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軍事とコンピューター
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軍事とコンピューター

2017-04-14 00:47
    マジでそろそろ戦争の危機らしい
    まぁ本当になったとしたら首都東京あたりは非常事態宣言でもされるのだろうか

    そう言えば幼女戦記と聞いて萌えアニメかよと思ったら本格的なミリタリー戦争アニメだった
    どうもテクニカルラボ室長です
    そういえば現在のIT関連のテクノロジーはほとんど軍事用から来たものが多い
    インターネットはもともと軍事用で使用されていたネットワークを
    冷戦終結と共に大学に研究用として公開されたものだし

    DBで使用されているSQLは
    軍事用に使用する武器や装備、備品などを整理するために開発された言語だし

    COBOL言語も軍事用の事務処理用に使用するために開発されたとも聞く
    うろ覚えだがオーム社「入門COBOL」に掲載されていた軍服着たおばちゃん(名前忘れた)
    を思い出す。

    他の言語ではFORTRANやALGOは科学技術計算用とか言いながら
    弾道ミサイル計算に使われたと記憶している。

    弾道ミサイル計算と言えば真空管で組まれたENIACなんてのもありましたな
    言語なしでケーブルでスイッチを接続して計算する奴だったなー

    さて、4月中には北朝鮮に攻撃するのかしないのかとやる気満々のアメリカでは
    驚くべき事に現在稼働中の米国防総省の核兵器関連部署にて使用されている
    大陸間弾道ミサイルの発射制御を行うコンピュータシステムに
    データ容量が80キロバイトの8インチ(!)フロッピーディスクが使われている。

    http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/4/14834.html
    データ容量が80キロバイト8インチフロッピーって
    大きさ的にはiPadの一回り小さいぐらいの大きさですぞ
    つーか室長も8インチフロッピーは27年前にとある銀行のシステムで使ってたりする、
    ドライブ音もHDDの様なモーターの音はしない
    まさに、故谷啓氏の如く「ガチョン、ガチョガチョン」と言う音がして
    読込、書込を行うのだ
    夏の暑い時にはうちわに最高だった

    いやーしかしFD、あれが出た時は紙テープなんてゴミだと思ったね

    さて話を戻すが
    アメリカでは戦略爆撃機、空中給油・輸送機など、
    核戦力の運用に関する国防総省の指揮系統では
    IBM社製の40年近く前の旧式システムがいまも現役とは恐れ入った。

    ちなみに報告書は、
    米財務省で56年前のIBM社製のコンピューターシステムを使っている。
    理由が、アメリカ人らしい返答「動いているからいいぢゃん」
    昔の機械はなかなか壊れないと言うが、
    そもそもサポートも切れているだろうし壊れたら替えはあるのか?

    ミサイル自体は改良が続けられているが、
    ミサイルの格納や発射を行うシステムはほとんどアップデートされていないそうだ。

    ICBMを担当する少将は、
    「インターネットに接続されていないのでサイバーセキュリティ的には非常に強固だ」(キリッ)
    だそうだ

    そりゃ強固だ、最強だ、つーかよくハリウッド映画で
    アメリカ国防総省にハッキングしてミサイル防衛システムを乗っ取るとかシーンがあるが
    夢が脆くも崩れ去る台詞ではないか

    いやいやいやいや・・・
    何やら安全保障と言う意味からすればかなり間違っている気がしないでもないが
    いざという時本当に動くんですか?

    40年前のシステムで動いているのだったら今のスマホよりも性能が低い気がしないでもないが
    何やら核の傘を得るために日本はアメリカに米軍駐留費用を払ったりしているのだから
    もう少し安心できるものにシステムを入れ替えて欲しいものだ
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