IKKOさんといえば、誰もが知る美容のスペシャリスト。だけどIKKOさんは意外にも、「美しさに執着しすぎはよくない」ということも言っています。

いろいろ試しすぎて美容迷子になりがちだからこそ、『IKKO心の格言200』を参考に本質的な美しさについて考えてみました。

美に執着しすぎない

面白かったのが、IKKOさんから見た美容ばかり気にする女性について。

美に執着しすぎた女は目が輝いてないの。それよりも仕事や家庭があって日々忙しくしてて、限られた時間で工夫しながら美しさをキープしてると、充実感があるから輝くよね」

(本書より引用)

陽射しを浴びたくないことを理由に、本当は行きたいのに外出を制限する女性や、仕事中なのに会社のトイレにこもりっきりで、ずっとメイク直しをしている人。見た目はよくなっても美容を優先しすぎる様は、たしかに美しくありません

やるべきことはやりつつ、そのうえでキレイを目指す。そういう女性こそあこがれます。

うわっつらの美容術はいらない

また、アンチエイジングの考えかたに関しては、厳しくも正しいこんな意見が。

「うわっつらのアンチエイジングなんか必要ないわ。今の自分を受け止めて、改善したいのは何か知って、それから対策をたてること。これが正しいアンチエイジングです。うわっつらっていうのは、ただアンチエイジング美容液を使うだけとか安易なこと」

(本書より引用)

たとえば肌荒れになった場合、原因がストレスなのか寝不足なのか、もしくは生理前なだけなのかを考える。

原因を自分で見直さなければ、いくつになっても自分がほしい美しさを得ることはできません。きちんと自分の肌や健康状態を把握してから対策をしましょう、とIKKOさんは伝えています。

美容も仕事も人一倍、ある意味女性よりも努力してきたからこそ生まれた魅力。IKKOさんの言葉に触れ、彼女のことがもっと好きになりました。

photo by Thinkstock/Getty Images



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