アニメーションのための参考文献についてなどなど
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アニメーションのための参考文献についてなどなど

2017-04-09 18:13
  • 5
こんにちは、もりゆきです。

 先日投稿しました最終話にてこのようなコメントがありました。
「第11話からキャラにアニメーションが追加されましたが、何か参考にした文献、サイトがあれば是非おしえてください」
ふむふむ、確かに急にあんなことされると気にもなるだろうというものですね。

 と、いうことでまぁまぁ長い文章になることが予想されたため(細かいところも説明したいため)、他の質問に先立って11話以降に導入されたアニメーション周りに用いたソフトやら参考文献を紹介しようと思います。

⚫アニメーションに用いたソフト
 これについては以前からも紹介しています。「Blender」という3DCGソフトです。
「Blender は3DCGアニメーションを作成するための統合環境アプリケーションです。オープンソースのフリーウェアであり、本格的かつ商用アプリにも負けない機能を持ち、世界中のユーザに利用されています。」(引用先及びダウンロード先→https://blender.jp/)
 ということでBlenderはフリーで使える化物のようなソフトですね。インターフェースに癖があるとよく言われるのですが、私は他を知らないのでBlenderにも特に抵抗なく馴染みました。

⚫Blenderを使う上で参考にした文献

 これについては色々とあります。私個人がまずBlenderというソフトの一連の操作になれるために用いた書籍は以下の3つです。
Blender2.6マスターブック
Blender 2.7マスターブック スカルプト&シミュレーション編

Blender 3Dキャラクター メイキング・テクニック
 他にも「無料ではじめるBlender CGイラストテクニック ~3DCGの考え方としくみがしっかりわかる」「Blender標準テクニック ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG」あたりも個人的おすすめ本ですが、11話までに使用した書籍ってわけではないので今回は割愛します。

 まず①について、これはBlenderの操作に慣れるための第一歩です。一連の基本操作が練習とともに網羅されていて非常に役立ちました。2.6と書いていますが(現在はver2.7~)、基本的なインターフェースなどにはこの2つの間に差はなく問題なく使うことができます。
 少しお値段が高いんですが、本来Blenderくらいの機能を持った3DCGソフトはうんじゅう万払って使用できたりするものばかりです。それを考えると使い方まで学べて1万円しないって安すぎるな安すぎるぜ。

 次に②について、これはタイトルにもあるようにスカルプトとシミュレーションに関する項目が載っています。スカルプトは現在使用していませんが(今後使用したい場面は一応ある)、シミュレーションは随所に現れます。スカートひらひらさせたり、雨を振らせたり、髪の毛を揺らしたり、煙を作ったり…それらは全てこの本の領域です。とはいえ私の製作物内では現状重要度は上書籍よりも下がりそうですかね。

 最後に③について、実は初めて買った書籍がこれです。これは女の子をモデリングして躍らせるまでの一連の操作を踏襲しているもので、キャラクターを動かしたいという願望のある私にはうってつけでした。
 これ一冊でモデリング(モデルを作ること)、マテリアル(モデルの質感)、テクスチャ(モデル表面の絵)、リギング(アニメーションさせる骨格を作ること)、ボーンアニメーション(リギングしたモデルを動かす)、シェイプキーアニメーション(目パチや口パクなどの細かい動き用のアニメーション)さらにはスカートや髪のクロスシミュレーションまで全てが載っていますハンパねぇ。
 ひとまずキャラクターを動かすための操作を学ぶならこれ一冊あればいいんじゃないでしょうか。この本について説明が不親切などの評価がありますが、3Dは試行錯誤しまくって粘土こねるみたいに作るもので、そこには繰り返し行うことで培われる経験に勝る参考書はないって感じのものですから、ある意味不親切にならざるをえないわけです。ですがこの本には各途中段階のモデルも付属しているため、難しいところは飛ばしてでも一連の流れを感じてみるのが吉かと思います。

 と、ここまで紹介しましたが、私が主に扱っているのは2Dアニメーションです。上記の本で扱っている内容だけではどうしようもないっすね。とはいえこの2Dアニメーションについては色んな作品を見て独学したもので参考文献などはありません。強いてあげるならパーツアニメーションの一種でしょうか。「Spine」という2Dアニメーションソフトで行ってる操作をしてるのかな?と個人的に思っています。ただ、上の③で培ったキャラクターアニメーションのノウハウはそのまま用いることができましたし、3Dができれば2Dに落とし込むのは比較的容易いです。
 強いて2Dアニメーションのアドバイスをするならば「そう見えれば勝ち」でしょうか。3Dは表現力が達者な分、細かな違和感が作品全体への印象を下げかねません。一方で2Dは既に「嘘」ばかりなので、多少変でも「これはそういうもの」という風に脳は判断してくれます。ぶっちゃけ3Dソフトが扱えるのに2Dアニメーションをしているのはこれが理由ですね。

⚫Blenderを使う上で参考にしたサイト
 問題や課題が発生した場合の解決策を探すために参考にしたサイトはあります。ただそれはその問題にぶち当たらないと参考にならないため特には記載しません。
 ちなみに特に困難だった課題は「口パクを音声に合わせて行う」というものです。かなり苦心しましたが音声ファイルの波形に応じて口を開閉させられることが発覚し、無事解決及び作品への応用がなされました。めでたし。


以上のような感じです!!!質問者様にちゃんと届けばこれ幸い。
もし他にも技術面での質問があればこちらのコメントにくださるなどすると答えるやもしれません。

それでは、今後とも当ブロマガ及びリプレイ動画をよろしくお願いします。
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質問コメントを打ち込んだ者です。
丁寧な回答をいただき、ありがとうございます。
Blenderでここまでできるとは…すごいソフトなのは知っていましたが、まだまだ認識が甘かったです。
いろんな動きが可愛らしいし、遊び心も感じられて、すごく良かったです。
他の方のコメントで、「ああ、こんな動作もしてるんだ」なんて気付けて、動画を見返す楽しみもありました。
参加された皆様やPCはもちろん、NPCへの愛情も増し増しでした。
続編も期待大!ですので、負担にならない程度で、製作よろしくお願いします。期待してお待ちしております。
楽しい動画、丁寧な解説、ともにありがとうございました。
35ヶ月前
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>>1
冬海さん
無事に届いたようで安心しました(笑)
動きで言うと、最終話挨拶時の護千のモデルは他のとは異なり若干進化しているモデルです(他モデルは正面を向けない)。
他と比較してみるとそれまた面白いやもしれません。
次回動画からはこれより進化したモデルで望もうと思うので、愛らしさや表現力ももう少し上がる予定です。
そんなことも楽しみにしていただけたらなぁなどと思います( ^^)
それでは、今後ともブロマガとリプレイ動画をよろしくお願いいたします。
35ヶ月前
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>>2
おお、最終話の護千モデルは新型だったのですね!
最後まで拘って魅せてくれていたんだな~と嬉しくなりました。
新シリーズでは更にパワーアップされるようですので、とても楽しみです。
紹介された資料も、できるだけ近いうちに目を通したいと思います(でもお高い……こういう専門書はやっぱり値が張るのが痛いですね;

>口パクを音声に合わせて行う
最近はゆっくりムービーメーカーといった支援ソフトが広まってきているので、すっかり頭から抜けていました……
もりゆきさんの動画の場合は、自力で音声とアニメーションを同期させなければならないんですよね。
見ているこちらはさらっと流してしまっていました……。試行錯誤の作業、お疲れ様です。
とても自然な動きで、改めて見ていて、感心しきりでした。

こちらでご質問してもいいか迷いますが、
1.一動画作成に要した時間はだいたいどのくらいですか?(たぶん、モデルを最初に作成された時期が一番大変だったと思いますが)
2.動画作成にはBlender以外にどのようなソフトを使われましたか?
3.できれば簡単で構いませんので、「動画作成舞台裏」のような動画の形で工程を見せていただければな、と……(チラチラ

特に3については、勝手な申し出ですみません。
お時間、興味が湧かれましたら、御一考いただければ幸いです。
もりゆきさんの今後の健康とご発展をお祈りしております。
34ヶ月前
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>>3
冬海さん
>>口パクを音声に合わせて行う
私も10話まではゆっくりムービーメーカーを使っていました。あれもすごく便利なのですがアニメーションに合わせるのは難しくどうしても手間を要しますね。
本当のところをいうと(時間的に)低コストで口パクしつつアニメーションをする、という目標を達成できるソフトを試行錯誤した結果行き着いたのがBlenderだったんですよね(笑)微妙に順序が逆だったりします。


>1.一動画作成に要した時間はだいたいどのくらいですか?(たぶん、モデルを最初に作成された時期が一番大変だったと思いますが)
これについては如何とも言いがたいんですが、11話以降つまり現在の作り方ですと
①書き起こし:録音の書き起こしが15分程度のものにおおよそ1~2時間かかります。多分一番精神的にもしんどい(笑)
②原稿作成:書き起こしをもとに削りつつ見直していきますが、一話だけなら3時間程度でしょうかねぇ、もっとかなぁ?時と場合です。
③音声作成:ゆっくりムービーメーカーを使います。文量次第ですが言葉の修正とかしつつ5時間程度(?)で音声データを作成します。「間」を意識しながら作っていくのでまぁまぁ大変。
⚫モデル作成:試行錯誤の賜物なので時間は計り知れません(笑)ただ、一つを作ったら使いまわせるようにはしているので、複雑な装飾がなければ2時間とかで新しいモデルは作られますね。鳥さんとかはまた別枠です。
④アニメーション作成:モデルが出来ている前提です。音声が出来て動画の尺もおおよそ分かったので音に合わせて動きを作ります。当初は結構な時間を要したのですが、最終話までに徐々にコスト削減できて、体感では土日を捧げれば動きはつけられるような気がします。しかし、11話や最終話で出て来るテンプレートから外れるアニメーションはいわゆる絵コンテを考える方が時間を取られますね。
⑤動画編集:ここからはどこまでこだわってどこなら自分を許せるかの戦いです。私はテンプレートを作って当てはめていくような作り方をするので比較的ここも時間はかかりません(12話はすぐ出来ました)。逆にテンプレを外れる(最終話とか)ものが多いと時間がかかります。あと私はBGMの選定にかなり時間を要する人でもあります。

お~改めてまとめると面白い。ここにアオキノキのケツを叩いてイラストを描かせるとかが入って完成しますね。
随所でも書いたんですが、意外とそれを作る実際的な時間は少なくて、テンプレを外れるものに対するアイデア出し(一日中考えたり)に時間を要します、動画作成は。あとはテンプレを作る作業、要は一番初めが当然一番時間かかります(これは話数ごとにいろいろ試していってなんとなく定まっていった)


>2.動画作成にはBlender以外にどのようなソフトを使われましたか?
途中でいろんなものに手を出したりしましたが最後まで残ったのはAviutl(編集全般)、ゆっくりムービーメーカー(音声作成用)、CLIPSTUDIOPAINT(画像とかイラストとか)くらいでしょうか。
次回からはここにさらにAFterEffectsを導入したい気持ちでおります。


>3.できれば簡単で構いませんので、「動画作成舞台裏」のような動画の形で工程を見せていただければな、と……(チラチラ
私自身サービス精神が旺盛な方で、新しく動画作りしたい人向けにそういうものを作るのは吝かではないんですが、
 ①おそらくめっさ時間がかかるのでそれなら他の動画を作る
 ②まだイマイチ工程として紹介するには洗練されていない(次動画すら島と作り方は大きく変わる
あたりの理由からまだそういうことはしませんね(笑)
作るものがなくなったらそういうこともするかもしれません~。
34ヶ月前
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34ヶ月前
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