ミミズ目当てみたいで、おいらが長年、手塩にかけて育ててきた芝生が見るも無残に掘り返されて困っている。
ちょっと、痛い目にあわせてやれば・・・といろいろ準備し始めたところで、
「待てよ、そういえば出没するのはいつもこいつ一頭だけだなあ。親兄弟は猟師の 餌食になったのかも知れない。」
追い払おうと石を投げても知らんぷり。凶暴さのかけらも見られないし、哀れにも可愛くも思えてきた。ましてやオイラもイノシシ生まれである。だったら」―で、家族会議の結果、しばらく様子をみることにした。
このイノシシ問答が新しい展開を生み出すのだから、我が道はわからない。
煩悩の数を過ぎた109組のカップルを生み出したフィールドを、うろつき始めたこのイノシシには何かあるかもしれないし、何もないかもしれないけれど、
世の中考え方で、石だって宝石だったり、捨て石になったりするんだし。
この動画配信も、ちょうどこのイノシシの出没に合わせて始まったようなことだし。