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2019年6月(予定)のニコニコ動画ランキングリニューアルについての自分の考え ※追記あり
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2019年6月(予定)のニコニコ動画ランキングリニューアルについての自分の考え ※追記あり

2019-03-12 23:44

    今回のニコニコ動画ランキングのリニューアルについて自分なりに考える問題点をまとめる必要を感じたので,ここにまとめておきます。なおだいたいの内容は今日の昼間にTwitterで言ってたことをまとめ直したもの+αです。

    リニューアルの内容

    まず今回のランキングリニューアルですが,テキスト資料としては下記のページ,またここに含まれない内容が昨夜の「ニコニコ運営生放送」のニコ生で説明されました。基本的にはページの引用により,不足分を適宜ニコ生の内容から補完しながら自分なりに説明したいと思います。

    【告知】動画のランキングおよびカテゴリの仕様変更https://blog.nicovideo.jp/niconews/103407.html




    ※ 13日により詳しい説明が公開され,合わせて解説生放送が行われました。
    以下これで新しく分かった内容を追記します(下線部が13日追記)。

    新ランキング(ジャンルランキング)の詳細
    https://ch.nicovideo.jp/nicotalk/blomaga/ar1740969



    ランキング・カテゴリタグを廃止

    新たに増えるものより無くなるものの方が分かりやすいかと思います。
    今回のリニューアルで無くなるものは,端的に言えば(これまでの)ランキングとカテゴリタグです。
    12年間ずっとニコ動にあったランキングとカテゴリタグが無くなります。


    まずランキングから説明します。
    ニコニコ動画のランキングは総合・再生数・コメント数・マイリスト登録数の4種のランキングから構成されます。

    告知では

    ※再生数/コメント数/マイリスト数ごとのランキングは廃止いたします

    とあり,まず再生数・コメント数・マイリスト登録数の3つのランキングは廃止されます。ニコニコ動画の再生数・コメント数・マイリスト登録数のランキングはニコニコ動画(γ)の頃から存在しました。ニコニコ動画ではプレミアム会員のみ過去のランキングも参照することができますが,こちらでは2007年4月3日時のランキングが確認できます。https://www.nicovideo.jp/ranking/view/daily/all/20070403
    ここから12年間,メンテやトラブル等を除けば途切れなかったランキングが今回のリニューアルで無くなります。

    この旧方式ランキング全廃止の目的は工作対策であり,下記のように説明されています。

    Q. なぜ再生数・コメント数・マイリスト数ランキングをなくすのでしょうか?


    A.工作者によってランキングの算出式を解析されるのを防ぐためです。1つの指標を元にしたランキングは解析がしやすく、工作者に解析のヒントを与えてしまう恐れがありました。今回、総合ランキングだけにすることで、これを防ぐ狙いがあります。

    もう1つの総合ポイントのランキングも廃止され,後述の新しいランキングに置き換わります。
    運営生放送では新ランキングの開始時に過去の動画の再計算などは行わず,すべての動画がリセットされゼロからのスタートとなることが説明されました(あくまでランキング上のポイントのリセットで動画自体の再生数等はそのままです)。
    現在は合計ランキングというものが提供されてこれまでニコニコ動画上で人気のあった動画が一覧できますが,このランキングはニコ動上からは失われます。
    https://www.nicovideo.jp/ranking/fav/total/all


    つまり現在の総合・再生数・コメント数・マイリスト登録数の4種のランキングはすべて廃止されます。

    前述の過去ランキングの参照機能についても

    ・ランキングページでの過去ランキング閲覧機能の廃止

    とあり廃止されます。

    下記の通りデータファイルとしての提供は予定されています。

    ランキングについての統計分析を行うユーザーの方向けには、新ランキング導入後も、新ランキング開始後の情報を含む過去のランキングデータをファイルにてご提供いたします。提供方法などは、後日ニコニコインフォでお知らせいたします。

    ニコニコ動画で動画を見ていて「アニメ前日総合順位40位 過去最高1位」のような表示があるのを見たことがあるかもしれません。ここから下記のようなページにリンクされ,過去のランキング順位が分かる機能もあります。これは明言されていないので不明ですが,廃止されるかもしれません。

    https://www.nicovideo.jp/ranking_graph/fav/daily/anime/so30413239?watch_ranking

    13日の情報では旧ランキングでのこの表示は消えるものの,下記のとおり新ランキング以降について同様のものは提供されるとのことです。従来のカテゴリタグに対応する「代表的なタグ」での過去順位も検討中とのこと。

    PC版ニコニコ動画の動画視聴ページに以下の情報を表示
    ・所属ジャンル
    ・過去最高 ○位(ジャンル、ランクイン日時)
    1時間に1度、順位を計測して表示
    それに加えて、「代表的なタグ」ごとの過去最高順位表示も検討中です。


    またニコニコ動画では「歌ってみた」「VOCALOID」などの人気の高い一部のタグを「カテゴリタグ」と設定しています。このカテゴリタグも2007年5月に設定され,過去12年間継続してきました。
    カテゴリタグはかつてはRSSを吐く,合計再生数が表示されるなどいくつか独特の機能がありましたが,現在では実質ランキングを形成する機能だけが残っています。

    告知に

    カテゴリタグからジャンルに動画の分類方法を変更します


    とあるとおり,「歌ってみた」「踊ってみた」等のニコニコ動画で親しまれているカテゴリタグは廃止され,「音楽・サウンド」「ダンス」等のジャンルに変更されます。
    動画のタグ自体が無くなるわけではありませんが

    ※「カテゴリタグ」の設定は、ランキングの区分けがジャンルへ移行した後、不要となります

    と説明されているとおり,カテゴリタグという仕組み自体は6月以降無くなります。

    カテゴリタグのランキングも無くなりますので,好きな動画が歌ってみたランキング1位をとった等で喜んだ経験のある方は,今後はそれができなくなります。

    13日の情報で新ランキングで用意される「代表的なタグ」ランキングは「絞り込み」でなく別途集計しており,上位100件は表示されるとのことが説明されました。「歌ってみた」「実況プレイ動画」などジャンル内で投稿数の多いカテゴリタグに関してはおそらく「代表的なタグ」に含まれるため,同様のランキングはできます。「ニコニコインディーズ」など投稿数の少ないカテゴリタグは厳しいかもしれません。

    新しいランキングとジャンルが開始

    ランキングとカテゴリタグが廃止されたのに代わって,新しいランキングとジャンルが開始されます。

    新しいランキングについては下記のとおり説明されています。

    ・ランキング集計時、ニコニ広告のポイントを含めないようにします
    ・再生数、コメント数、マイリスト数にもとづく総合ポイントのランキングのみ公開します

    また運営生放送にて,新しいランキングでは集計結果となる総合ポイントは公開されない(つまり順位だけが公開される)ことが説明されました。

    13日の情報ではより詳しい説明が出ています。

    ・「再生数」「コメント数」「マイリスト数」からランキングポイントを算出するのは変わりませんが、アクセス時のさまざまな情報も加味して計算することで、ランキング工作をしづらくします。

    またランキングの集計期間(毎時・24時間・週間・月間・合計)は現在同様となります。

    ランキングのポイントは過去累計の合計ランキングも含めて,前述のとおりリセットされるとのことです。
    実際の動画を使用したランキング結果の例は現時点では公開されておらず,具体的にどのようなランキングになるかは不明です。おそらく6月の本公開のさいに初めて出されるのではないかと思われます。使ってみてから評価するということは難しいでしょう。

    β版公開は検討されるとのことです。

    Q. 実際に動いているところを見ないとイメージがつかないので、β版のような形で事前に見ることはできないのでしょうか?

    A.一部だけでもお見せできないか、検討させていただきます。

    またこのランキング開始に先駆けて3月11日から投稿動画に「ジャンル」が設定されました。
    このジャンルは運営により用意された18個のジャンル名(「未設定」を含む)から投稿者が選択できます。この他に運営が設定する「話題」という特殊なジャンルが作られます。下記19個が今回用意されているジャンル名です。



    (上記「【告知】動画のランキングおよびカテゴリの仕様変更」よりジャンル一覧)

    ジャンル名は「アニメ」や「スポーツ」などある程度既存のカテゴリタグと対応した名前が付けられていますが,たとえばVOCALOID・ニコニコインディーズ・演奏してみた・音楽・歌ってみた・ASMRは「音楽・サウンド」というジャンル名に対応しており,従来のユーザーに親しまれてきた「歌ってみた」等ではないトップダウンなジャンル名となります。
    ジャンル名の意図は下記のように説明されています。

    ・「ジャンル」では固有名詞などではなく、より汎用的で分かりやすい名前を採用しています。


    現在投稿されている動画にはすでにカテゴリタグに対応したジャンルが機械的に設定されており,妥当でないジャンルが設定されている場合は変更する必要があります。なお,自分の動画に設定されているジャンルは動画視聴ページでは確認できず,「動画情報を編集」ページ(タイトル等を編集できる画面)でのみ確認・修正できます。
    従来のカテゴリタグのようにジャンル別の上記方式のランキングが作られる予定です。ジャンル別のランキングはタグで絞り込めるようにはなります(ランキングを主要なタグで絞り込めるだけで,タグのランキングが作られるわけではありません)

    13日の情報で各ジャンルの「代表的なタグ」については個別のランキング集計をしており,ジャンルのランキング内に含まれないものも合わせて100位まで表示されるとのことです。現在のカテゴリタグのランキングに近いものとはなります。

    Q. 「代表的なタグ」でジャンルランキングを絞り込んだ場合、ジャンルランキング全体の中からその「代表的なタグ」がついた動画しか表示されないということでしょうか?

    A.具体的な事例を挙げてご説明させていただきます。

    たとえば、「音楽・サウンド」のジャンルにおいて、1000位まですべての動画が「歌ってみた」のタグがついているような場合であっても、「ボーカロイド」という代表的なタグを選択すると、「ボーカロイド」タグのついた動画だけが100件、ランキングで表示されます。

    また「代表的なタグ」は各ジャンルにつき10~20個設定されるとのことです。タグの選別はある程度機械的となりますが,ニコ生の話では表記ゆれ等について最終的には手動で判断してタグを選択するようです。

    Q. 「代表的なタグ」は、ジャンルごとにいくつ選出されますか?

    A.ジャンルごとに異なりますが、10個から20個程度を想定しています。

    また従来の「将棋盤」のランキング画面はカスタムランキングが作れるようになり,上記の「ジャンル」を組み合わせたカスタムランキングが作れるようになります。
    なお組み合わせられるのはジャンルであってタグでなく,たとえば「VOCALOID」と「歌ってみた」のランキングをカスタムランキングで並べるようなことは現在の開発予定ではできないとのことです。検討中とのこと。

    Q. PC版総合マトリクスランキング(いわゆる将棋盤)のカスタマイズについて、ジャンルではなく「代表的なタグ」を列に設定できないのでしょうか?

    A.システム負荷の検証が必要となっており、現在検討中です。


    以上主要な点をまとめると,

    • 従来のランキングとカテゴリタグは廃止される。
    • 未知の新しいランキングができる。カテゴリタグの代わりにジャンルでランキングができる。

    となります。

    何が問題なのか

    いろいろ問題があると思いますが,以下の3点に整理しました。

    1. これまでとランキングの接続性・互換性が失われる。
    2. ランキングの透明性が無くなる。
    3. 運営がユーザー文化軽視のメッセージを与えている。


    これまでとランキングの接続性・互換性が失われる。

    接続性というのは統計的な用語で,過去の年次の統計と統計手法が変更になって過去との比較が難しくなるようなことを接続性を無くすというような言い方をします。
    互換性はプレステ2でプレステのゲームが遊べる,みたいな話です。この場合は新しいバージョンで過去のバージョンの機能を果たせなくなることを互換性が失われるというように言っています。

    リニューアルされる新しいランキングは従来のランキングとはまったく別のものです。再生数等の12年間継続してきたランキングも廃止されます。これまでと互換性のあるランキングは提供されません。リニューアル前後のランキングは完全に断絶し,2019年6月を境に過去と今後の動画は比較できなくなります。
    合計ランキングはリセットされ,これまで人気のあった動画を一覧することはできなくなります。また過去のランキングも参照できなくなります。過去を振り返ってこれまでのニコニコ動画を語るということ自体が,ニコニコ動画上では難しくなります。
    これは,ニコニコ動画がユーザーと培ってきた12年間を捨てるものと言ってもいいでしょう。

    ランキングの互換性が無いことは,ランキング動画文化にとっても存続の危機です。スナップショット検索などの仕組みがあるものの,現在でもランキング動画では公式ランキングの日間の再生数等を参考としていることが多いです。これが提供されなくなることはランキング動画のデザインを変えることを意味し,これまで続いてきたランキング動画が廃止される場合もあるでしょう。

    過去のランキングの閲覧はニコニコチャートなどのサービスでもできますが,こうしたウェブサービスもランキングの互換性の影響を大きく受けるものであり,廃止や更新の停止などが危ぶまれます。自身も @nicovideo_tag というニコニコ動画のランキングを利用したTwitterボットを運用していますが,ランキングの変化をふまえて中止や機能の削減を検討しています。

    公式ランキングの廃止はランキング動画など他のニコニコ動画の文化にも大きな影響を与えるものです。

    13日の情報をふまえても大筋として問題点は残っています。過去との接続性の点について認識はしているとのことで,メモリアル的な特設ページを検討しているとのことです。

    ただし、現在の合算ランキングの結果は、ニコニコの歴史における重要な記録であり、記憶でもあると考えています。ですので、過去のランキングデータをご提供するだけでなく、特設ページをつくることなどを検討しています。

    またランキング動画,ランキングデータを使用した外部サービス開発者向けには過去ランキング提供やいくつかのデータ提供が予定されているようです。十分なものではないかもしれないので,必要なものがある場合は意見が必要でしょう。

    ランキングデータのご提供について
    Q. 新ランキング(ジャンルランキング)のデータは提供されますか?それはどのような内容でしょうか?

    A.ご提供します。以下の内容を考えています。
    ・24時間ごとの、ジャンル合算ランキングおよび各ジャンルのランキングの、1000位までの動画一覧
    ・現在のランキングのデータは、デイリーランキング単位で過去の全データをご提供


    Q. 再生数・コメント数・マイリスト数のスナップショットだけではなく、前回のスナップショットとの差分が欲しいです。これまではRSSで取得できましたが、今後は何か取得する方法はあるでしょうかか?

    A.ランキングを制作するのに、差分値が必須であるということは理解しております。何らかの方法で差分値をご提供できないか検討しております。

    例えば、デイリーで、ジャンルごと・代表タグごとに、再生数・コメント数・マイリスト数の差分をご提供できないかと考えています。

    ランキングの透明性が無くなる。

    ランキングの透明性とは,ランキングがどのような手続きや指標に基づいて作られているか等が明らかであるか,ということです。この透明性はランキングが具体的にどういうものであるかを理解させることや,ランキング内容への信頼性に関係します。
    たとえば再生数だけでランキングが構築されていれば「その動画はよりたくさんの人が見ているから人気があるのだ」という理解につながります。

    一方でランキングの透明性はランキング操作(いわゆる工作)への耐性とトレードオフの関係にあります。再生数だけでランキングが構築され,また容易に再生数を高める抜け道があった場合,それが利用されると「たくさんの人が見ている」わけでない動画がランキング上位に入ります。

    複数の指標を使う,複雑な計算式を用いる,計算式を隠すなどの方法で透明性を下げることは,ある程度のランキング操作耐性を与えます。その意味でランキングのポイントを隠す等は工作対策にはなります。

    一方で,透明性が低いランキングはそれがどうできているか分からないがために,理解や信頼性を損ないます。今回のようにポイントを表示しないといった極端に不透明な運用は,たとえば「再生数等関係なく,運営がお気に入りの動画を好きに上下してるのでは?」というような疑念を明解に解くことができません。

    新しい情報を含めても,この点については大きく変わりません。13日の説明では下記の通り答えています。

    Q .総合ポイントが非表示になるということは、運営がランキングの順位を入れ替えたり、自分たちに都合のいい動画を上位にあげることもできるのではないでしょうか?

    A.そういったことは絶対に行いません。それはニコニコの面白さや信頼を失う行為です。

    逆に言えばこう宣言するしかできず,運営が信頼される以外の対策はないと言えるでしょう。信頼できる運営であって欲しいと思います。
    またわかりにくいランキングになるという点については信頼だけでは解決されません。

    ランキング設計上,透明性とランキング操作耐性は両者のバランスをとることが重要なものであり,極端に片方に振れるべきではないと思われます。

    もっとも,ランキングの不透明化自体はチャレンジの一種ですので,ほかの2点と比べればそこまで重要な問題ではないとも思います。


    運営がユーザー文化軽視のメッセージを与えている。

    一番問題だと思うことは,今回のランキングリニューアル自体が,ニコニコ動画のこれまでのユーザー文化を軽視し,否定している,というメッセージを与えていることです。ニコニコ動画の運営がそう意図しているかとは別に,今回のリニューアルはそのような内容と思います。

    ランキングは上記のとおり,12年間ユーザーがニコニコ動画で培ってきた時間の象徴とも言えます。工作などの影響もあるものの,それも含めてニコニコ動画視聴者の12年が積み重なったものであり,2007年のスタート以来続いてきたものです。これを安易に廃止することは,ニコニコ動画とユーザーの12年間を捨て去ることに等しいでしょう。

    またカテゴリタグはそれぞれユーザーがニコニコ動画のタグ文化の中で生み出し,選択してきたものです。「歌ってみた」「踊ってみた」といったタグそのものにユーザーにとっての思い入れがあります。それらのタグがカテゴリタグとしてサービスの機能に組み込まれていった歴史は,ニコニコ動画ユーザーと運営との絆の象徴とも言えます。カテゴリタグの廃止はユーザーと運営のつながりを捨てる行為です。

    ランキングとカテゴリタグの廃止という今回のリニューアルは,これまでニコニコ動画のユーザーが親しみ育んできたものを,積極的に捨てようとする内容となっています。このことは不可避的に運営がニコ動のユーザー文化を軽視し,否定したがっているというメッセージを与えます。

    もしそういう意図がないのであれば,今回のランキングのリニューアルは見直すべきと自分は考えます。あるいは見直しができないのであれば,実際にそうしたユーザー文化軽視のメッセージであるのだと自分は理解します。

    この件についてはメモリアルの特設ページを検討するなどのアクションがあり,上記のようなメッセージの払拭を行っている点評価できます。また「代表的なタグ」のランキングの仕様が紹介され,ジャンル17個×10~20タグの100以上のタグランキングが生成されることを示したのはポジティブです。
    もっとも,過去のランキングページが消えてカテゴリタグが消えることは変わらず,実質的な問題は上記と大きく変わりません。「歌ってみた」等投稿数の多いタグは「代表的なタグ」として残りますが,「ニコニコインディーズ」のような投稿数が少ないタグをオリジナル楽曲振興のために積極的にカテゴリタグ化した事例についてはここから漏れることになります。今回の大きな廃止・新設はこうした細かなユーザー文化の歴史を壊します。
    こうした点についての配慮は特設ページに限らず,より細かく進めて欲しいと考えます。



    以上は自分の認識をまとめたものであり,自分の考えを整理するために行ったまとめです。基本的にはそれ以上のものではないですが,今回のリニューアルに似たような問題を感じている人の参考になるようであれば有益と思います。

    自身は現在のニコニコ動画運営についても基本的には好感を持っており,今回のリニューアルに関連して紹介したSlackにも参加し,積極的に意見を出しました。
    Slackでは結論が出るような議論はほとんど無いままに終わっています。Slack上で出た意見の多くは議論をふまえて醸成された内容ではなく,各人の挙げた散発的なアイディアに近いものでした。今回のリニューアル内容はそうしたアイディアから運営が選び出したもののツギハギに見えます。今回のリニューアルでSlackの議論を参考にしたというのはそのようなことです。自分がデータを示して問題点を指摘して反対意見を出していたものがそのままリニューアルに実装されているためいろいろ失望しています。
    ランキングのリニューアルは以前から何度か話題に上がっていましたが,具体的な内容はいままで紹介されることはなく,ここまでひどくなるとは思っていなかったというのが正直な感想です。Slackに参加しながらこうなったことの責任を感じており,またできるなら今回のリニューアルは見直して欲しい,もう少し信じさせて欲しいと思っています。


    13日の情報で「代表的なタグ」ごとに現在のカテゴリタグ相当のランキングを集計することが確認され,動画ランキングとしての実装が思ったほどは悪くないのは確認でき安心しました。
    一方で上記した3点の問題は依然として残っています。特設ページ等が予定されており,問題点について解消の努力は見えますが,本当にランキングの接続性・透明性を無くしてまで工作への対策が必要であるのか,その結果失われるものが大きすぎはしないか,と自分は思いますし,実施においてはその配慮をお願いしたいと思います。
    たとえば放送で言われていた(ランキングページは作らないが)現在のランキング相当の数値データをデータファイル等で今後も提供する,といったことは是非行ってもらいたいですし,「代表的なタグ」の選択等については単に投稿数が多いだけでの選別とならないことなど注意してもらいたいと思います。特設ページについても昔からのユーザーの納得するものを制作して欲しいです。

    少なくとも今回のニコ生でコミュニケーションが取れ,改善していける見込みは感じられましたので,自分としては今後のランキングリニューアルは見守っていく所存ですが,上記のように問題点があることは引き続き認識して注視していきます。

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