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答えは検索できる。でも「問い」は自分で考える
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答えは検索できる。でも「問い」は自分で考える

2017-01-05 23:00
    テックフレンドリーのおかげで、世の中はどんどん便利になっています。 大切なのは、よりよい問いを立てること

    検索ワードを入れれば、大体の答えはネットが教えてくれるいま。大切なのはどんな「問い」を立てるか、ということ。問いの立てかた次第で、その後の展開はぐんと変わっていくはず。

    イノベーターと呼ばれる人たちは、きっとよい問いの立てかたをしてきた人たち。自分の人生や世の中がどうやったらよくなるのかをうんうん考えた結果、目の前の仕事に辿り着いている気がします。

    イノベーティブな女性100人が集合

    そんなイノーベーティブな女性100人が集まって、アンダーズ東京で行われたイベント、「Women Empowerment Forum Tokyo 2016(WEF TOKYO)」。

    「WEF TOKYO」は、既成概念にとらわれず、新しい価値観を生み出している最先端の女性たちが集い、それぞれが主役として意見交換をしてつながることで、イノベーションを加速させ、ビジネス、教育、地方創生、ダイバーシティなどあらゆる分野での新機軸となることを目的としているカンファレンスです。

    女性も男性と同等に働くようになったいま、男性社会の名残とともにたくさんの問いをたてて、試行錯誤してきた女性たち。働く女性としての先輩たちです。社会の第一線で働いてきたからこその意見が多く飛び交いました。

    まず立てられたのが「しなやかに美しく社会を変えるために 女性ができること」という問い。働く女性ならではの多くの意見が出されました。

    ・女性のコミュニケーション能力を生かしサステイナブルな社会を国境を越えて創る

    ・社会のリーダーポジションをもつこと

    ・ 本当にダイバーシティの理解を深める。芯のある知性のある女性たちの活躍こそ!

    日本だけではなく世界を視野に入れた意見は、仕事を通して様々な経験をしてきたからこそ感じること。

    ・美味しい料理で食べることの大切さを伝えること

    ・美しいこと、気持ちいいこと、センスのいいこと、素敵なことを発見し、人とつなげること

    ・仕事もプライベートも同じように楽しむ!

    仕事もプライベートも同じように楽しむ柔軟性は、長い仕事人生を考えると、とても大切であることが伝わってきます。ガチガチに力を入れて踏ん張るというより、しなやかに時代の波を乗りこなしていくイメージ。

    ・自分は変われると信じて、人を変えるのではなく自分を変える

    ・前時代的な価値観を押し付けられたときに、あいまいな態度とらず毅然と断ること

    ・ ほかの人の目を気にせず、自分なりの価値観を大切にする! 発信する!

    フリーランスでも会社員でも、自分らしくいることや自分の意見を発信することの重要性は、いま強く求められられていることでもあります。

    たくさんの意見は、参加者全員で見えるようにボードに貼られていきました。

    女性が働くことで生まれる課題

    女性が働くことで生まれる様々な課題。たとえば、仕事と家庭の両立や、女性の企業、働き方についてなどグループにわかれて話し合い、その結果をファシリテーターが発表します。

    まだまだ男女平等とはいえない、仕事と家庭の両立については、

    1. 夫の理解

    2. 会社の理解

    3. がまんしない・割り切り・感謝

    という解決策が挙がりました。仕事上では平等になってきていても、家庭に戻ると、まだまだ女性の負担が多い様子がうかがえます。まず必要なのは、家族同士の理解のよう。

    女性が起業することについては、

    1. 同志が少ないので、集まって刺激し合う場をつくる

    2. 起業自体が「悪」のイメージなので、社会として起業を是とする文化を

    3. 家庭との両立。アウトソーシングの利用

    と並びました。女性起業家はまだまだパーセントとしては少ない日本。志ある仲間がいれば、自分をさらにドライヴさせてくれるはず。

    また、いま話題の働き方については、

    1. 会社:得意なことは得意な人へ。法律を守る・知る

    2. 仕事:断る勇気を持つ

    3. 家族:会社の近くに住む。離れた場所に住む

    との意見。長時間働くことを良しとせず、自分のパフォーマンスを最大限に発揮できる環境が重要であることが伝わってきます。

    イノベーティブな女性が集まった「WEF TOKYO」。働き方を出発点に、より良い人生を歩むための問いと答えが、積極的に導き出されていきました。

    ネットで簡単に検索できるいまだからこそ、より良い問いが重要である、ことを実感した「WEF TOKYO」。

    いま自分の置かれている状況で、どうすればいいかな? どうなりたいんだろう? と自分なりの問いを立ててみたくなりました。

    Women Empowerment Forum Tokyo 2016
    協賛:ダイソン株式会社、株式会社ワコール、株式会社コーセー(順不同)
    主催:株式会社リンクス、株式会社メディアジーン
    共催:ALL LADIES LEAGUE
    協力:株式会社インフォバーン

    撮影/内山めぐみ 取材・文/グリッティ編集部

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    RSSブログ情報:http://www.glitty.jp/2017/01/059660women_empowerment_forum_tokyo.html
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