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イガリメイクは指だけで完成。血色感も立体感も高まる
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イガリメイクは指だけで完成。血色感も立体感も高まる

2017-02-20 12:30
    寝不足や体調がいまいち優れない朝。そんな日は、あれやこれやと取り出して化粧することすら、億劫に感じてしまいます。

    そこで提案するのが、チップやブラシ、スポンジを一切使わず、手だけを使って行う「指先メイク」。

    「指先には温度があるし、油分もある。だからメイクをより密着させることができるんです」と教えてくれたのは、普段から手と指を駆使してメイクをしているヘアメイクアップアーティストのイガリシノブさん。

    指先メイクだからラクになるのはもちろん、いかにも「塗りました!」という仕上がりではなく、自分の肌に馴染んだ、自然な発色がかないます。

    さっそくイガリさんに詳しくレクチャーいただきました。

    1.ベースメイクは手にとりプレス。湿度とぬくもりで自然な肌ツヤを引き出す

    ベースメイクは手のひらと指先で肌に密着させることで、崩れにくくなります。使ったのは下地→ファンデ→お粉。いずれも同じ手順で行います。

    1.アイテムを手にとり、手のひらで内→外方向に全体的に薄くのばしていく。唇のキワや目尻など細かい部分は指先でなじませます。

    2.顔の外側から中心にむかって軽く圧を加えながらハンドプレス。シワのバランスが整って、つるんとなめらかな肌に見えます。

    3.デリケートな目まわりはピンポイントで。手のひらを軽くくぼませ、まぶたにあてたら5秒ほどキープ。手のぬくもりでじんわりとメイクを密着させる。

    \ Point /
    ベースメイクを、顔の中心に寄せるようにしてつける(顔がむにゅっとなるくらい!)と、シワの間までしっかりなじみ、ファンデーションのヨレを防ぎます。

    2.3本指で"トントン塗り"。ハリのあるぷっくり唇に

    リップは、指でトントンと軽い圧をかけながら塗ることで、シワ部分にも口紅が入り込んで、面が整ったきれいな唇に仕上がります。

    1.人差し指、中指、薬指に口紅をとる。中指はほかの指よりたっぷりつけて。

    2.そのまま、唇をトントンと軽くたたき、色を全体に広げていく。

    3.塗りにくい口角は、中指を口のなかに入れるようにして、内側から外側に向かって塗る。

    \ Point /
    中指を一番濃くするのは、自然なグラデーションをつくるため。ボリュームが強調され、女性らしい唇が手に入ります。

    また、口紅の直前にリップクリームをつけると、きれいに色が発色しないので、メイク前に塗っておくこと。リップクリームをつけるときもトントンしながら塗ると、指の脂で密着力が高まり、よりしっとり、ぷっくりとした唇になります。

    3.アイシャドウをトントン塗ってプレスで密着。時間が経ってもヨレにくく

    アイシャドウを指でのせることで、まぶたにしとっと密着自然な陰影が生まれます。今回はオレンジゴールドとシャイニーな淡いピンク色のふたつを用意。

    1.オレンジゴールドのシャドウを指の腹にとる。グラデーションにしようとせず、上まぶたのくぼんでる部分からまつげの生え際に向かって、全体的にトントンしながら色をのせていく。

    2.中指を上まぶたのカーブに沿わせて、そっとプレス。指を少しずつ動かしながら、アイホール全体を行い、肌になじませる。

    3.ピンクシャドウを指先にとり、二重幅にトントンしながらのせていく。下まぶたのキワにも、目頭から目尻に向かってトントンしながらのせていく

    最後に指でまぶたをプレスすると、密着力が高まり、時間が経ってもヨレません。

    \ Point /
    上まぶたにシャドウをのせるときは、指で眉のあたりを上に引っ張りながら行うとやりやすいです。また、目のキワにシャドウをのせるときは、「指の腹」ではなく「指先」で行うことで、太くなりすぎず、ちょうどいい幅に色をのせることができます。

    メイク前の5分。地肌マッサージでメイク映えする肌に整える

    指先メイクで大事なのが、肌そのもののきれいを引き出すこと。

    メイクで顔の凹凸をならしてあげることも大切だけど、じつは「これをやるのとやらないのでは、肌の状態が全然違うから!」と、イガリさんがメイク前に行っていたのが、地肌マッサージ。

    きゅっと顔がリフトアップすることで、肌の凹凸が目立ちにくくなるんです。

    1.頭頂部の毛をひとまとめにして掴み、真上にギューッと引っ張り、ふっと離す。

    同じように耳下や襟足の毛をひとまとめにして掴み、ギューッと引っ張り、ふっと離す。地肌がジワ〜っとあたたかくなってくるまで繰り返す。

    2.手のひらを思い切り開いて5本の指で地肌を掴み、持ち上げるように地肌をほぐす。

    3.仕上げに手をグーにして、第二関節部分で地肌をグリグリッと前後に動かすように刺激。

    とくに生え際と頭頂部の間は、スマホやPCで疲れている人はコリが溜まっているので念入りに!

    地肌をほぐすことで顔色が明るく、立体感もアップ

    イガリさんによると、地肌マッサージを行うことで、頭皮の血行がよくなり、顔の血色がよくなったり、引き上げ効果でフェイスラインがシャープになるそう。

    地肌をほぐすことで、内側からにじみ出る血色も引き出せるんですよ。血色によって立体感も生まれます。このわざとらしくないメリハリこそ、ねらっていない美人印象をつくる秘訣なんです」とイガリさん。

    つまり地肌ケアは、イガリメイクに欠かせない重要な要素ということ。

    でも長時間使うスマホやPC、ストレスなどで、現代女性の地肌はコチコチ。毎日ほぐすことが難しいのであれば、メイク前のマッサージだけでなく、日頃から地肌のコンディションを整えておくことが大切です。

    ストレスでコチコチな地肌はバスタイムにケア

    そこで使いたいのが「ベーネ プレミアム ブルーリア」。

    なんとこれ、やわらかな地肌に導いてくれるという、"地肌ケア"に特化したノンシリコンのヘアケアシリーズなんです。

    シャンプーには、「酵素」や「ホワイトクレイ」などを配合。皮脂や毛穴の汚れを吸着し、しっかりオフしてくれます。そして、やさしくすっきり洗い上げた地肌に潤いを与えてくれるのが、トリートメントとヘアマスク。

    通常、トリートメントやヘアマスクは地肌につけないように使いますが、ブルーリアシリーズは、地肌につけて使えるのが大きな特徴「ヒアルロン酸」などの地肌ケア成分が潤いを与え、やわらかな地肌に導いてくれます。

    私も実際に使ってみましたが、キシキシ感やパサつきもなく、すっきりとした使い心地。数日間使い続けることで、地肌ケア効果か、スタイリングがとてもしやすくなりました。イガリさんも「地肌のクレンジングができて気持ちいい!」と絶賛。

    なめらかな質感とリラックスした仕上がりで、きれいのポテンシャルを引き出す指先メイク。

    ここに、めぐりのいい頭皮に導く地肌ケアを加えることで、きれいはさらにアップデートされていきます。

    Profile:イガリシノブさん(BEAUTRIUM Hair & Make up Artist)

    独自の目線と豊かなアイディアで、さまざまなメイクを提案。「BEAUTRIUM ACADEMY」にてメイク講座講師も担当。多くの女性たちから指示されている人気アーティスト。

    ベーネ プレミアム ブルーリア

    メイク/イガリシノブ(BEAUTRIUM) モデル/渡辺真由子 撮影/田所瑞穂 文/中川知春



    【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】

    RSSブログ情報:http://www.glitty.jp/2017/02/059525bluria.html
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