早いもので、もう年末ですね。僕の11月はといえば、平日の日中は大学院に通い、日が暮れれば書き物をし、週末になれば学祭に通い詰めていました。学祭に関しては、主に都内の大学をしらみつぶしに回っていて、なかなか面白い体験もできたので、折を見てブロマガで触れるつもりです。ただ、人ごみで風邪をひろったらしく、なかなか治らず、今もときおり咳き込みながらキーボードを叩いています。

 さて、今日はどんなお話をしましょうか。ああ、そうそう、先日、ぼーっと電車に乗っている時に視界に入ったつり革を見て「これはSMの吊りプレイ(M役を縛ったり拘束して、天井などから吊るすSMプレイ)に使えるよなぁ」と思ったのです。よく考えてみれば、某ウェブメディアの企画で、「電車の吊革で吊りプレイ」は既に実践されているのを思い出しましたが。

 僕は未成年の頃から、いわゆるSMプレイをするようになって、今は趣味が高じてSMに関連した本も作っているわけですが、その過程や経験の中で様々なSMに携わる人と関わってきました。それはSとMの男女関係を前提とした人たちだけでなく、SMバーやクラブで働く方々、グッズを製造する方、文芸としてSMに関わる方など、趣味・商売を問わずSMに関わる人たち全般です。

 といっても、最初の僕のSMに対する興味は、「SMプレイをしたい!(正確には、M女性を縛ったり、●●●しながら×××したい!)」のような、エロ動画などで目にしたプレイを実際に行うという欲求だったので、プレイができるM女性と多く知り合ってきました。今日は、そんなM女性についてのお話をしてみたいと思います。

 ここからは、やはり、今日も「あくまでも僕個人の体験に基く、一例」として捉えてお読みください。

 まず、SMプレイを女性とする場合、お店以外でパートナーを見つける手段は大きく分けて「恋人とする」「ネットやらでパートナーを見つける」の2つです。僕も、その時付き合っていた彼女にSMプレイを提案したり、ネットでパートナーを探したり、ナンパや友達経由、合コンなどで知り合った女性を引きずり込んだりして、相手を探してきました。

 ただ、どんな方法で知り合った女性であっても、SMにのめり込む(主従関係を伴うような、いわゆる本気のSM)M女性にいくつかの共通点があるように感じるのです。