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気になる人にさり気なくアピールしたい。そんなときに使えるのが「パーソナルスペース」です。
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「パーソナルスペース」とは、心理学用語のひとつ。いわゆる、自分の身体の周りにある「縄張り」のようなもので、近づかれてもOKな範囲のことです。
パーソナルスペースには個人差がありますが、一般的には以下の通り。
親密ゾーン(親密な人との距離):半径45cm以内
対人ゾーン(相手の表情が読み取れる距離):半径45~120cm
社会的ゾーン(ビジネスに適した距離):半径120~360cm
公的ゾーン(個人的な関係がうすい公衆距離):半径360~750cm
もし、気になる人がいるのなら、思いきって半径45cm以内の親密ゾーンに入ってみるのも手。
実際にはまだ親密ではないのに、あえてそのスペースに入ることで相手が「あれ? この子もしかして僕のこと好きなのかも...」と意識しはじめる可能性があります。うまくいけば、親密な関係と錯覚させることも可能!
とはいえ、あまりに不自然だと、猛アピールだと思われて引かれてしまうこともあるので、要注意。
携帯の画面を一緒にのぞきこむ、飲み会で隣に座るなど、上手にシチュエーションをつくって、自然な流れで徐々に親密ゾーンに入っていった方が、相手も警戒心を持つことなく受け入れてくれそうです。
また、少し近づいてみて、彼がうれしそうなのか嫌そうなのか、表情や姿勢を観察することも大切。
相手が嫌がっているのにも気づかず、ぐいぐい近づいてしまうと、無神経でずうずうしい女の子と思われて逆効果になる恐れもあります。
あくまでも「さりげなく」がポイントです。
※この記事は2012年10月に公開したものを再編集しています。
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文/塩月美香子 photo by PIXTA
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