メイクがうまくいったとき、友だちと会ったとき、旅行に出かけたとき、とりあえず撮ってしまうセルフィー。

The Daily Mail』は、女性は一週間に約5時間もの時間をセルフィーに費やしていると推測しています。

一日に平均3枚のセルフィーを撮り、取り込むまでに約16分かかっているという調査結果から考えると、とても長い時間をセルフィーで消費していることが予想できます。

撮りすぎで発症する"セルフィー肘"

日常のなかで欠かすことのできないセルフィーですが、思わぬ怪我をしてしまう可能性があるんです。

ELLE』によれば、アメリカのジャーナリスト・Hoda Kotbが肘の痛みを訴えて病院へ行ったところ、セルフィーのしすぎのよる"セルフィー肘"と診断されたのだそう。

テニス肘とはよく言いますが、セルフィー肘は初耳。彼女自身も診断結果を聞いてびっくりしたことでしょう。

楽しいセルフィー、でもやりすぎ注意

じつは最近、セルフィー肘だけでなく、ほかにも電子機器による怪我が増えているのです。

たとえば、"手掌プレイステーション汗腺炎"。スウェーデンの12歳の少女は一日に何時間もプレイした結果、掌や指に痛みをともなう病気にかかってしまいました。

また、前かがみになって首を曲げた状態でiPadを操作していたことで、頭痛や腰痛を発症してしまったという例も。

このように、同じ動作や姿勢を長時間繰り返すと、身体に損傷を与えてしまう可能性があります。

一見、単純な動作に見えるセルフィーでも、何度も撮れば身体に負担をかけてしまうんですね。でも撮りたいのが正直な気持ち。気をつけます。

[The Daily Mail, ELLE, Techly]

Photo via VisualHunt.com

文/浦田昆



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