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楽しくないと感じたら、そんなわけない、と自分を疑う #ふたりごと
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楽しくないと感じたら、そんなわけない、と自分を疑う #ふたりごと

2017-01-01 18:00
    学生時代、長いお休みといえば、バイト三昧でした。

    目的は、旅行費用だったり、欲しいものがあったり、ときちんとありました。

    何事も経験だ、とかなりいろいろなバイトをしてきたのですが、働くということを常にゲーム感覚で、自然と楽しんでいたように思います。

    自分で自分を楽しませてあげる

    ポジティヴにとらえる、とかそういうことじゃなくて、自分で自分を楽しませてあげなきゃっていう気持ちが強かった。

    クリスマスから年末年始にかけては、期間限定で天津甘栗の工場でバイトをしたこともありました。

    ベルトコンベアーで流れてくる甘栗ちゃんたちを、黙々と袋につめ、袋の口を結ぶ作業。とても地味で地道な戦いでした。

    でも、単純作業を磨くことで、自分の限界にチャレンジしてみると、いろいろな発見がありました。手の動き、脳みそと手の神経との繋がり...。自分のフィジカルと向かい合いながら、甘栗をつめている状況がなんだか楽しかった。

    10代最後の冬。クリーニング店の受付のバイト募集に行ったところ、「お姉ちゃん、力ありそうね」と、受付ではなく、作業をする方にまわされたこともありました。

    私のあとから受付のバイトとして入ってきたお姉さんは、お煎餅を食べながら漫画を読んでいて。

    私はというと、お客さんが待っているのを横目に、重い重い業務用アイロンでプレス作業をする。これ、かなりの肉体労働でした。でも、おかげさまで、ワイシャツのアイロンがけは、いまでもプロ仕上げにできるようになりました(笑)。

    イラっとしてはこちらの負け

    超有名高級焼肉チェーン店で働いたこともあります。

    ここは、8階まである大きな店舗だったので、登録している女子大生だけで、ざっと50人! とても華やかだったのですが、私がよく担当していた50人の団体客が入る大広間は、常に慌ただしく、有酸素運動をしているかのようでした。

    もし誰かがサボっていたとしても、イラっとしてはこちらの負け。私はダイエットも兼ねているから、飛び回った方が一石二鳥だというマインドに変え、万歩計をつけて、仕事終わりに消費カロリーを見るのを楽しみにしていました。

    さらに、お客様がして欲しいであろうことを、呼ばれる前にできたらポイント1! 一緒に働いているスタッフの次の動作も予測して、驚いた顔を見たらポイント1、先回りできたらさらに加点! というように、私の頭の中は、常にポイント制のゲームをしていました。

    そのときのバイト精神は、いまも健在です。

    ちょっと苦手だな、微妙な態度するなーというクライアントがいたとしても、こういう人こそ、自分を好きにさせてみよう! とまずは、自分がその人の好きなところを探してみるのです。

    楽しもうと思うから、もっと楽しくなる

    楽しくないな、と感じたら、そんなわけないでしょ、とまずは自分を疑ってみる。

    いまは見えてないかもしれないけれど、楽しい! しかない道がたくさんあると思うのです。

    楽しもうと思うから、もっと楽しくなる――。

    というわけで、2017年も自分を遊ぶ、というか、自分で遊びましょ。



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    RSSブログ情報:http://www.glitty.jp/2017/01/059592hisako_namekata.html
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