この冬、白ヒゲの長年の念願であった“薪囲炉裏“が完成したおかげで、暖かい気分でお客様も迎えられた−そろそろ春の兆し、また来年の活躍か−春は嬉しいが何となく寂しい。
振り返ると何度も何度も修正してきた。風情あるものに仕上がるまで、使えるものになるまで。煙突フードの高さ、薪をくべる台・・・などなど、改良に改良を重ねた。実は初めは煙って煙って大変であった。高い吹き抜けのレストランが・・・2Fホールが・・・真っ白だ〜!!収まった後はススで真っ黒だ〜!!かなり頭を悩ませられた。というか笑うしかなかった。
その後、あれこれ考え改良を重ね、ようやく“らしく”仕上がった。そして火の焚き方のコツも、焚いて煙らない木の種類もだんだん分かってきた。 火をくべる、とは、実に難しい。
そう、炎がきちんと上がれば煙らない。火のあるところに煙はたたない、のであった。