【マンガ感想】フライト / つりたくにこ作品集
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【マンガ感想】フライト / つりたくにこ作品集

2014-10-16 20:51




    ガロっぽい、ガロ的な、いきなり見せられても「ガロに載ってそうだね」と僕は言ったであろう、そんなマンガ。ガロい。

    コメディ調のが結構のんびりしてて好きなんだけど、そういうのは2,3本くらいしか収録されていなかった。

    「え、ここで終わり?」と思ってしまうような話があったり、それを前衛的と言うのが正しいのかわからないが、でも妙に感傷的になれたりして嫌いじゃない。。絵は雑かもしれないけど味があって下手じゃないと思う。あと細かい表現とか演出とか、独特なのに全然読みづらくなくて、しかも効果的なので漫画的には凄く「うまい」んじゃなかろうか、と思う。


    佐々木マキのマンガを読んだときも思ったけど、60年代から70年代にかけては戦争や社会運動が身近なものだったんだなあと感じられる。きな臭かったり埃っぽかったり、そういう今では境界線を引かれてしまった先の世界の存在を地続きとして感じられる時代だったんじゃないだろうか。最近のマンガはどうだろう?数十年経てば今読んで何も感じない描写に時代の「空気感」みたいなものが滲み出てくるのかな。



    こっからは凄く雑文。なんか書きたくなったので。

    つりたくにこや佐々木マキとマンガの雰囲気は大分違うけど、最近の風潮を反映したニートやブロガーを題材にしたマンガは最近ちょくちょく見かける気がする。あと仕事とか部活モノとか食事モノとか、生活に根ざしたものが多いんだろうか。ファンタジーって前ほど見なくなったかなあ。と思ったけどジャンプはまだまだ冒険したり戦闘したりしてるので、自分の観測範囲が変わっただけかもしれない。マガジンやサンデーはジャンプより現実感ある題材が多かった気がするけどどうなんだろう?気のせいかな。
    それでもたまに読むと、週刊の少年漫画にもいわゆる萌えなマンガが出てきたりして、それぞれはそんなに長続きしていない気もするけど時代の流れに沿うような舵を切ってるっぽいのはさすが大手出版社といったところなのかも。


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