感情をひろって返す。彼との距離を一歩縮める話の聞き方
そんなときに大切になってくるのは、一緒にいるときに、居心地のよさを感じさせられるかどうかです。
「この人ともっと一緒にいたい」と思ってもらえるように、気をつけておきたい3つのポイントがあります。
1. ペースを合わせる
まずは、話している彼の表情、声の大きさ、話すスピード、身ぶり手ぶり、テンションの高さ、ノリなどをよく観察してみましょう。そして、さりげなくあなたもそれに合わせてみて。
声の大きさやテンションの高さを同調させると、彼はとても話しやすくなるはず。好感度が上がり、親しみやすくなります。
2. リアクションする
話を聞いているときは、彼の目を見ながら「うん、うん」と相槌をうったり、「そうなんですね」と明るくリアクションしましょう。
また、「○○なんですね」と、時々彼の言った言葉をくりかえすのも◎。
質問も積極的にしてみると、「相手のことをもっと知りたい」という気持ちが伝わり、彼に意識させことができるかもしれません。そのとき、自分の知りたいことではなく、彼が話したいことについて質問できれば、さらに上級者です。
3. 感情に共感する
なにげない会話になかにも彼の感情は隠れています。見逃さずにしっかりと話を聞きましょう。
そして、すかさず「それはうれしいね！」「切ないですね...」など、彼の感情を言葉にして伝え返してみてください。「僕のことをわかってくれている」と感動され、彼の心がいっきに急接近する可能性も。
以上の3つのポイントは、プロのカウンセラーも実践しているカウンセリングの技術です。プロが取り入れているとあれば、期待値もぐっと上がります。
普段のなにげない会話のなかでも練習しておけば、突然のチャンスがきても十分に成果を発揮できそうです。
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※この記事は2012年9月に公開したものを再編集しています。
image via Shutterstock
文／塩月美香子
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