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「今年こそは結婚する」2017年アラサー女子の目標の立て方
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「今年こそは結婚する」2017年アラサー女子の目標の立て方

2017-01-02 18:00
    筆圧!(挨拶)

    新年は暖かい部屋でごろごろしながらデザートワインを開けるタイプの部族出身です。ぱぷりこです。

    12月は、仕事納め、飲み、デート、飲み、炎上案件の沈下、飲み、二日酔い、迎え酒、飲み、と忙しかったことと思います。

    「12月はもうリソースが圧倒的に足りないから1月にやる! 2017年にやる!」と師走ぶん投げ(師走の時期に忙しいことをすべて来期にぶん投げる古生代からの伝統行事)したことがたくさんあるでしょう。

    実際アラサー女子たちからは、下記のような「2017年にやる」宣言が来ています。

    「今年こそは結婚する!」
    「今年こそは不倫を終わらせる!」
    「今年こそは引っ越しする!」
    「今年こそは彼氏をつくる!」
    「今年こそは転職する!」

    皆、宣言するの好きだなー、なんで宣言するんだろうなーと思ったら「ぱぷりこはいろいろなことを忘れるけど、大事なことは忘れないし、飲み会のたびにトラッキングされるし、ぬるいことを言うとつめられるから、本気でやらなきゃいけないって気持ちになるんだよね」と言われました。

    友人たちの「進捗どうですかbot」として活躍できてうれしいです。

    2017年の目標を始める前に2016年を振り返ろう

    年初に目標を立てることは素晴らしいです。私も、三度の飯より目標設定が好きです。

    すみません、それは嘘なんですが、実際に去年の1月に立てた目標をどれだけ達成できたか? というと、けっこうできていないという人、多いのではないでしょうか。

    今年の目標を立てる前に、なぜ去年に目標達成できなかったのか? を考えてみる必要があります。

    できなかったことなんて楽しくないことよりも、未来の希望を考えるのが楽しいって?

    わかる。わかるよ。でも、未来は現実と過去の延長だから、過去を振り返らないで考えた未来はただの妄想、幻覚、幻影、迷妄、イリュージョン、よどみに浮かぶうたかたなのです。

    理想を達成するには「理想と現実のギャップ」を埋める必要があり、ギャップを知るには「現実」の把握が必要です。

    なので潔く諦めて、チョコレートとアロマとぬくぬくパジャマを完全装備して、まずは現実を直視しましょう。

    目標達成ができなかった理由はいくつか考えられます。たとえば「今年こそ結婚する!(2016ver.)」が達成できなかった理由はこんな感じ。

    ・計画外の自分以外の大きな変化:会社倒産、介護、災害など

    ・計画外の自分の大きな変化:入院を必要とする病気、ストレスによる転職、婚約者の浮気による電撃破綻など

    ・想定よりもリソース不足:1か月で4人に会うという目標達成ができなかった

    ・想定よりも結果不足:1か月に4人に会うという目標達成はしたけれど、いい人が見つからなかった

    ・そもそもやってない:婚活サービスに登録しなかった

    想定外は正直、しょーがない。時間は人類すべて平等に24時間×365日しかありません。ほかのことにリソースを割かなければならなかったなら、目標達成のためのリソース不足になるのはやむなし。

    じゃあ、そういう「想定外のリソース不足」がなかった場合は、何が問題だったのか? ってことです。

    よくあるのが「自分が想定していたより時間を割けなかった・結果が出なかった」。これはつまり、自分の能力・効率・やる気を高く見積もりすぎていたということ。

    人類は自分の能力を過大評価する生き物なので、これもまたしょうがないんですが、とはいえ人生を30年ぐらいやってきてるのだから、いいかげん自分の怠けぶりぐらいは知ってるはず。

    にもかかわらず去年に自分を過大評価したのなら、2017年にも同じ間違いを繰り返す可能性が特大です。

    なので、次に考えたいのは「なぜ想定を外したの」問題。

    「結婚相手を見つけようと思ってたのにできなかった」なら、どこの想定が間違っていたのかを洗い出しましょう。

    もっとマッチングできると思ってた? もっと自分は知らない人とばんばん会えるメンタルがあると思ってた? もっと土日に時間を取れると思ってた? 思った以上に素敵な人がいなかった?

    現状の問題を分類する

    思いつくだけ出してみて「現実の課題」を見つけたら、今度は問題を「自分だけで完結する問題」なのか「自分以外の人間の意志がからむ問題」なのかを分類しましょう。

    「時間が取れなかった」「体力がなかった」といった、自分で手を動かせば解決できるレベルの問題はそれほど深刻ではありません。

    一方、「自分以外の人間が絡む問題」は難しい。恋愛と結婚なんてその最たる例だと思うんですが、いくら自分が「ASAP電撃結婚したい!」と思っていても、相手がイエスと言わなければ実現できないわけです。

    なのでここの解決は長期戦になるし、「努力する」以外に「相手を説得して合意に持っていく」能力が必要になります。

    ホールケーキ並の問題は切り分ける

    バリバリ働いているアラサー女子ともなれば、ある程度は実務能力はついているし、努力することもできるはず。でも、そんなそこそこできる女たちが「今年こそはやる!」と目標を立てるレベルの問題って、重いに決まってるんですよね。

    で、重い問題を重いままぶち上げると、その重量で押しつぶされて失敗します。ぷちっといっちゃう。

    重い問題をそのまま取り組もうとすることは、ホールケーキを一口で食べきろうとすることと同じです。いやもしかしたら一口でいける猛者女子はいるのかもしれないけど、私はとりあえず無理なので、一口で食べられるレベルまで切り分けたい。

    切り分ける方法として、上述した「自分だけで完結する問題か、自分以外の誰かが絡む問題か」の判断はけっこう有効です。自分だけで完結する問題は、把握したら自分でやっちゃいましょう。

    で、片付けられる問題を片付けて、問題の大きさをできる限り小さくしてから、難題に取り組みましょう。そうじゃないと、間違いなく精神が魑魅魍魎して、2017年も目標達成できなくなるリスクが爆上がりします。

    問題の見直し。本当にそれ「相手の問題」?

    「もう自分でできることはやったよ!」という優秀な女性がいることと思いますが、もう一度ちゃんと「自分以外の人間が絡む問題」を見てほしい。

    たとえば「結婚相手は自分より年収が高くないとだめ、最低600万、これは自分で手を打てないから自分以外の問題」と振り分けていたとしても、それ本当に「自分以外の問題」なのでしょうか。

    なぜ相手に自分よりも高い年収を求めるのでしょうか? 子育てしたいけど自分の年収が足りないから? 専業主婦になりたいから? 男の人は自分より稼いでいてほしいから? まわりから「世帯年収すごーい」って言われたいから?

    この「結婚相手に求める年収」は、半分は自分の問題です。だって世帯年収って「自分+相手の年収」だから。

    子育てに足りないというなら「自分の年収を上げる」という選択肢だってあるわけです。「専業主婦になりたい」というなら、その理由とリスクを事前検討したか考えるべき。いざ離婚すると、専業主婦って超絶ウルトラハードになります。

    そのリスクを背負うだけの覚悟があるのかどうか、これは自分の問題です。

    「まわりからよく見られたい・自慢したい」のが目的なら、それって本当に必要なのか、なぜそう思うのかをもう一度検討しましょう。

    とくに恋愛・結婚は「相手ありき」のもので、自分の希望だけがとおることはほとんどありません。だとするなら、「相手がいないから」「相手がやってくれないから」と「自分の問題じゃなくて相手の問題」とぶん投げていることが、本当に「自分で対処できる余地がないのか」を考えないと、やっぱりケーキは大きいままなんですよね。

    この「ふたりの問題」を「自分でできることはないのか」と考える能力って、結婚では必須だと思ってます。だって結婚ってチームワークだから。自分の問題と相手の問題を適切に切り分ける能力って、たぶん恋愛でも結婚でもすっごく大事だと思います。

    身も心もひとつになってしまいたい、ふたりの境界なんてなくなってしまえばいい...という情熱フルスロットルはロマンティックだし止めはしませんが、問題は容赦なく寸断分断切り分けようね☆

    結論。2017年は筆圧を高めよう

    というわけで、筆圧の谷では毎年こんな風に「今年の目標」を立てています。まとまった時間があるときこそ、筆圧を高めに高めて、自分のことを思いっきり書いてみて問題整理をしておくと、その後がずっと楽になります。

    筆圧は、高めれば高めるほど問題解決しやすくなるし、仕事の効率もはかどるし、早く帰ってごろごろできるし、とりあえず最高なので、ぜひおいでよ筆圧の谷。

    楽しくて忙しくて、がんばってたまに成功して調子に乗り、たまに失敗してへこむけどまた立ち上がれる、かっこいいアラサー女に一緒になろうじゃないか。

    撮影/出川光

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