閉じる
閉じる
×
どうも6月から新しい現場だにゃ
テクニカルラボ室長です
IntelがCore i9をCOMPUTEX TAIPEI 2017で発表された
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/1062623.html
このCPU単純に言えばXeonのデスクトップ市場版だ
Xeonは元々サーバー向けCPUだったのだが
ここで何故にデスクトップCPUとして発表したのかと言うと
ズバリAMC Ryzenに対抗するためだ
AMDは既に16コアCPU「ThreadRipper」を発表しており
ThreadRipperと名前の通りIntelのHyperThread同様1コアで2スレッド
すなわち32スレッドで動作する。
intelは危機感で焦ったのかブチ切れたのかどうかは知らないが
おたくが16コア32スレッドならうちは2個多い18コア36スレッドぢゃぁぁぁぁと
Core i9を発表したわけだ
intelのCore i9、コア数が18コア36スレッド以外ではキャッシュのアーキテクチャが改善したようだ、
更にソケットも新しくなりLGA2066となり
今後、ゲーミングPCやプロフェッショナル用デスクトップPC向けとして販売していくとのこと。
でもねぇ、
プロフェッショナル用デスクトップPCとしてならわかる
映像系や業務系のPCで多数のマルチスレッドを要求するようなアプリケーションを
多様するような仕事で使用するならわかる
だがしかし、果たしてゲーム用として
AMDのRyzen32スレッドが動くCPUもそうだが
Intel Core i9で38スレッドもあるCPUを使うメリットがあるのか甚だ疑問だ
ハードウェア的にはゲームのメインはビデオカードであって
CPUの演算処理速度は現行のCore i7でも十分だし
どうみても今のゲームはほとんどビデオカードで左右されると思うのだが・・・
そう言えば昔インサイド・インテル(上、下巻)という本が出ていて
要はインテル社の暴露本みたいな本だったのだが
「あのファック野郎、モトローラの息の根を止めろ!」
と、PowerPCに対抗心を燃やしていた時期があったなぁ。
正に今、AMDに対しての対抗心むき出しなのかもしれない。
IntelはCPUメーカとして今でもNo1の地位を保っていたいのだろう
個人的にはコア数ではなく新しいアーキテクチャで勝負していただきたいと思うのだが
このままコア数増やして同時スレッド数が増えてそのまま1CPUでスパコンの世界になってしまうのでしょうかね。