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最近タバコをIQOSにしたよ
そしたらタバコの本数が減って良いかも
意外と財布に優しいかもしれん
ども
意外と財布に優しいかもしれん
ども
テクニカルラボ室長です
以前Windowsの32bit版アプリケーションが動作する
ARM版Windows10が2017年後半に発売されると、このブログでも書いたが
intelがx86 ISA(命令セットアーキテクチャ)の特許を侵害していると指摘している。
https://newsroom.intel.com/editorials/x86-approaching-40-still-going-strong/
激オコまではいかないものの
x86と命令互換のエミュレーションをして、
我々の特許を侵害するんじゃないよと言うわけだ。
いいぢゃんそんなん、気にすんなよポンポンというわけにもいかないようだ
実は今ではIntel=Windows端末のメインCPUが常識のようになっているが
過去AMD等の互換CPUメーカーがそこそこ存在していたのだ
(CylixとかVIAとかIBMも実は出してたりする)
(CylixとかVIAとかIBMも実は出してたりする)
80286の時代からこれら互換CPUメーカーとの知的財産紛争を起こしている。
長年にわたって法廷闘争を繰り広げ、ある会社は会社ごと買い取ったり
ある会社とは和解したりとあの手この手でx86コード=Intelという形を守ってきた。
最終的には現在のようにIntelとAMDの2社が主にx86コードのCPUを販売している状況である。
今回の問題の指摘としてはx86エミュレーションをintelは問題としているのだ
要は他社アーキテクチャ上とは言え勝手にx86 ISAをエミュレートするなと言うことなのだ。
ちょっと前までのx86コードのエミュレーターはあくまでエミュレーター
他社アーキテクチャ上での実行にはそれなりのオーバーヘッドが発生し
とても実用には耐えうるものではないのが今までの話だった
ところがハードウェアの進歩とともに今回のARM版Windows10では
アプリケーションの実行に必要十分なパフォーマンスを備えており、
Office、動画再生、フォトショップですらエミュレーションで実行され
Intel製CPUと遜色ないレベルで動いてしまった事だ
ARM CPUはRISC CPUと言う性質上構造が単純なためIntel製CPUよりははるかに省電力で値段も安い、
当然端末はさらに安く製造できることになるし、何せ携帯端末のCPUでWindows10が動き、
下手をすれば携帯端末がWindows10そのものが動作することになるだろう。
それこそ一般ユーザーがARM版Windows10に飛びついてくる可能性が大だ。
そうなればIntelとしては売上に響く可能性が大いにある
と、言うことでIntelとしては仮に互換CPUと言うハードウェアでなくとも
他社製CPU上で動作するx86エミュレーションソフトウェアに
特許侵害の可能性をチラつかせてくるのは当然かもしれない
とは言え、
長年付き合ってきたMicrosoftが相手ともなると流石にIntelとしては激オコという立場には出にくい、
しかも相手は互換CPUのようなハードウェアではなくエミュレーションによるソフトウェアだ
MicrosoftとQualcommは今の所静観するようだ。
さて、ARM版Windows 10搭載製品が登場するであろう2017年第4四半期以降どうなっているのか
ARM版Windows 10が販売されるのか、そのまま訴訟になだれ込むのか
見ものではある。