でも、美白はそこまでがんばりすぎなくていいんです。
「ますますキレイになる人 どんどんブサイクになる人」(大和書房)には、自分の肌の色に自信を持とう、というアドバイスが書かれています。
必死すぎるUV対策、カッコ悪い
紫外線が怖い!
だからといって、ヘルメットのようなサンバイザーをかぶり、自転車のハンドルに鍋つかみのようなカバーを付ける、おばちゃんスタイルになっていませんか?
そこまで変じゃなくても、人前で何度も日焼け止めを塗り直す、自分の肌よりもうんと薄い色のファンデを使うなど、ムリに肌の色を白く見せようとしていないでしょうか。
「美人は必死で美白しない。(中略)なりふり構わず必死で美白をしている様子が、ブサイクさんに見せてしまうのです。」
(本文P120~122より抜粋)
「美白をしようと思ったのは、人から美しく見られたいからですよね。それならば、その過程も美しくあるべきです。」
(本文P122より抜粋)
みんなと遊びに行ったとき。
「焼けたくない!」と大騒ぎして、男の前でもかまわず日焼け止めを塗る女。もしくは、ずっと日陰から出てこない女。
気持ちは分かりますが、日焼け以前に「空気が読めない子」と思われても、仕方がありません。
それならば、「日焼け止め忘れちゃった~けど仕方ない、帰ったらしっかりケアしよう!」と割り切って、一緒に遊ぶ子のほうが誰だって気分はいいはず。
UV対策は大事だけれども、最優先事項ではないという事を頭に入れておきましょう。
肌が白いだけが美人じゃない
「色白=美人」。これは日本人が持っている考え。
海外から見れば、少し日焼けした肌のほうが健康的という考えもあります。
レディー・ガガだって『Born This Way』の曲の中で、「肌の色は関係ない、自分を愛して」と、肌の色にとらわれずポジティブに生きよう、というメッセージを発信しています。
肌の黒さは、コンプレックスじゃない。生まれ持った自分の色は、ムリに変えようとしなくていいんです。
自分の肌の色を長所にする
「健康的に日焼けした肌でなければ着こなせない色や洋服もたくさんあります。(中略)持って生まれた肌の色も含めてあなたのキャラクターと考え、むしろそれを自分の長所としてアピールしていくのが美人への近道です。」
(本文P123より抜粋)
私の友人にも、日本人だけれど小学生の時から肌の色が濃い女の子がいました。
その子は、今では海外を飛び回るキャビンアテンダント。日本人離れした肌とスタイルが長所となり、彼女をよりカッコよく見せています。
人よりちょっと白くても、色が濃くても。
周りに合わせず、自分の肌に合うスタイルを見つけること。それが自信につながり、さらなる美しさへと続くのです。
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