【ネタバレ全開】十三機兵防衛圏 考察:冬坂五百里
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【ネタバレ全開】十三機兵防衛圏 考察:冬坂五百里

2019-11-21 01:35

    ふせったーみたいな機能あればいいのに、と思いながら、ブロマガのネタに消化している私です。発売まであと一週間。早いですな。巻き巻きでやっても間に合うかの?
    ということで、冬坂五百里です。彼女が実は重要人物の関わりが深いので、その人物についても掘り下げながら考察していきます。ネタバレ注意です。




    冬坂五百里

     「どこか憎めない普通の明るい女子高生。
     成績は平均すれば普通、教科ごとの出来不出来が激しい。
     最近は変な夢に悩まされ不眠が続いている。
     関ケ原に恋心を抱いている。」(公式サイトより引用)

    これだけ見るとなんか普通の女子高生ですけど、彼女も忘れてはならないのが機兵に乗れる人間であることです。五百里は、物語を進めるとわかりますが、登場人物と色々な関係性を持っています。(ネタバレがっつりいきます)

    ・鞍部十郎:クラスメイトで、自分の前の席。同じく変な夢を見る仲間
    ・網口愁:小学校4年生のとき同じクラスだった。同じく変な夢を見る仲間
    ・沢渡美和子:親友。小学校からの付き合い
    ・南奈津乃:隣のクラスにいる。小学校からの付き合い
    ・如月兎美:クラスメイト。友達

    体験版の時点だけでも結構な親密な関係にいる人間が多いです。ちなみに体験版では、寝不足のせいで休憩時間に保健室で仮眠をしているようです。どんだけ寝不足なのかよく分かりますね。そんな彼女の見る夢というか、彼女自身、体験版を進めていくと素性が分からなくなる場面がいくつかあります。

    彼女は鞍部十郎の夢にも登場しますが、大体が彼女が大人になった姿です(ゲーム内では「冬坂に似た」という表記)。
    しかし、彼女自身が見た夢ではなんと、登場する年代が2089年だったり、2104年だったりとかなり未来の時代に登場しています。しかも、彼女本人は地の文やゲーム内では別の人間の苗字で表記されています。「森村千尋」です。

    そう、森村千尋ーーゲーム内では「森村先生」として登場している咲良高校の養護教諭です。そう、彼女ーー冬坂五百里の存在って基本、1985年以外は一切、登場しません。公式サイトでは確かに紹介されているので、間違いなく存在はしていますが、それはあくまで「1985年」だけの話です。じゃあ、彼女って何者? ということになります。
    ここで、森村先生について解説していきます。




    森村千尋

    初出は、鞍部十郎編の保健室での登場です(これは、体験版とプロローグ版両方同じです)。
    その後、関ケ原瑛編で殺害された状態で登場します。ちなみにこの時に彼女の経歴が一部、分かります。それが、31歳で咲良高校養護教諭、敷島の兵器開発に関与する重要人物という書類です(彼女の書類と一緒に数字のメモも見つかりますが、これは割愛します)。

    他には、プロローグ版の郷登蓮也編の2025年では千尋として登場、似た人物に三浦慶太郎編に妹千尋がいます。そして、冬坂や鞍部の夢、それ以外の登場人物の回想に登場する「冬坂に似た」女性は、森村千尋です。
    そう、どの年代を通しても森村千尋という存在が見え隠れしています。
    そこで問題なのが、なぜ、多くの時代に存在できているのかということです。

    世の中には同姓同名の方はいらっしゃいますが、それはあくまで名前が同じというだけで、他人です。普通はあり得ないのです。
    しかし、この状況を可能にできる技術が一つだけ存在します。それが、郷登蓮也編で語られた2188年の「生まれ変わり」の技術です。

    郷登蓮也編では、2025年に郷登がある技術を起動させ、眠っていた森村千尋の身体を起こす過程で、とてつもない事実が明らかになります(かなりネタバレなので注意)。

    ・森村千尋は、かつて「適合者」であったが、時間の巻き戻しで適性を失う
    ・肉体のコピーを取る技術で「適合者」の適性が得られるか実験をするも失敗
    ・失敗作のコピーをセクター0(1944年か1945年)に記憶を封じた状態で送り、三浦家へ里子に出す
    ・適合者の条件に付いて探っていた

    これだけで、とんでもない人間であるのは明らかです。さらに言えば、三浦慶太郎編で登場した妹千尋は、「森村千尋」のコピー体であるという事実です。
    ちなみに、郷登蓮也編の2025年にいる千尋の身体は、まさしく1945年に登場した妹千尋そのものでした。服装は、まったく異なりますが外見は同じです。
    そんな彼女の足跡をたどるとこうなります。

    ・1945年:三浦慶太郎の妹として登場
    ・1周前の2065年:鞍部十郎を背後から撃つ
    ・鞍部十郎の夢:鞍部の成長した姿と一緒に施設の襲撃をしていた
    ・2089年:2105年の戦いから辛うじて逃げ延びた
    ・2104年:和泉、沖野と円盤について調査している。両親は死んでいる
    ・網口愁の夢:井田に98式二脚車両(おそらく、機兵の前身)を使って、転送するよう言う
    ・2025年:名前だけ登場(薬師寺恵編)、幼稚園児の姿(プロローグ版)
    ・2064年:プロローグ版の郷登蓮也編、体験版の関ケ原瑛編に大人の姿で登場
    ・1985年:和泉十郎の治療経過を観察している? 鞍部達のクラスの担任
    ・同年:関ケ原瑛が記憶を失っていた現場に死体となって登場。後に、学校は休職扱い

    ざっと纏めるとこんな感じですが、かなり多くの登場をしています。しかも、子供の姿は1945年と2025年、あとは殆ど大人の姿か高校生の姿です。
    では、冬坂五百里との関係性についてです。




    冬坂五百里=森村千尋のコピー体

    プロローグ版でナノマシンを使った記憶操作が明言された以上、これが一番有力な説ではないかと言えます。しかも、プロローグ版では記憶を封じているとあることから恐らく、1985年用にチューニングされた肉体ではないかと考えられます。

    ただし、この時代には既に「森村先生」としての存在が登場しているので可能性としては、1945年に三浦家へ里子に出されたコピー体が成長したものです。そうなると、苗字は「三浦」で名前が千尋になるはずです。

    しかし、三浦慶太郎編で彼自身が機兵に搭乗して戦闘中に別の時代(1985年)に飛ばされている描写があるため、恐らく三浦家に何某かの問題が発生し、養子に出されたか三浦家が離婚して、苗字が変わったのであれば分かります。ですが、名前が「千尋」ではなく「五百里」である以上、別人という可能性もあります。

    ただ、森村千尋自体がコピー体の記憶を封じて別の時代へ送り出していることから、そもそも名前に拘りがなければ、千尋ではない名前をつけてどこかの時代に送られていてもおかしくはありません。それを冬坂と仮定すると辻褄が合いそうなものですが、1985年では森村が死亡しているため、彼女の存在自体が安定しない気もします。

    仮に複数のコピー体がそれぞれの年代に即して、あるいは機兵に乗る人物たちの年代に合わせてつくられているのであれば、彼女がコピー体として記憶を封じられた状態でいるのは納得がいきますし、変な夢の内容も実はコピー体だから見る夢である可能性もあります。




    冬坂五百里=第三者が作った存在

    これに関しては、南奈津乃と沢渡美和子という小学校時代からの友人、網口愁という小学校4年生のクラスメイトの存在があるため、可能性としては低いのですが、第三者が森村の姿に似せて作った可能性も考えられます。

    仮に第三者が彼女の存在を創造したとして、彼女の高校時代を知っている可能性のある人間として、技術記録を見た郷登蓮也と2089年の森村千尋の前に現れた、井田鉄也という特務機構の理事長のみです。

    この二人の共通点としては、1985年よりも未来に登場する回数、それらの未来に関係する事実に干渉できるということです。
    郷登はゲートの操作、2064年では防衛線を森村・井田と共に敷いていた、井田は登場人物(ゲーム内では「適合者」)の存在を割り出す、2064年では森村・郷登と共に防衛線を敷いていた、という事実から両者は、未来の技術にある程度精通していることが分かります。

    ただし、二人とも冬坂を作るメリットとして考えられるのは、機兵の搭乗者を増やすことだと思うので、冬坂に秘密裏で制作していても可笑しくはありませんが、現状、関ケ原や東雲、鞍部のように何か薬を服用している描写がないことから健康体であるため、自然に生まれた可能性もあります。




    あとがき

    彼女に関しては謎が多く、正直プレイしていてもそこまで分からないことが多かったです。
    ただし、森村千尋=冬坂五百里である可能性、森村千尋を元に造られたコピー体が各時代に別の名前で活動している可能性と膨らみますが、正直、冬坂五百里は誰かを元に生み出された人間であるという考えです。

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