アメリカ大統領選挙投票日まで、もう1週間を切りました。
2012年の大統領選挙で、アメリカ50州の勝者をぴたりと予測したネイト・シルバー氏のサイト『FiveThirty Eight』によれば、11月3日午後(アメリカ時間)時点では、ヒラリー・クリントン候補の勝率が65.9%に対し、ドナルド・トランプ候補は34.0%。
このまま新たな材料が出なければ、ヒラリー大統領誕生までもう秒読み、という状況です。
ミシェル・オバマはヒラリーを応援ところが、このタイミングでFBIから、ヒラリーがプライベートメールを公務に使っていた問題を再捜査するという発表がありました。
シルバー氏が予測するヒラリーの当選確率も、10月28日のFBIの発表をきっかけにガクンと下がっています。
そんなヒラリーをいま力強く支えているのがファーストレディのミシェル・オバマ。10月27日にはヒラリーと一緒にイベントに登場してスピーチするなど、精力的に活動しています。
現職ファーストレディが次期大統領の選挙にここまで肩入れするのは異例だという批判もあるようですが、打倒トランプのためにはなりふりかまっていられないという強い意志が感じられます。
下のキャンペーン動画では、期日前投票でヒラリーに投票すると宣言しています。
"I'm casting my vote early for Hillary Clinton, and I urge you to vote early for Hillary, too." --@FLOTUS pic.twitter.com/CDlNpyZ6sd
-- Hillary Clinton (@HillaryClinton) 2016年11月3日
一方トランプに関しては、複数の女性が彼からセクハラを受けたと訴え出たり、「スターなら、女たちは(わいせつなことも)やらせてくれるんだよ」と発言している動画が発見されたりと、相変わらず問題だらけですが、ヒラリーのメール問題再燃で勢いづいてもいます。
この大統領選挙、最後までどうなるかわかりません!
[FiveThirty Eight, New York Times, Washington Post]
写真/gettyimages
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