• 2019年ニコニコ動画 感動した動画たち

    2019-12-29 22:40
    師走というのにわりとぬくぬくな昨今いかがお過ごしでしょうかもかちゃんさんですこんばんわ。

    さて、本年も、ニコニコ動画には、数多くの楽しい動画が投稿されました。どうでもいいことですが、わたしも、今年はたくさん動画を投稿しました。えらい。

    話を戻して、そこで、この記事では、わたくしが個人的にすごく楽しめた動画を、箇条書きで紹介したいと思います。

    基本的に、マイナーな発掘モノ・知る人ぞ知る怪作、というよりは、すでに評価の定まった傑作ばかりで、新味に欠ける記事かもしれませんが、ま、許してちょんまげ。

    では、さっそく、いってみましょう。




    わたしのツイッターのタイムラインでにわかに盛り上がっていたので、なんだなんだと見に行ってみたら、非常に(いろいろな意味で)濃密な内容でした。

    まず「なかよしといっしょ」というゲームチョイスの時点ですごい。1993年なので、ロマンシングサガ2とかと同じ年ですね。ハードの違いをかんがみても、このゲームのご無体さは出色ものです。そのへんも含めて、動画内での解説・ネタの多さがたいへん細かく、RTA本編と解説の、一粒で二度美味しい動画になっています。

    それにしても、「なかよしといっしょ」はなかなか手ごわいゲームですね。原作有りのゲームながら、キャラグラフィックが原作とまったく違う(動画内にもツッコミ有り)あたり、『既存の開発中ゲームを、ガワだけ「なかよし」にしてしまったのではないか(いわゆる「うる星やつら」みたいな感じ)』という名推理コメントにも大きく頷けます。

    まさに、本年のトリを飾るにふさわしい、内容もりだくさんなRTA動画でした。

    では次へ。




    色々と(では済まないほど)物議をかもしたアニメ「けものフレンズ2」の解説動画です。最終回を見終わったあと、頭を抱えてしまった人も多かったのではないでしょうか。なぜ「フィナーレ(「1」のBGM)」を選曲してしまうのか・・・。「ようこそジャパリパークへ」はまだファンサービスとして百歩譲ってOKとして、なぜ「フィナーレ」をかけたんだ。うーん。

    話を戻しましょう。

    「2」関連の動画には、ほとんど難癖や邪推・被害妄想、炎上商法みたいなものも多く、いちファンとして残念な気持ちにもなりました。その一方で、「三幕構成の人(じゃぱり兄貴)」や、「第5話ツッコミの人」の動画のように、理路整然と問題点・改善すべき点を列挙している素晴らしいものも多数投稿されました。その過程でより深く「1」の内容が精査分析された結果、多分に感覚的に称賛・評価されていた「1」が、より具体的な視点論点で分析される流れになったのは、まこと皮肉な話と言わざるを得ません。

    ここで採り上げた「へし」の動画は、トピックを「物語展開上のルール付け」にしぼり、普遍的なお話づくりの基礎部分に踏み込んだ素晴らしい解説・分析動画になっています。この「へし」周りの話も、「2」が放送されるまでは、あまり話題に上がることはなかったと記憶しておりますが、実際にこのように動画としてまとめられると、「確かにそのとおり!」と膝を打つことしきりです。

    そして、本動画内第3章のサブタイトル「ルールをなくしてしまったら」は、非常に厳しい警鐘として響き続けることでしょう。



    この2つも、必見です。

    では次は。



    「逆転裁判」のファンとして、「逆転淫夢裁判」シリーズの新シーズンを外すことは許されません。それは、いまさらここで口に出して言う必要すらないでしょう。

    真に素晴らしい二次創作は、それがオリジナルの正統的続編のような錯覚に陥らせます。「逆転淫夢裁判」は、ガワこそ淫夢ファミリーで固められてますが、どこを切っても逆転裁判そのもの。とくにシナリオ(脚本)に関しては非常に細かい配慮がなされていて、台詞回しなどはタクシュー節さく裂です。

    この4話は現在もお話が進行中で、今からラストの展開が待ちきれません。

    上の「けものフレンズ」関連の動画も合わせて、やはり、ドラマの髄は脚本にあり、という思いを新たにした次第です。さすが!!

    ~~~

    ことしも、本当にたくさんの面白い動画に出会えて良かったです。この記事ではすべてを紹介することは出来ませんが、他にも、ボイロ実況やbiim兄貴リスペクトなども、たくさん楽しむことが出来ました。

    そして、皆さんのおすすめの動画も教えあって、素晴らしい動画ライフを送ってみてはいかがでしょうか。

    何だこのまとめ方。

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  • 呪!ニコニコ動画(γ)10周年~10年前のあの頃(後編)

    2017-03-06 00:022
    前編の続きです。おなじく、「ニコニコ動画ファンブック」初号からです。



    「ピックアップ ニコニコカルチャー」20撰です。

    なんとなつかしい顔ぶれでしょう!個人的には、ここに「ドナルド・マクドナルド」や「ふぃぎゅ@メイト」、「藤崎瑞希」あたりを加えてもいいかな、とも思いますが、おおむね、賛同できる20撰ではないでしょうか。「レッツゴー!陰陽師」や「ロックマン2」、「テニスの王子様」(と言うよりテニミュ)などは、まさに、(仮)~β時代のニコニコ黎明期の輝けるきれぼし、ならぬ綺羅星たちでした。また、「スーパーマリオ」とか「ドラゴンクエスト」、「ポケットモンスター」あたりは普遍的な人気タイトルですから、当時・・・というよりは10年通して人気を継続している感もありますね。普遍的、と言えば、堂々と鎮座する「東方Project」「アイドルマスター」の存在感はやはりヤバイ。流石に、タイトルがそのままカテゴリタグになったのは伊達ではありませんね。うむ。

    逆に、「きしめん」こと「ナーサリー・ライム」や「ロデオマシーン」、「永井先生」などは、もしかしたら、ヤングボーイズ&ガールズにとっては「???」な存在かもしれません。かくいうわたしもヤングな少年ですので、「ロデオマシーン」というタイトルだけでは、どんな動画かを思い返すことが出来ませんでした。


    これです。あーこれか!


    さて、個人的に興味深いと思えるのは、この20撰に、実況プレイ動画が入ってないことです。

    「実況プレイ動画」という形式の動画は、07年3月6日のサービス開始初日から連綿と投稿され続けていますし、タイトルに「実況」と付いた動画もいくつか確認出来ます(「実況プレイ動画」のタグを「投稿が古い順」にソートすると出てきます)。

    ですが、上の20撰の分類には、「ドラゴンクエスト」や「スーパーマリオブラザーズ」「ポケットモンスター」等、ゲームタイトルによって分類されていますよね。こういう分け方は、現在のニコニコ動画ファンであれば、絶対、とは言わなくても、ほとんどやらない分け方じゃないでしょうかね。いまの感覚だと、「ゲーム」のグループカテゴリの下に「実況プレイ動画」なり「RTA」なり「ゆっくり実況プレイ」なりがあって、そのさらに下に、「ドラクエ」なり「FF」なり「マリオ」なりゲームタイトルがぶら下がっている、という感じじゃないですか?先ほども申したように「東方Project」「アイマス」は別格として、タイトルとカテゴリの区分があいまいだった時代の名残り、なのかもしれません。

    ちなみに、いま現在我々が思い描く「実況プレイ動画」のイメージが出来上がったのは、2008年の上半期ごろ、hacchi氏と幕末志士氏の両氏の動画の爆発的なヒットによるところが大きかったと思います(※諸説あります)。


    話を20撰に戻しますが、ところで、通し番号20の「歌ってみた」。ニコニコ動画ファンにはたいへん馴染み深い、もしかしたら、「実況プレイ動画」と並ぶニコニコの人気ジャンルであると言えるかもしれません。実は、わたしも、ナウいヤングにモテモテの歌い手になるべく、「歌ってみた」動画を投稿したことがあるのですが、再生数が88しかありませんでした。


    話を戻しましょう。

    しかしながら、2007年上半期の「歌ってみた」と2017年の「歌ってみた」との決定的な違いは、「VOCALOID」を通過してるかどうかです。

    VOCALOIDは、2007年冬に「みくみくにしてあげる」が大ブームを起こしました。「みくみく」は、初の「ニコニコ動画発のブーム」と言われたり言われなかったりしますよね。個人的な印象としては、一般層にニコニコ動画の名前を広めたのは「ねこ鍋」動画のヒットだと思うのですが、その取り込んだ一般層のうち、青少年の層に強力にアピールしたのが「みくみく」に端を発するVOCALOIDブームだったと思います。


    人気になったボカロ曲を、「歌い手」が「歌ってみた」り、踊りてが「踊ってみた」りすることで、三位一体のヒット体制を作り上げていったのですね。その後、一部の歌い手がアイドル的な人気を獲得したり、逮捕されたりしたのは御存知の通り・・・。

    なので、往時の「歌ってみた」は、現在の、若さあふれるフレッシュでピチピチなカテゴリ(ジャンル)ではなく、上記20撰の中でも、もっともカオスでアングラなカテゴリであった、と注釈しておきましょう。こちらも、「投稿日時が古い順」でタグソートしたら一目瞭然です。すごいですよ。

    いやあ、それにしても、懐かしい、を通り越して、新しい発見もあるものですね!やはり、ベータ時代の流行がそのまま継続されているのは強く感じますね。果たして、ふたたび、「10年後」は祝われるでしょうか?謎です。



  • 呪!ニコニコ動画(γ)10周年~10年前のあの頃(前編)

    2017-03-06 00:014
    本日、ニコニコ動画が動画投稿サイトになって10年になるんですって!SMILEVIDEOサービス開始から10年。現存する最古の動画が投稿されてから10年ですよ。


    この10年で、日本のインターネット環境は大きく様変わりしました。ITインフラの拡充(以下長いので省略)。

    さすがに、10年の歳月を経ると、物事は大きく変容します。10年前と言えば、人類がインターネットで動画を見始めた時期にあたりまして、その前年2006年から07年にかけて、おなじく動画投稿型SNSの「YouTube」がブームになりました。いやあ、当時のYouTubeの「無法地帯」ぶりと言ったらないですよ。ほんとに。

    話を戻して、ごく初期のニコニコ動画も、「無法地帯」とはニュアンスが少々異なりますが、たぶんにアンダーグラウンドな空気があって・・・ま、往時のインターネットはだいたいアングラな雰囲気があったものですが・・・、パソコン雑誌などでも、サービス自体の目新しさに対する高評価とともに、そのコメントの雰囲気などから一種キワモノ的な扱いを受けていたものです。かくいうわたしも、はじめてニコニコ動画を見た際(2007年の夏ぐらいだったはず)には、「なんか2ちゃんねるのノリだなあ」と感じたものです。

    では、実際に、当初のニコニコ動画(ベータ時代からの動画も含む)は、どんな動画が人気を得て、それらがどういう風に受容されてきたかを見てみたいと思うのですが・・・何かいい方法は・・・


    じゃーん!「ニコニコ動画ファンブック」初号です!

    こちらのムックは、タイトルと表紙を見れば一目瞭然、サービス開始当初のニコニコ動画を特集した内容のムックとなっています。出版年月日は2007年10月ですから、SMILEVIDEOサービス開始(3月)~同年8月ぐらいまでのヒット動画情報がメインですね。この「8月ぐらいまで」というのがミソで、「ボカロ&歌い手」ブームも、「実況プレイ動画」ブームも、つまり、「ニコニコ発(と言わされている)の人気コンテンツ」が登場する以前、そう、まさに、「初期ニコニコを構成していたコンテンツ」のみが採り上げられているのです。

    さて、中身をすべて紹介するというわけにも行かないので、いくつか気になった箇所を抜粋して紹介します。



    裏表紙です。今となっては、すこし気恥ずかしいような「コメント用語」が並んでいます。ココらへんのノリも、2ちゃんねる&ふたば直系と言えるでしょう。「自重しる!」は本当に聞かなくなった・・・。



    おまけのシール(ステッカー)セットです。よくよく考えてみれば、「東方Project」シリーズは、今もって大人気コンテンツなのですから、すごいものです。いま、このようなムックが出版されたら、「ゆっくり霊夢」とかのキャラシールが付くのかな??一方で、コメントシールの方は、やはり、少し気恥ずかしいものですね・・・。



    目次の抜粋です。まず最初に、アカウントの作成方法から説明されていますね。しかし、この手のファンブックを買う人間は、すでに十二分にニコニコにハマっていた人ではないでしょうか(迷推理)。そういえば、ニコニコは、「会員にならないと動画が見れない」時期がわりと長かったですね。

    ところで、このムックは、プレミアム会員システムが出来て間もなく編集されたものですが、2008年頃まで、夜間など特定の時間帯に視聴するには、プレミアムアカウント必要でした。もちろん、今もって続くプレミアム商法が第一義ではありましょうが、限られたトラフィックを節約する意味も大きかったのでしょう。



    動画再生ページ(動画プレーヤー)の説明です。再生されている動画が「らき☆すた」なのは懐かしさを禁じ得ません!!平野綾さんが天才少女と言われてたころですよアータ。それにしても、昔からニコニコ動画プレーヤーはゴテゴテしてますね!今のプレーヤーと比較すると、デザインは相当変わりましたが、インターフェース自体はあまり変わってませんね。ちなみに、今現在のプレーヤー(フラッシュ版)では、



    こういう感じです。やっぱりゴテゴテなんですが、デザインのせいでシュッとしてるように思えます。逆に、赤大文字が乱舞するコメントがうるさい・・・w

    長くなったので一旦切ります。後編は、本題の「10年前の人気動画」の話です。