【ネタバレ】十三機兵防衛圏 考察:物語の世界【2019年11月20日加筆・修正】
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【ネタバレ】十三機兵防衛圏 考察:物語の世界【2019年11月20日加筆・修正】

2019-11-19 22:28

    鞍部十郎の考察(?)に引き続いて、ガンガンネタバレをしながら、十三機兵防衛圏をあますことなく楽しんでいこうと思います。
    今回は、物語の世界についてです。ネタバレ全開です。あと、プロローグ版で言及されたこと(本編で変更されるおそれあり)も含めて、考察の具材にしていこうと思います。
    今回はいつにもまして長く、妄想を垂れ流しています。ご注意下さい。






    物語の世界はどうなっているのか?


    私の想像ではありますが、

    パラレルワールド(どこかの並行世界)、正史の世界がごちゃ混ぜになってループしている。

    正史が無限ループしている世界。

    そもそも正史は怪獣に襲来されていない、架空の世界(再現された世界)がループ状態にある。

    という考えです。
    いずれにせよ、このゲームの世界は複雑に絡み合っていることは間違いないと思います。

    では、ここで思うのがじゃあループしている世界ってどこ、正史って何、パラレルワールドとかの根拠はどこからきているのかということです。
    これに関しては、公式サイトの映像(「真実への鍵編」)に、紹介映像に紛れた形で「ループする世界」という一言があります。
    この時点で、どこかの世界戦は「ループ」している状態であることが確定します。
    それがより分かりやすいのが、鞍部十郎編です。

    鞍部十郎は、ゲーム内で最近、変な夢を見るといった発言をしています(これは、一部の登場人物も同じ様な発言があります)。
    そして、物語を進めていくと、イベントアーカイブ「アクム」の画面最初に「一周前 2065年」という表記が出てくるのです。

    この台詞の時点で、「ループでは?」と私も最初は疑いました。しかし、登場人物が現れた時系列をまとめたとき、明らかに矛盾する点が存在するのです。
    特にその矛盾がよく分かるのが、鞍部十郎もとい和泉十郎の時系列(時間軸)ですがそれは後程。

    では、最初に挙げた3つの項目について考察していこうと思います。
    今回は、プロローグ版と体験版の内容をがっつりと踏まえたうえで考察します(ただし、両者の内容は細部が異なる場合がある)。
    今回は、正史を「1985年」と仮定して考察していこうと思います。




    パラレルワールド(どこかの並行世界)、正史の世界がごちゃ混ぜになってループしている。

    想像のなかでは一番、可能性が低いものではあります。というのも、物語の最初に年代と場所の表記がされているので、まず世界がごちゃごちゃになっているとは考えにくいと思います。
    ただし、普通にプレイしていると整理がつきにくくなるので、そう考える可能性は否定できません。

    正史(1985年)がループしていない世界であるという可能性も捨てきれませんが、公式の動画上でループという単語が登場している以上、ループしていない世界はないと考えるのがいいと私は思います。

    唯一、ループのない世界として考えられるのは、怪獣を倒して平和になった世界かそもそも怪獣がいない世界のどちらかだと思います。
    可能性の候補として上げられそうなのは、三浦慶太郎編で登場する本人(三浦慶太郎)と南奈津乃が存在する「2187年」です。また、プロローグ版で触れられてた「2188年」です。
    あとは、鞍部十郎が夢で見た「2065年(1周前)」になると思います。

    いずれにしても、年代が異なるとは言え、ごちゃまぜの状態でループしている可能性は低いと思います。
    その理由は、プロローグ版の「郷登蓮也編」で「ゲートは決まった時空しか行き来出来ない」と書かれており、「決まった時空」という言葉からこの物語の世界でループしている時空は固定されている可能性ですが、時空軸が歪んでしまったという想像もできなくはないですが、そこは根拠が乏しいですね……。
     

    正史が無限ループしている世界。

    要は1985年を基軸に世界がループしているということです。
    そうなると他の年代は? という疑問が生まれますが、体験版(+プロローグ版)で追加される三浦慶太郎編をプレイすると、三浦慶太郎が1945年からタイムスリップしてきたことが分かります。
    そこから、1985年という時代を中心に縦に時間が形成されているのではと考えました(私は、SFの理論とかは全くの素人です)。

    1944年→1945年→1985年……といった具合で世界がループし、失敗すればまた1985年に戻される、簡単に言えば、リゼロの「死に戻り」のようなものをこの世界が行っているという予想です。
    しかし、そうなると問題としてはそれ以外の年代はどうなるのということです。

    特に、2188年と2187年です。
    この二つはプロローグ版「郷登蓮也」の途中と体験版「三浦慶太郎」の序盤で明らかになった年代です。
    この両者の物語に登場した年代の大きな特徴は、「文明が存在する」ということです。当たり前のように思いますが、この物語の時代の多くは怪獣によって崩壊した状態もしくは襲来された状態で登場しています。

    プロローグ版と体験版でまとめるとこんな感じになります。
    ・1945年:空襲と同時期に怪獣が襲来
    ・1985年:明日葉市に怪獣が襲来、避難命令
    ・2025年:「和泉十郎」がやってきた2024年の翌年に襲来し、崩壊
    ・2064年(プロローグ版のみ):怪獣が襲来し防衛が失敗に終わっている

    つまり、この状態になった世界は少なくとも世界が平和になった世界に繋がるとは言い難い状況になります。特に、防衛に失敗した描写のある2064年と2025年が存在した世界線は絶望的ともいえます。
    ところが、2187年とプロローグ版に登場した2188年は、少なくともその世界は怪獣の襲来から逃れたあるいは防衛に成功した、「ループする必要のなかった世界」=並行世界(パラレルワールド)であると考えられます。

    では、正史が無限ループに陥っているのはなぜか? それは、誰かがこの世界を存続させたい、あるいは存続させなければならない明確な理由があるからだと思います。
    例えば、薬師寺恵和泉十郎を取り戻したいという願いからしっぽという猫の使命を引き継いでいます。彼女にとって和泉十郎は大切だったようで、記憶のない鞍部十郎の自宅に居候するレベルで好きだったようです。

    もしくは、第三者(この場合、私はしっぽか沖野司)が介入して自分の理にかなった世界になるようコントロールしたいと考えているかです。
    ただし、沖野司に関してはプロローグ版で郷登蓮也と行動を共にしていたシーンもあるので、一概に敵サイドとは言い難いのが現状です。
    しっぽに関しては、自分から「滅んだ異世界からやって来た」と言っているので、間違いなく世界崩壊を阻止したい側に近いか思惑は別なのかもしれません。
    少なくとも、このループする世界には何らかの思惑が複雑に絡み合っている可能性は否定できません。



    そもそも正史は怪獣に襲来されていない、架空の世界(再現された世界)がループ状態にある。

    これは、体験版とプロローグ版で登場した「薬品」にあります。東雲諒子という女性は薬を常に服用していることがプロローグ版で明らかになっています。
    さらに、関ケ原瑛編の序盤では彼が着用するポケットから「経口NM:C0204」という薬が登場し、プロローグ版では2188年にナノマシンの技術が進歩していることが明かされます。

    つまり、そもそも登場人物が登場する世界は何かしら細工されているかSAOような技術で疑似体験をしている可能性があるということです。
    それを象徴するのが、鞍部十郎編で登場する柴久太です。
    彼は、鞍部十郎編のラストで誤って機兵を転送させた(出現させた)十郎に「何やってんだよ」や「戻せ」といった言葉を投げかけ、しまいには十郎の意識を落とします。
    この時点で、柴君は相当怪しいですが、例えば柴君が十郎が親しみやすい友人像をモデルに作られたアバターで中身は全くの別人が演じているとなると話は変わります。

    実は時代移動に大きく関係する人間がいます。現状では、関ケ原瑛郷登蓮也沖野司が分かる範囲であげられます。他には猫のしっぽが挙がりますが、彼は異世界から来たという発言から元の中身は人間で事故で動物の姿に変わった、変えるしかなかったことが推測できますので一旦、除けます。

    そこからさらにプロローグ版の郷登蓮也編で発覚するのが、2188年の時代はナノマシンを
    使って「生まれ変わり」をすることができるというものです。これは、ナノマシンを介してシナプスに記憶情報の書き込みをする記録操作のことを指すのですが、これを使えば自分の記憶を別人に成り済ますことが可能になります。

    ただし、これをするには記憶を移す器が必要になります。Fateでいうところの英霊を召喚するために必要な触媒といったところです。
    実はこれを用意した人物がいます。プロローグ版のみの情報ですが、森村千尋(咲良高校の養護教諭)です。これに関しては、別記事を執筆して詳しく触れたいと思います。

    つまり、誰かが未来の技術を使って登場人物たちを無限ループの世界に追いやって、いずれ来る戦いに備えさせているということです。
    2188年まで続いている世界が正史とするのであれば可能性はあります。
    ただし、その技術が存在する2100年代が本当に怪獣に襲撃されず存続しているという明確な根拠が現状、見つかっていないのがこの説の弱いところです。

    しかし、この世界が公式サイトにある動画内で「ループする世界」と明言された以上、何某かの理由で永遠と怪獣を倒した先の未来を築くために登場人物たちが犠牲になっていることを考えると、恐ろしいものではあります。
    今回の考察はここまでですが、実はこの物語のループをぶち壊すものもキチンと存在しますが、そのせいで物語がどの時間軸が正史でパラレルワールドが分からないのが現状です。



    「イージス作戦」

    そして、これがそのループ説を壊す存在。「イージス作戦」と呼ばれるものです。これは、体験版のチュートリアルではっきりと名前が出ています。
    戦艦のイージスから捩ったものでしょうか?
    どういうものかと言うと、地下に埋まっているコンピューターの中枢をハッキングしてターミナルの自己防衛機能を強制起動させて怪獣を消滅させるというシステムです。
    普通にプレイしていたころは、すごい便利な機能程度に思っていましたが、実は鞍部十郎はついに発動するのかといった発言をプレイ上でさらっとしています。
    最初は、私はなんで浮かない顔をしているのだろうと考えましたが、物語を読み解いていくとある事実があります。

    それは、プロローグ版のセーブデータを読み込んだ状態の体験版で登場する関ケ原瑛のストーリー【イージス・システム】クリア後のミステリーファイル「イージス作戦」の一部に、こんな記述があります。

    「イージスシステムが起動すると、タイムマシンが使用できなくなり、やり直しができなくなる。廃墟となった世界で生活することになるが、寿命が尽きるまで生き続けることが出来る。」

    このシステムを起動する所為でループ説が一気にこじれました。
    なんなら、1周前の2065年の時点でややこしかったのが、この作戦が起動した段階で、登場人物たちが防衛している明日葉市のある世界(仮に1985年)が何回も繰り返されている可能性があることになります。

    更に言うと、このシステムを起動する=ループの図式が崩壊するということは、ループしている状況を終わらせたい理由があるということになります。
    ですが、登場人物は機兵に搭乗して怪獣を倒すことが世界崩壊を止める手立てであることを信じています。それは、思惑が絡んでいるにせよ、どの登場人物たちにも言えることです。

    ただ、このシステム自体そもそも、1985年に存在することがまずおかしいのですが、この代物自体は体験版(プロローグ版セーブデータ読み込み)にある冬坂五百里のストーリーに彼女が見た夢として紹介されている、2104年の円盤の話があります。
    実はあの建物自体がイージスシステムの要だと考えています。

    実は、あのシステムというのは地下300Mの中枢のコンピューターをハッキングして怪獣を全滅させるというものなのですが、その300Mの存在が2104年(冬坂視点)で描かれています。
    ですが、このシステムというか円盤の発見が2104年の人間たちによってなされたと仮定すると、技術的には辻褄が合いそうなものですが、登場していた沖野司によって「宇宙人」という単語があることから、2104年に設計されたわけではなさそうです。

    しかし、このシステムがいつ頃、発動するとループができなくなると発覚したのかは、設計ともども分かりません。
    少なくとも、関ケ原瑛の【イージス・システム】にある2064年の時点でその作戦の根幹をなす物体の機能について知っている人間がいたことから、少なくとも2000年以降の時代の技術でその辺が解析されたとみるのが妥当かと思います。


    あとがき

    書ききったと思いましたが、まだまだ深堀する要素はたくさんあります。今日以降にあとどれだけ記事があげられることやら。
    発売したら、プレイは一旦おいて、記事の作成を優先したいところではあります。


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