【動画解説コラム】実況者杯2016WL本選動画の裏話【ゆっくり&生声】
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【動画解説コラム】実況者杯2016WL本選動画の裏話【ゆっくり&生声】

2016-03-30 19:42

    1.はじめに                            

     どうも、ラムジンと申します。約1年ぶりくらいのコラムです。
     この記事は主に動画制作者向けの記事となっていますので、
     動画制作の基礎的な部分など
    説明不足な点はご了承ください。
    実況者杯とは、簡単に説明すると テーマに沿った単発実況を期間内に投稿して一番面白いのはどれか? を競う大会になっています。4年目を迎えようとしている本大会、VOICEROID実況や実写での実況など色々な方が参加されるので、少しでも興味ある方は下記コミュニティまたは告知動画などを覗いてみてください。きっとお気に入りの実況スタイルや実況者が見つかると思います。


    2.タイトルについて                        

    今回紹介・解説をしようと思う動画はこちら↓

     いきなり最終回です。単発実況の大会なので最終回も何も無いのですが、実況者杯のルールには投稿時期とタグロック以外の制限はありません。なので大会の中で目立つ為には、タイトルから既に戦いは始まっています。「単発なのに最終回?どういうことだろう」と一人でも興味を惹くような工夫をするのは、大会ではとても大切です。「それって、大会関係なく普段の実況からそうでしょ?」と思うかもしれませんが、漠然とした『実況』カテゴリの中で目立つと考えた場合と『実況者杯』の中で目立つでは、やはり考え方や見せ方が変わってきます。よりターゲットを絞って考えられるので、普段の実況より見られる可能性は格段にあがります。その中で言えば「特殊な回、EXパート」等の付け方は、番外編や特別編という印象を与え期待感と、シリーズを続けている安心感を与える効果があると思います。

     それに今回は特殊なこと、ルール無用な後夜祭を利用して本当に最終回にしてしまおうと考えたのもあります。実況者杯のルールには「大会動画は必ず単発動画を投稿」「以前実況したゲームとは違う内容」という部分しかないので、単発で楽しめつつ投稿後にシリーズに持っていくことはできる、と思いこのような形となりました。
     実際に後夜祭でバグ村シリーズをパート1から投稿していったのですが、正直パート44も行くとは思ってなかったので単発の動画内容にしては長くなり過ぎました。というか縛り内容を盛り込み過ぎました。(初見+バグ+鬼畜ゲーム+時間制限)

     これは自分のこだわりみたいなものですが、大会用の動画に対し企画自体は前もって用意して良いが、収録や編集などの実作業はPR投稿期間が始まってからという縛りを設けています。やはり期限内に同じ条件下で競い合うのを楽しみにしている部分もあるので、1年かけた素材を数週間前に大会を知った人相手にぶつける…というのは何か違う気がします。
     正直、今回は間に合わないのも覚悟していましたが、色々とやりくり(去年の反省も踏まえて)することで何とか本選を投稿することができました。アイデアを期限内で形にする。これこそがクリエイターにとって一番大事な部分かと思います。
    ここからは余談ですが、仕事で期限を伸ばしてもらうこともありましたが、あれは1対1での約束、また資金や契約の上での引き伸ばしなので色々とリスクも負っています。なので最終手段なんですよね。大会ではそういう訳にはいきませんので、もちろん何においても完成が優先です。たかが趣味、されど趣味。空腹こそ最高のスパイスじゃないですが、苦労した分完成した時の喜びは一入(ひとしお)です。

    3.テーマ解釈・企画アイデアについて                

     今大会のテーマは「恋」。間違いなく歴代の大会で一番難易度が高いものと感じました。解釈自体は楽(恋愛は話作りの中で一番多いジャンル)なんですが、イメージが固まりすぎて(前後に違う言葉を繋げづらい)似たような動画が集まる危険性が高かった…というのが、難易度を押し上げた原因です。実際に結果発表を終えて上位陣を見てみると、ネタが埋もれないというか解釈の仕方が独特な方が多い傾向にあったと思います。かく言う私もそのイメージに引っ張られて、無理にネタへと入れてしまった(恋人設定)のは反省する点となりました。
     去年の記事にも書いたのですが、私の動画はアイデアの助けになれば…という思いもあるので基本的に思いついたネタはなるべく入れるようにしています。しかし全部入れてしまうと、とっ散らかって何を見せたいのか分からない動画になるので、以下の項目について注意しながら作成しました。
    ・経過より結果を大事にする。     
       なるべく同じシーンや予想できる映像は使わない
    ・一緒にプレイしている空気感を出す。
       普通の実況は後夜祭に出す予定なので内容がかぶらないよう注意する

    ・初めて見る人が満足する…という気持ちで動画を作る。
       読んだり聞いたりして引っかからないか何度も確認する
     特に初見の人を意識しているのでゲームの説明や解説が多くなってしまいます。なるべくそのゲームについて知ってもらいたい、魅力を伝えたいという思いがあるので少し長くなってしまいがちなのが悩みの種です。解説と面白さを両立するのは難しいですが、あくまで自分はゲームのおまけであり、見て欲しいのは人(キャラクター)ではなくゲーム画面です。その気持だけは忘れないようにしています。

     なお企画アイデアについては今までの実況者杯で見てきた動画を参考にしています。組み合わせが新しいだけで、自分のアイデアはひとつも無いと言ってもいいです。特に影響を受けた動画は、アマ河童さん(*゚ロ゚)ハッ!!熊さんBRAVESさんゆっくりラジオ日記さんLuLuさんです。ほんのひとネタだったり、演出や実況スタイルだったりと色々参考にさせてもらってこの動画はできています。過去大会も含め本選動画はほとんど拝見させて頂いているので、本当はもっと色々な動画にも影響されているのですが、複数の方が同じような編集をしていたりと影響された方を明確にできない方もいたのでこの場を借りて、改めて参加者の皆さんには感謝を伝えたいと思います。皆さんも良いと思ったものはどんどん吸収していってくださいね。

    4.収録・編集について                       

     収録は企画の方向性が決まった時点から撮り始めます。そうしないと喋る内容が変わってきますし、物によっては収録のやり直しという一番時間のかかることになってしまいます。やはり面白い動画を作るうえで一番時間をかけたいのは編集です。如何に美味しい食材も調理方法が下手だと味を損なってしまうように、良い映像やしゃべりができても編集で見づらい聞きづらいものにしてしまったら台無しです。
     私にとっての編集は料理に近いものがあります。下処理(マイクやキャプチャ)や調味料(効果や演出)を加えながら正しい調理法(編集)を知らないと美味しいものはできません。良い食材を探したり、下処理だけで素材の味を生かした調理法を好む人もいると思います。味や調理法に関しては好みですので何が正しいかは人それぞれになってしまいますが、素材探しも調理もせず美味しいものができることは無い…ということだけは伝えておきます。

    • 動画を作り始める前の心構え
       ここからは編集について語っていくのですが、動画の冒頭については去年の記事にも書きましたが一番気を使う場所です。初めて見る動画を最初から期待して見る人はいません。冒頭に書いたタイトルやゲーム、サムネイルなど興味を惹くワードや画を見てやっとスタートラインです。そしてそのいずれかを期待、興味を持って来た人に対しどう対応するかが重要になってきます。貴方が映画館に来て、ポスターや映画のタイトルをどう選ぶのか。何に興味を持って選んだかはジャンルやポスターによると思いますが、もし説明や思った内容と違った場合を思い出してみてください。また見たくなる映画とはどういったものか、というのが少し分かって来ると思います。ただお金を払って見る映像と素人が趣味で作っている映像では期待値がまるで違うので、序盤での判断はもっとシビア、厳しくなるということは注意してください。

    • 本編がすぐ始まらない理由
       私の本選動画は全てゲームのOPなり、プレイ映像を流しながら冒頭で企画の趣旨や説明を入れています。初めましての人が多い大会だからこそ、自己紹介や挨拶、どういった人なのか見せておくことで事故が減ります。やはりマイナスイメージなコメントが残ると、人によっては視聴する前からマイナスイメージがついてしまうことがあるので、この辺りは見ている人をがっかりさせないよう、不快な思いをさせないよう気を使っています。

    • 画面構成について
       今回の画面構成は、ゆっくり実況そのままです。せっかく生声とゆっくりの掛け合い実況なので両方の良い所を…ということで、表情を入れることにしました。時間があればもっと動きを出したかったのですが、セリフに合わせて表情を変えるだけで断念してます。

       それと本企画ではバグ状態でゲーム画面が進むため、正直見続けるのが辛いです。そのため、適度に解説や攻略中に違う画面を出すことで休憩を入れています。もちろんあくまで魔界村がメインですので、小さく横におくことにしました。気になる方は2周、3周してくれるので再生数稼ぎにも最適です。

    余談ですがフスマを閉めて画面切り替えをしたのは鬼武者(パチスロ)をイメージしてです。よくある演出ですが、細部までカプコン一色にしたかったので探してみるとまだある…かもしれません。

    • シーン選び、尺調整
       
      今回は単発でクリアまで見せることを目標としていたので、ボス戦がメインです。最初は苦戦しているシーンも見せようとは検討したのですが、長くなりすぎる&後夜祭の実況とかぶるので断念しました。エンディングで流れていたシーン(実況パート)が没となったシーンの名残です。そして裏テーマであるカプコンメドレーを完成させるために、シーンに合った曲を選んだり、盛り上がる良い部分を抜き出して尺を調整しています。エンディングを入れたら30分を超えてしまいましたが、本編だけで言えば27分くらいで収めてあります。

       
      カプコンは特に好きな会社というか作品が多いので、名作劇場に入れるゲーム、曲は悩みました。今回は画面をドット調で構成していたので、その雰囲気にあったレトロゲームでまとめています。3Dであればバイオハザードやモンスターハンター、2Dであればビューティフルジョーや大神などになっていたと思います。

    • 音声について
       実は大会動画では3度目となる1人芝居。理想の相方像を毎回この動画を作る際に思い描いて収録するのですが、自分の力以上のものはできないのでボケが多めになってしまいました。ツッコミ役は間のとり方や言葉の言い回し方が本当に難しいです。特にわかりやすい言い回しや状況を表す言葉を知らないとツッコミが成り立たないので、効果音や字幕の力を借りてごまかしている部分もチラホラあります。と、話が少し逸れてしまいました。

       さて、音声の収録を始めるうえで進行役と実況プレイ役の配役を決めるのですが、元々ゆっくりとしゃべっている時点で嘘くさいリアクションになってしまうと予想できたので、それならば始めからゆっくりさんにリアクション担当を任せて、ゆっくりにできないガヤの笑い声を進行役として当てることにしました。ここも後夜祭動画との差別化を図っています。
      裏設定としてロケハンしたのがバグ村シリーズ、本番が本選動画という体で話が進んでいます。
       ちなみに収録の仕方は動画に合わせて普段実況してる感覚でしゃべるだけです。その収録した音声を担当ごとに分割したり、補足で継ぎ接ぎしてできたのがあの動画…という感じになります。

    • エンディングロール
       普段の動画であれば必要のない部分なのですが、多くの素材を使用させて頂いたことと実況シリーズがあることを知らせるために、あのような形になりました。今回は実況部分が薄くなってしまい動画内ではどうしても補完できなかったので、私の中では後夜祭の動画を見てから、本選動画へ戻って頂いて「どうしてこうなった」と思って頂けたら正解です。なぜあの実況動画からあのような動画ができたのか…自分でも未だに謎です。

    5.さいごに                            

     色々書きましたが、根拠も無ければ実績もない人の戯言なので参考程度に受け取って頂ければ幸いです。なお、この動画について何かあればコメント頂けると返信でお答えしたいと思います。

     さて今回もこの言葉で締めたいと思います。

    私にとって実況とは遊びであり、趣味です。
    またゲームは楽しむためにあるものです。
    それ以上でもそれ以下でもありません。

    楽しみ方は人それぞれですので、
    自分が思う楽しい!を見つけて全力で楽しんで頂きたいと思います。

    ゲーム実況の良い所は自分の楽しい!という思いが誰かの面白い!
    に繋がることだと私は信じています。

     長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

     それでは皆様、またどこかで。 ノシ



                                   動画作成・筆者 : ラムジン

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