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いきなりですが、みなさんには好き嫌い、ありますか? 小さいころから「みんな好きになりましょう」と教えられてきた方が多いかと思いますが、じつは、「嫌い」と感じることはとても大事なことなのです。 「好き」も「嫌い」も、どちらも私たちが感じる感情ですが、この感情のアクションは「感じる」か「やめる」かしかありません。
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ハートにドアがあったとして、開いていればいろいろな感情が出入りしますし、閉まっていれば感情の出入りはありません。 つまり、嫌ってはいけないと「嫌い」の感情をやめようとすると、「好き」という感情まで止まってしまうのです。 と、ここまで聞くと「感じたい感情だけ選べたらいいのに」と思うかもしれません。 でも大丈夫! 私たちは感じたい感情に焦点を当てていくことができます。感情は誰かに感じさせられているものではなく、自分自身が感じているものですから。 たとえば、すごく腹が立っている時「そういえば、あんなことやこんなことも!」と次々と腹が立ったことを思い出すことがあるでしょう。 これは、「怒り」に焦点が当たっている状態。つまり、感じる感情のうち「嬉しい・楽しい・好き・すごい・よかった・素晴らしい・ステキ」などのポジティブなものに焦点を当て、言葉に出して表現するようにしてみると、感じたい感情だけを選べるようになるのです。 さらに、そうすることであなたは何で喜ぶ人なのか、まわりの人にわかりやすくなります。男性にとって女性は謎がいっぱい。あなたがわかりやすい女性であるほどアプローチされやすくなりますよ! photo by Thinkstock/Getty Images (恋愛セラピスト/大塚統子)
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