そんな都会の猛暑を忘れさせてくれるのが、いま開催中の「アートアクアリウム」。
2006年に誕生し、今年で10周年を迎えるアートアクアリウム。今回は「金魚小路」「水戯の舞台」「江戸切子の間」「ビョウブリウムとアクアリウムバー」と空間に名前をつけて、より五感でそれぞれの世界観を楽しめるようになりました。
8千匹の金魚が鮮やかな光の中を舞う
GLITTY グリッティさん(@glitty_jp)が投稿した写真 - 2016 7月 7 1:59午前 PDT
入り口を進むと、まず「金魚小路」に当たるのですが、一歩中へ入った瞬間、江戸の街にさまよいこんだかのような非日常感に包まれます。
道の左右には和を感じる赤い柱と金魚の泳ぐ水槽が並んでおり、赤や白、金のさまざまな色の金魚が、まるで芸妓や遊女のように見えてくるから不思議。
"涼"を目で感じる、史上最大の金魚鉢
圧倒的な世界観のなか、奥へ進むと目の前に広がるのが「水戯の舞台」。ここでの見どころは、なんといっても史上最大の金魚鉢「超・花魁」。その大きさは、直径・高さ約2.5m。金魚鉢の周囲を囲う14のアクアリウムも含めると、全体でなんと最大直径5.6m、高さ3.5mもあるそう!
「超・花魁」は、花魁を目指す遊女が遊郭で生きる世界を表現していて、最高峰の花魁が伝説の化身となる様をイメージしているとのこと。優雅に舞う金魚を眺めていたら、しばし夏の暑さを忘れてしまいました。
お披露目ギリギリまで調整が続いたというぐらい、かつてない豪華さで「目で見る涼」を感じさせてくれる今年のアートアクアリウム。東京らしい粋な涼を体感できます。
「ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム2016 〜江戸・金魚の涼〜&ナイトアクアリウム」
開催期間:2016年9月25日(日)まで
開催時間:11:00〜23:30(最終入場 23:00)
会場:日本橋三井ホール
入場料:1,000円(税込/当日料金)
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