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朝の人気ドラマのヒロインが、電車内でウニ丼を売る際に首から下げていことから、注目が集まっている「がまぐち」。
昔懐かしい和小物、小銭入れという印象が強いですが、最近は、財布以外にも様々なアイテムに活用され、より身近な存在になっています。
京都のがまくち専門店「あやの小路」では、コスメポーチやハンドバッグ、スマートフォンケースなど、様々ながまくち商品を扱っています。色や形は様々ですが、共通するのは、「手仕事」と「メイドインジャパン」へのこだわり。江戸時代から続く高島帆布(はんぷ)を手染めし、京都の職人たちが丁寧に仕上げた小物には、季節による色や柄の位置の違いなど、ひとつひとつに個性が感じられます。
「TAWARA型がま口コスメポーチ(中)」2,310円(税込)
実際に使ってみると、思っていたよりもずっと便利で驚きました。開けやすいのはもちろん、ひらいた口金が布の両端を押さえて広げる役割を果たすので、中の物が取り出しやすいです。コスメポーチの場合、口金を開けばしっかり自立するので、メイク中にポーチの小さな隙間から手を入れてうっかり汚してしまうという心配もありません。
閉める時の「パチン」という音も魅力のひとつ。お金を払う、メイク道具を片付けるなど、忙しい毎日の中で、つい流してしまいがちな動作を意識できるので、いつもの所作が自然と丁寧になる気がします。新しくてどこか懐かしいがまくちを、暮らしの中にもっと取り入れてみたくなりました。
[あやの小路]
(吉戸三貴)
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/08/032126gamaguchi_0819.html