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男達をも動かした! 歴史に名を残すあの悪女に学ぶ「心を動かすプレゼンテーション術」
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男達をも動かした! 歴史に名を残すあの悪女に学ぶ「心を動かすプレゼンテーション術」

2012-11-15 14:00
    あなたに足りないのは能力よりもテクニック。

    第2回目のお手本は、日本史に名を残す女性政治家「北条政子」。

    尻込みする男達をも動かした、プレゼンテーションのコツを学びましょう。
    ◆歴史に残る女性政治家は情熱的な人!?

    鎌倉幕府の将軍、源頼朝の妻であり、頼朝が亡くなった後は優秀な女性政治家として活躍した北条政子。政治家ということもあり、男勝りで冷徹と言ったイメージを持つ人も多いのでは?

    ところが政子は、感情豊かで実に情熱的なオンナ。島流しにされていた源頼朝と恋に落ちた時には、親に決められていた結婚をすっぽかして駆け落ち。結婚後、頼朝が愛人を持った時には、愛人宅ぶっ壊すというエピソードも残しているほどのアツい人なのです。

    ◆人間心理を突いた、ポイントが満載

    そんな政子のプレゼンテーションはやはり情熱的。有名なのは、朝廷が鎌倉幕府を討とうとした時に、「朝廷には逆らわないほうがいいのでは?」と尻込みする武士達をヤル気にさせたプレゼンです。

    彼女は単に「朝廷と戦い幕府を守ろう」と伝えるのではなく「あなた方の利益を守るために」「これからの社会のために」「亡き頼朝の恩に報いるために」といったツボを押さえた伝え方をしています。自分の利益、社会への貢献、そして人の恩。こういった人間心理を巧みについた彼女のプレゼンは反対勢力をも味方に変えました。

    ◆プレゼンの決め手はロジックとパッション
    人は論理で納得して、感情で動くもの。政子は計算だけでなく、そこにアツい想いをのせることで世紀のプレゼンを成功させました。ロジックとパッション。一見相反する二つを使うことが、人を動かすコツ。

    あなたも、ここぞというシーンでは、ロジックをしっかり組み立てるだけでなく、そこにアツい想いをのせてみてください。きっといい結果を出せますよ。

    text by 藤田尚弓(会社役員/悪女学研究家)
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
    港区でWEBの会社を経営する傍ら、交渉・コミュニケーションの講師として、一部上場企業や大学などにも登壇。ライフワークとして歴史上の悪女の研究を行なっており、テレビ出演やコラム連載なども行なっている。著書に「NOと言えないあなたの気くばり交渉術」(ダイヤモンド社)「悪女の仕事術」(ダイヤモンド社)「悪女の恋愛メソッド」(大和出版)などがある。株式会社アップウェブ代表取締役・悪女学研究所所長・早稲田大学オープンカレッジ講師・日本社会心理学会会員
    藤田尚弓オフィシャルサイト>>

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