送されるとしたら、せいぜい5箱あるかどうかという感じではなかろうか?と感じます。
私は以前ドラッグストアで勤務していましたが、その中でも、当然入荷量に差が生まれます。
売り上げ規模が大きければ多くの商品を、小さければ少ない商品が、本部によって決められ各店舗に配られる訳です。
来客人数が多い(売り上げ規模が多い)ならチャンスロスを防ぐためにも商品を多く置いておいた方がいいですし、来客人数が少ない(売上規模が小さい)なら商品仕入は少なくて済みます。
今回のようなマスクも、店舗に平等にではなく、売り上げ規模が大きかったり立地条件であったり、客数の割合によって配荷量が変化するのではないかと考える訳です。
ただ、ここら辺は企業ごとにアプローチは変わると思うので、上記のようにするか一律量を配るか(考えないで良いので楽)は、どうなるか分からないです。
恐らくですが、店舗で発注は制限がかかっていると思います。
発注してもそれだけの個数が当然のように入る訳が無いですし何かしらの規制は行われていると感じます。
私が勤務していた所では、こういう入荷が困難なものに関しては、本部が手配するから店舗で発注するなと言われていました。
発注しても欠品となります。
ここで問題なのが、発注と欠品でデータを本部は集めていたんです。
発注量に対して欠品数量がどれくらいあるかで、何かしらの交渉の材料につかったり指導に当たったりしているデータだったため、正常な流通が確保できてない時にそれをすると、正確なデータが取れない事になります。
本部でもそういったデータの修正作業というのが行われていたと思うのですが、その手間も生まれてしまうため、そら本部は
「店舗で勝手に発注するんじゃねぇよ!」
となるんですよね。
あくまでも私が勤務していた会社での話ですし、憶測たっぷりの内容です。
次は店頭での在庫の取り扱いで、ツイッターに上がっている内容のものがあったので、それに触れたいですがこのままだともっと長くなるです。
後編に続く!