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スーパーGT'13 GT300クラス分析 ~JAF-GT編~
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スーパーGT'13 GT300クラス分析 ~JAF-GT編~

2013-08-27 16:12
    2013年のスーパーGTもこれから後半戦。そこで激戦のGT300クラスの各チームの状況を分析していこうと思います。第4回は今年猛威を振るうJAF-GT勢を紹介。
    _ そろそろ勝ちたい __________________________

    No.16
    MUGEN CR-Z GT
    TEAM 無限 / 1位
    武藤 英紀 / 1位
    中山 友貴 / 1位


    タイヤ : ブリヂストン
    Rd.1 : 20/7 Rd.2 : 2/2 Rd.3 : 2/2 Rd.4 : 3/2 Rd.5 : 14/5
    昨年同様CR-Z GTで無限(ホンダ)ワークス体制で参戦するチーム無限。
    今年はGT3に対抗できるようにJAF-GTの規制が緩和されたがGTAの想定以上にJAF-GT勢が進化してしまっていた。
    現時点で2位にある程度差をつけているランキング首位の無限だがまだ一度も勝てていない。
    第2戦では優勝目前でタイヤトラブル(タイヤカス付着によるバイブレーション)によりプリウスにハイブリッドカー初優勝の記録を明け渡してしまうという悔しい結果に。
    しかし3戦連続の2位など毎戦確実にポイントを大量に持ち帰っており今年のチャンピオン最有力であろう。
    第5戦からはJAF-GT勢に給油リストリクターと最低地上高8mmアップの調整が施され、その影響かCR-Z勢のスピードは得意の鈴鹿であるにも関わらず落ちたが(ウェイトの影響もあるが)、無限は決勝でしっかりと走りきり5位フィニッシュで終えた。
    CR-Z GTはエンジンにLMP2マシン用のHPD製2.8L V6ツインターボを搭載。ハイブリッドシステムはザイテック製のレーシングハイブリッドシステムと外見含め完全なオリジナルレーシングカーとなっています。

    _ ハイブリットカー初優勝という使命は果たした? _________________


    No.31
    Panasonic apr PRIUS GT
    apr / 9位
    新田 守男 / 10位
    嵯峨 宏紀 / 10位
    中山 雄一(Rd.5) / ---

    タイヤ : ヨコハマ
    Rd.1 : 14/DNF Rd.2 : 5/1 Rd.3 : 14/DNF Rd.4 : 4/22 Rd.5 : 19/15
    こちらも昨年に引き続き参戦のaprのプリウス。熟成が進み・・・かに見えたが相変わらずトラブル多発である。
    しかし第2戦では見事ハイブリッドカー初優勝を飾った。しかしこの優勝以外ではトラブルでリタイアorノーポイントが続いている。
    無限CR-Zのような完全ワークス開発マシンではないので(TRDが協力してはいるが基本はapr)開発に苦労しており、特に回生システムとブレーキのバランスがうまくいっていないためレース中必ず1回はどこかでスピンしている光景を見る。
    今年はハイブリッドシステム自体ではなく別の場所のトラブルが頻発しているようでチームは頭を悩ませているようだ。
    このプリウスはスーパーフォーミュラ、GT500にも使われるトヨタ製3.4L V8自然吸気エンジンをミッドシップに搭載。ハイブリッドシステム自体はアクアに搭載される市販車用のハイブリッドシステムをベースに改造を施したものを搭載。プリウス用ではなくアクア用を選んだのは同じ性能でよりコンパクト(軽量)なため。

    _ 後半戦は安定して上位を ____________________________


    No.55
    ARTA CR-Z GT
    AUTOBACS RACING TEAM AGURI / 5位
    高木 真一 / 5位
    小林 崇志 / 5位
    野尻 智紀(Rd.5) / ---

    タイヤ : ブリヂストン
    Rd.1 : ---/12 Rd.2 : 3/19 Rd.3 : 1/1 Rd.4 : 2/1 Rd.5 : 8/DNF
    ARTAは長年使用してきたガライヤからCR-Zにマシンチェンジ。
    開幕戦の予選で水溜りに足を取られいきなりマシンを大クラッシュ、続く第2戦でも3番手グリッドを獲得したがフォーメーションラップでスピンしてノーポイントと幸先の悪いスタートとなった。
    しかし第3戦と第4戦では見事2連勝。これで一気にトップ争いかと思われたが第5戦では早々にトラブルでリタイアとなった。
    結局優勝時以外ではポイントを重ねられておらず、今後はいかにちゃんとポイントを取っていくかが重要になるだろう。


    _ GT450クラス _________________________________


    No.61
    SUBARU BRZ R&D SPORT
    R&D SPORT / 3位
    山野 哲也 / 2位
    佐々木 孝太 / 2位
    井口 卓人(Rd.5) / 7位

    タイヤ : ミシュラン
    Rd.1 : 1/5 Rd.2 : 1/DNF Rd.3 : 3/4 Rd.4 : 1/6 Rd.5 : 1/1
    今シーズン最速のGT300車両と言っても過言ではないBRZ。
    ハイブリッドのアシストなしにこの速さは驚異的である。秘密はGT500クラスと同じサイズのミシュランタイヤを装着していること、GT500顔負けの超空力マシンであることであろう。
    しかし信頼性と決勝での失速に泣き、PPをとってもとっても勝てないどころか表彰台にも立てないという状態が続いた。
    得意の鈴鹿1000kmでは圧倒的な速さでポールを獲得。決勝では1周で後ろを2~3秒引き離す異次元の速さを見せ今度こそは優勝かと思われた。
    しかし残り1時間ほどになったところで異変が。リアのディフューザーの一部が破損しマシンバランスが大崩壊。1分以上あった後ろとの差がどんどん詰まっていく。緊急ピットで破損部分をもぎ取りタイヤ交換、Z4に首位を譲るもその後ペースが回復し再逆転で見事BRZの初優勝(初表彰台)を飾った。
    あまりにも空力マシンすぎてちょっとでもダメージを負った際に一気に崩壊してしまうというBRZの弱点が見えたレースであった。


    JAF-GTは今後更に調整が入る可能性があるのでそれでどうなるかに注目ですね。

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