ちょっとめん棒をはっちゃけてしまったんだが、面倒なのでそのままにしてある。
　早く片付けないとなー、と思いつつ、ついついそのままにしちゃうんだ。

　そんなこんなで、もう２週間も経つ。あんまり邪魔にならないことも手伝って、未だに部屋の一部を占拠しているのだ。

　だがね、これでよかったのかもしれないとも、思うんですよ。















　そうかな

ルパン３世みたいな格好をした無精ひげの主人公　ルピン２７世



彼は華麗に・・・ではなく、強引に金庫とかを奪う。

どこからともなく重機に乗って現れ、そっくりといただくその手口はまさに職人芸。

ばれにくいように粉塵や騒音は最小限に抑えられている。環境にもやさしい。



ジケンは設計の名人。どんな堅牢なものであってもぶっ壊す算段をつけてくれる。

ゴザロウは剣の達人。斬鉄剣で何でも切り刻み、不可能を可能にしてくれる。

実はコンニャクだけは切れない。




今日はそんな設定を考えながらニヤニヤしていた。
何やってんだろうな。

ひさびさに実家に帰った俺は、裏山で熊に出会う。
しかも親子だ。
身の危険を感じた俺は家へ逃げ帰った。
しかし熊も家の周りをうろつくようになった。
するとなぜか熊が家を訪ねてきた。
とても知能の高い熊らしい。はじめ見たときは裸だったのに今は背広を着ている。
親はなんと話ができるようだ。
実際にしゃべったところを見たわけではないが、
しゃべれることは確定的に明らかだった。
家のみんなは恐ろしがっているが、なぜか俺はその熊が気に入りだしていた。
と、同時にいつ襲われるか気が気じゃなかった。
子供はまだ知能が低いらしく、言葉は通じないし服も着ていなかった。

なんだったんだろうな。