【動画解説コラム】実況者杯2014WC本選動画の裏話【1人2役?】
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【動画解説コラム】実況者杯2014WC本選動画の裏話【1人2役?】

2015-01-24 12:22
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1.はじめに

 どうも、初めましてラムジンと申します。
 今回は動画作りに関してのノウハウが少し溜まってきたので、動画の解説なんぞしてみようかと思った次第でございます。主に動画制作者向けの記事となっていますので、説明不足な箇所も多々あると思いますが何卒ご了承ください。ゲーム実況・動画作成を始めて2年あまりと若輩者ではござますが、よろしくお願いいたします。

まず「実況者杯」とはなんぞ?という方は、
こちらのコミュニティまたは告知動画を参照してみてください。

 簡単に説明すると
テーマに沿った単発実況を期間内に投稿して一番面白いのはどれか? を競う大会になっています。今回で5回目を迎える本大会。面白いトークを基本としたオーソドックスな実況スタイルの方や実写を使った変わり種、ゆっくり実況など部門ごとに様々なゲーム実況が会する、まさにお祭り的な大会ですので、興味がある方は次の機会に大会参加・視聴するのを検討されてはいかがでしょうか


2.出場目的・動画作りの経緯について

さて、今回紹介・解説をしようと思う動画はこちら↓

 大会の説明に期間内…と言いましたが、予定が合わずギリギリの投稿となってしまったこの動画。タイトルの通り未完でございます(笑)「なんでそんな中途半端なものを?」と感じた方もいるかと思いますが、実況のスタイル・編集方法に色々な可能性を示したかった。というのが半端ながらも投稿させて頂いた理由のひとつです。他にも動画は完成しないと投稿してはいけないという固定観念を払拭するべく前例を作っておきたい、1人のゲーム実況でトークに自信がない人でも面白くする方法は色々ある、ゲームの解説や字幕の入れ方など前大会までに他の方から学んだ知識をまとめておきたいといった理由が含まれています。
 元々「ゲーム実況とはこうあるべき!」というような考えに異を唱えたかった私は、この大会を通じて色々な方法を試してきました。今回で4回目の出場になるのですが、以前にもこの動画と同じように1人2役の実況動画やゆっくり実況、実写を使ったワイプ実況等を試してきました。大会に参加してちょうど1年の節目に、今まで参考にしてきた動画の集大成として、以前と同じ方法で編集をしたらどうなるのか?を試したかった…というのも理由の中にあります。
 実況者杯は順位を競う大会ではありますが、私は面白い動画を作る人はたくさんいるので、もっと面白い動画を作れる手助けとして参考にして頂けたらな…というような思いで大会に参加させて頂いております。もちろん、実況のスタイルは人それぞれなので私の動画を見て参考にならないという方もいるかと思いますが(笑)前年の春と夏の大会には、この大会の運営として動いていたこともあるので考え方としては一般参加者…というより大会を盛り上げる、意味のある大会にしたいという運営の想いに近いのかもしれません。


3.テーマ解釈・PR動画について

 今大会のテーマは「戦」。このテーマ解釈については全く考えていません(笑)私の動画作りのスタンスがやりたい時にやりたいゲームをやる…というような自由気ままなスタイルなので、大会の趣旨に反しない程度に取り入れさせて頂いています。時にはゲーム選びや、編集・企画のネタを考える時の参考にさせて頂くこともありますが、基本的に後付です。
 では、今回のゲーム選び・PR動画にはどんな意図があったのか?…結果から言うと、考えていたことの殆どができなかった訳ですが当初の考えは「過去から未来、PR動画から本選動画、1年前の動画から今回の本選動画への繋がり」といったような単発実況でありながら、他の大会動画を使い捨てではなく、関連させることで動画ひとつひとつに意味を持たせたかった…という思いがありました。
 この大会は単発実況として完結させていることが前提ではありますが、他の動画と関連付けしてはいけない…という制約はありません。なので、ひとつの動画で楽しめるがPR動画や過去の動画を見るともっと楽しめる。といったような狙いができればと考えていたのです。ただ、やり過ぎると身内ネタとなり視聴者を置いてけぼりにしてしまうのであくまで動画のアクセントとして盛り込めればと思っていました。今回は時間と予定が合わず苦しい状態での動画作成になってしまいましたが、また機会があれば挑戦してみたいと思います。
 ちなみにソニックを選んだ理由ですが、たまたま見つけたソニックメガコレクションプラスというソニックシリーズ13本がひとつになったゲームに出会ったのがきっかけです。当時放送していたアニメHi☆sCoool! セハガールに影響されたのもあり、安易にやりたい!と思いコレにしました。あとメガドラちゃんカワイイ。


4.収録・編集について

 収録は全て別撮りです。動画はGV-USB2やアマレコTVなどを使って、普通にゲームをプレイしたものを先に収録しました。あまり時間が無かったのもあり、使えそうな箇所は全て録画しておいて後からカット等で編集しています。ちなみにクリアまでの時間ですが、ゾーン3に入ってからステージセレクトの裏ワザを使って約5~6時間程度かかりました。(途中でステージセレクトがあることに気付いた)
 音声についてですが、これはAudacityを使って動画を見ながら1セリフずつ収録しています。基本的にノイズカットやボイスの頭と終わりにフェードをかけて聞きやすいよう編集するつもりだったのですが、結果最初の茶番(~2:30辺りまで)だけ編集して以降はノイズカットもせず、そのままぶち込んでます(笑)

・動画冒頭の重要性
 さて、ここからが編集のキモです。(見せる)動画作りにおいてもっとも重要なのが冒頭部分です。というのも、視聴者の立場で見るとどんなに面白い動画でも開始数分で気に入らないと最後まで見られないことが多いからです。声やノイズ、画面の粗さなど不快と思われた時点でブラウザバックが普通だと思います。逆に言えばここで視聴者を引き止める、期待させることができれば最後まで見てもらえる可能性はあります。単発やシリーズのパート1は動画の方向性、面白さ、インパクトなど伝えられるだけ入れておく必要があります。
 そこで今回の動画は1人2役である茶番を全面に押し出し、編集をいつもより多めに人物紹介や趣旨説明などを混ぜつつ掛け合いを重視しています。本来であればゲームの進行に合わせて、その辺りを入れないといけなかったのですが、編集する時間の関係上断念してしまいました。とにかく、時間が無かった私は動画に合わせるのは諦めて、掛け合いの面白さに注力することにします。

・なぜ1人2役でやるのか?
 1人では表現しきれないツッコミやハモリ、間、相槌などをなるべく入れ、その場の空気感を意識しながら収録しました。尺は動画合わせなので、最後の方はどうしても無理矢理感が出てしまいましたが、思いつきで台詞を入れた割には上手くまとまったかなと思います。
 動画…に限った話ではありませんが、何かを作る際に大事にするのは何を見せたいのか、聞かせたいのか、コンセプト(目的)をしっかり持つことです。今回の冒頭は台詞に注目してもらいたかったのでゲーム画面はデモ(正確にはスタッフロールですが)のままにし、どの台詞を聞かせたいのかを吟味して編集で字幕を入れました。


・画面構成について

 動画の画面サイズは16:9で出していますが、ゲーム画面は4:3です。その差を上手く利用して字幕を入れるスペースを確保して見やすさに配慮しています。ちなみに背景画像はメガドライブの本体・ロゴを意識した自作画像です。
 この画面では少し分かり辛いですが、ゲーム画面の上に背景画像を乗せて拡張編集のマスク反転を使用することで穴を空け、更に境界線ぼかしを使って自然な仕上がりにしています。こうすることで周りの画像は動かさず、裏でゲーム画面だけ動かしてシーン切り替えが出来るという寸法です。ちなみにこれは動画をフルスクリーンにした際に、全部の画像が動いてしまうと目が疲れてしまうので少しでも負担を減らすためです。(先程言った見せたいモノを残す…という意味もあります)

・ゲーム画面に合わせて喋る
 ここからゲーム本編の編集に入るのですが、ゲーム画面の方は先にカット編集を済ませておいて、普通の実況動画を作る感覚で見所だけを抽出しておきます。その動画に合わせて声をあてるのですがこの時、喋る内容が決まっていなかったのでゲーム画面を動かしつつ喋って、動きに注目する点があれば反応したり、直前の台詞の言い回しを変えたり、早口にしたりして尺を合わせていました。
 ここではゲームの楽しさに注目して欲しかったので、なるべくリアル感を損なわないよう実際に遊んでるかのように台詞は注意しています。しかし、やはりというか趨向する時間がなかったので、キレのあるツッコミなど2人いる意味が少し薄れてしまったのが残念です。

・メガドラちゃん
 前(2013冬)大会の教訓として解説を実況で喋ってしまうとほぼ1人で喋ることになり2人いる意味が無くなってしまったので、今回は動画にメリハリを付けるためには解説役を別に用意することにしました。本当はゲーム画面を止めてゲームセンターCX風に解説を入れたかったのですが、これも時間の都合上断念しています。せめて解説に注目して欲しかったので、実況側の音量は抑えて解説に目が行くよう工夫しました。文字表示の速度、消すタイミングはやや感覚でやっていましたが、ゆっくり口に出しながら読み上げて終わる時間を目安に消すようにしています。そうすれば、文字を読む人が遅い人でもなんとか間に合うかな?といった具合です。
 ちなみに解説の内容はネットからの情報の寄せ集めです。Wikiの文章などそのまま見せても自分の味が出ない…というか、読ませる文章と動画で見せる文章ではテンポが違うのでどうしても変える必要はあります。今回で言えばメガドラちゃんが喋っている風にしたかったので、なるべく表示する情報は要点を捉えつつも、記憶を頼りに喋っているよう心がけていました。余談ですが、私は大技林(ゲームの裏ワザ集みたいなもの)を持っているので当時の情報も合わせて紹介できるのが、この手法とマッチして良かったと思っています。

・エンディングロール
 〆切前日に思いつきどうしても入れたかった部分です。このおかげで投稿時間がギリギリになったのは言うまでもありません(笑)登場キャラクターの紹介や協力(情報収拾に使用したサイト・大技林)などまだまだ入れたい名前があったのですが、ここは最低限で済ませてしまっています。元々、動画のテンポやリズムを大切にする私ですので、最後のセガハード一覧は一番力を入れました。はい、一番です。ロボピッチャのドット絵だけ探すことができなかったので、ファミコンロボで代用しています(笑)


5.さいごに

 以上で今回の動画についての解説は終わりです。この動画について質問や助言等あればコメント頂けると返信でお答えしたいと思います。長々と色々語ってしまいましたが、これだけは伝えておきたいと思います。 私にとって実況とは遊びであり、趣味です。またゲームは楽しむためにあるものです。 それ以上でもそれ以下でもありません。色々考えていて面倒くさそうだなぁ…とお思いの方もいるかもしれませんが、楽しみ方は人それぞれですので、自分が思う楽しい!を見つけて全力で楽しんで頂きたいと思います。ゲーム実況の良い所は自分の楽しい!という思いが誰かの面白い!に繋がることだと私は信じています。

 長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
 またの機会がありましたら解説?みたいなことをしたいと思います。
 それでは皆様、またどこかで。 ノシ


動画作成・筆者:ラムジン

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こんばんは、ブロマガ熟読してしまいました。裏方話はとても参考になる内容でした。
ゲストで登場された時にも毎回テーマをもって参加していると仰られていたのでその点に注目して何度か見返したり…。
ブロマガでは画面構成の部分が個人的に参考になりました。ゲーム画面を大きくすることも大事ですが、比率が乱れてしまったり、余白ができてしまう…そういった悩ましい部分を様々な工夫で作り上げているんですね。是非、今後の作品にパク…いや、参考にさせていただこうっと!
60ヶ月前
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>>readerさん
おぉ、そこまで注目して見て頂けるとは、ありがとうございます!
画面構成に関しては、情報量の少ないレトロゲームだからそのままでいけた…というのもありますが、画面の前後を意識するだけでも印象が変わるので色々試してアイデアを共有できたらなと思っています。たとえばトロステーションの画面は、紙芝居でありつつもゲーム画面とキャラクター、文字など見やすく配置されていて色々と参考になりました。 ゆっくり等ゲーム本編以外のキャラを出す場合は、そこがどこなのか?というのを意識するとさらに世界観が広がって動画に魅力が付加されるかもしれませんね。
私も実況者杯に関わってたくさんパク…影響されているので、良いと思った箇所はじゃんじゃん参考にしちゃってください!
readerさんの今後の活躍にも期待しております♪
60ヶ月前
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いまさらですが半端なく参考になります
ありがとうございます
59ヶ月前
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>>フクツさん
こちらこそお目通しいただき、ありがとございます!
ここに来てくださったのも何かの縁ですからね、私以外にも為になることを言ってらっしゃる方、書いてらっしゃる方がいますので色々と探したり、考えたりするきっかけにして頂ければ幸いです♪
59ヶ月前
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