仕事も、恋愛も、外見も、一応「理想」はあるけれど、それって本当に正しいの?
自分を見失ってしまったとき、もっと余裕を持って素直に生きる術を、今年37歳になるハリウッド女優ケイト・ハドソンが教えてくれました。
ケイト・ハドソンがいつまでも美しいワケ
『あの頃ペニー・レインと』や『200本のたばこ』などを代表作に持つ、ハリウッドきってのロマンティックコメディ女優、ケイト・ハドソン。
数々の映画賞を受賞し、2008年にはピープル誌の「最も美しい100人」に選ばれました。そんなケイトは、いまでもピュアさを失わず、ナチュラルな美しさが魅力です。
でも、じつは2度の出産後の激太りと離婚を乗り越えた経験を持つ苦労人。
2016年2月に発表した自己啓発本『Pretty Happy』では、
「シンプルで前向き、そしてヘルシーなライフスタイルこそが、ハッピーな毎日に必要だ」
と語っています。
世間が決めた「完璧」が本当に自分の望んでいること?
また、ケイトは『Pretty Happy』で、目標や理想を達成することに本当に意味があるのか疑問を投げかけています。
"When you understand yourself and connect to how you can become body smart, you realize pretty quickly that the perfect, the ideal is not the goal. Instead, the goal is feeling good in your body. That's what leads to confidence, to feeling and looking fit, and being pretty happy."
「自分自身の心と身体を理解できたとき、『完璧』であることとか、『理想的』であることは、ゴールではないとすぐに実感できるはず。最終的な目標は、自分自身が心地よく感じられるようになること。それこそが、自信を与えてくれるものであり、ヘルシーでハッピーな毎日に繋がるのよ」
「ダイエットで○○キロ痩せる」ことや、「憧れのXX会社に転職すること」など、仕事やプライベートで目標や理想に向かってがんばるのは素敵なこと。
でも、本当にそれは自分が望むゴールなのか、一度立ち止まって考えてみる必要があるようです。誰かが決めた完璧で理想的なゴールが、自分にハッピーを与えてくれるものとは限りません。
世間が決めた「完璧」や「理想」にこだわるのではなく、自分をハッピーにしてくれるものや基準にこだわる方が大切だということを、ケイトは教えてくれました。
体内環境がハッピーな心をつくる
さらに、激太りの悲劇を乗り越えたケイトは、外側の美よりも内側の美に焦点を置くことを主張。
「身体を鍛えるのは体内の血液・酵素循環を良くするためである」
と語っています。
インナービューティを整えることで、いつでもヘルシーでハッピーな心の状態を保っていられるとのこと。その余裕が、外見の美しさにも表れてくるのではないでしょうか。
忙しい毎日のなかで自分を見失いがちなときに覚えておきたい、ナチュラルに生きる秘訣です。
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