私は過去に飲食でバイトだったり正社員として働いたりしていました。
味はともかく、料理を作る事自体は好きで、実家に住んでいた時もタイミングが合えば料理を作ってもそもそと食べていました。
当時、良く作ったのは焼飯、次いでパスタにソースをかけて食うとか、なんちゃってペペロンチーノを作ったりしてました。
あとはニンニクをつぶ状のまま焼いて、ホクホクしたのを食べたりとか、玉子焼きを作ったりとか、簡単なものを作ってました。
ペペロンチーノを作って、あれ?味がしねーな・・・と思ってたら、塩を入れ忘れていたとかもありますよ。
最初は誰でもそうです。
失敗を繰り返して、学んでいくものです。
それはともかく。
そんな時代を経つつの、私は栄養士の専門学校へと通う事になりました。
そこでは基本的な部分から学んでいく事になり、手に持った感じで野菜がどれくらいの重量があるのかとかを実際にやってみたり、鰹節からの一番だし・二番だしの取り方を学んだりしていました。
仕事をしていた時は「パックだし」とか専用の調味料とかを規定量使えばいいという感じだったので、出汁のとり方をイチからやるという事はとても新鮮でしたね。
そんな授業から興味を持って、
「出汁を水からとったらどうなるんだろう」
と思うようになりました。
鰹節もそうですが、いりこ・昆布・しいたけといった感じで、煮だすのは当然おいしいとして、水につけた状態から煮だすとどう違うのだろうか?という実験をしてみました。
結構好きなんですよね。こんな実験というか検証というか。
水出しコーヒーとか、水出しのお茶とかも、結構おいしいという話を聞くので、ワクワクしながら色々試していました。
いりこから出汁をとって、そのまま煮出して塩と醤油を加えて飲むと、優しいスープって感じで結構いけるんですよね。
他にも昆布でもかつおでも同じようにして美味しくいただいてたんですが、しいたけで試した事の時の話です。
しいたけには日本産と値段が半分以下(?)の安価な中国産があります。
当時の私はその違いがよく分かっておらず、
「別に安いのでいいや~、今まで中国産のを炒め物で使ったりしていたし~」
という感じで中国産のホールタイプ(スライスしてないやつ)を購入し、いつものように水に付け込みました。
で、1日か2日経過後、これまでのように鍋に移して火を通していきました。
これも塩と醤油をひとたらしし、口にしました。
何か違和感を感じました。
数分後、舌というか、口の中がビリビリとしてきました。
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理解が出来ませんでした。
勿体ないからという事もあったのですが、そのまま飲み続けていたんですけど、ビリビリが気になり過ぎる事と、次第に気分も悪くなって来始めたんですよね。
嫌な予感が強くなってきました。
中国産というと、農薬やら何やらを大量に使っているというイメージを持っていました。
「それか?」
そう思ってしまうと、もう用済みです。
口の中をうがいですすぎ、煮込んでいたしいたけや出汁も流しに捨て、まだ残っていた乾燥状態のしいたけも処分しました。
それ以降、ちょっとトラウマになりそうな感じで、しいたけを目にするとそのしびれが口の中で生まれそうな感覚が蘇ってしまうのですよ。
出汁への興味もさっぱりとなったキッカケでしたね。
味付けには使ってますよ?
化学調味料と呼ばれるような顆粒だしも使ったりしています。
ただ、しいたけに関しては、ちょっと距離を置いている状態で、使うのであれば国産かどうかを確認するようになりました。
そこまで神経質にならなくてもいいのかなと思うんですけどね。
皆さんも、「椎茸でだしを取る際」は、国産のものを選んだ方が間違いないと思いますので、ご参考にされてくださいませ。
あくまでも「私は」という個人的な感想なので、気にならない人は問題無いのかもしれないです。