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「自分の心がキュンとするかどうか」に素直になったらいい #ふたりごと
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「自分の心がキュンとするかどうか」に素直になったらいい #ふたりごと

2017-04-05 22:30
    気になるファッションはね...。

    最近、迷子気味だったの。なにを着てもなんだかピンとこないし、たくさん持っているのに、何も持っていないような気分になったりして。

    つまずいたかな? と感じたら、自分をアップデートする機会

    でも、先日のとあるイベントで、昔から面識のあるスタイリストさんにスタイリングをしてもらう機会があったの。そこで、色々と話していたらスーッと気持ちが晴れて。好きなものを着よう! と原点回帰できた。

    つまずいたかな? と感じたら、それは自分をアップデートする機会がきたよっていうお知らせなのかもしれない。

    というわけで、この春、気になっているのは、思いっきりモード! しかも、ちゃんと作り手や想いや遊び心が伝わるものがいいな。

    自分も相手も自然でいられるようなスタイルがベスト

    私は、基本的にファッションは自分を取り囲む周りとのコミュニケーションだと考えてる。

    言葉や仕草と同じように、他の人と意見を交換したり、意思疎通を図ったりするための表現ツールだって。

    だからこそ、等身大の自分と大きく外れないようにしたい。自分の内面より大きく見せたり、小さく見えたりせず、自分も相手も自然でいられるようなスタイルがベストだなって思ってる。

    でも、誰にとっても「これが、好き!」っていう素直な気持ちが最も大切なこと。

    仕事も、そう。「好き」っていう気持ちが、自分を突き動かすパワーとなる、いちばん力強くて神聖なものだって信じてるんだ。

    「自分の心がキュンとするかどうか」に素直になったらいい

    SNSが活発になって、情報が伝わる速度がとてつもなくはやくなって、なにかが流行るとあっという間にみんなが着る。

    「この春はベビーピンクが流行る!」

    いちどメディアがそう打ち出すと、テレビやWEB広告で、ベビーピンクを着ていれば安心とばかりに、街中が桜色に染まるほど盛り上げる。ベビーピンクを着ていないとお洒落じゃないとばかりに。

    でも、驚いたことに、そんなときにニューヨークやロンドンでは、ベビーピンクを着ている人にほとんど出逢わなかったりする。

    それは、トレンドに疎いということではなく、一人ひとりが自分に本当に似合うのかどうかを考えて、そのトレンドに乗るか乗らないかを決めているから。

    「はい、みんなー! 今年はモノトーンがマスト!」「次はピンクだよー」ってどんなに言われようとも、全員の肌の色に合うわけでもない。

    だから、まずは「自分の心がキュンとするかどうか」に素直になったらいい。

    自分の周りに置くものは、背景を知ったうえで選びたい

    そんな私も10代の頃は、流行りを追いかけて、アメカジになったり、トラッドにはまったり、ギャルになってみたり──。

    いちばんに流行に乗るってことだけを追いかけて、自分の内面と外見のバランスなんて、アンバランスな程いいでしょ! って思ってた。

    コンサバやサーファー風、なんならパンク風も通ってきたよ。思いっきり、楽しんできた(笑)。

    そんな時代を経て、歳を重ねるにつれ、いまは自分の周りに置くものは、背景を知ったうえで選びたい、と思うようになった。

    なにも知らずにトレンドに踊らされるのも残念だし、知らないことを知らないままに切り捨てていく人生ではもったいない。

    "トレンド"という情報を受け止め、選ぶか選ばないかを選択しながら進んで行くのも悪くないよね。

    自分が惹かれたものについて、ちょっと調べてみるだけでいい。

    たとえば、レペットがまた流行っているからって、ただ取り入れるんじゃなくて、どんなストーリーがあって、なんという映画でどの女優さんが履いて広まった、とか知ることを、自分に取り入れる感覚。

    なんで心が強く動かされたんだろう? て、その背景を探る

    60年代、映画全盛期のころ、ファッションと映画はひとつだった。

    その時代に、先人が作り上げてきたカルチャーとファッションは、ものすごいパワーだったと思う。私は、その年代にすごく影響を受けている。ブランドのディレクションをするときは、いつもそばに置いて参考にしてきた。

    なんで心が強く動かされたんだろう? て、その背景を探るということはとても大切なことだって思ってるから。

    久美ちゃんは、映画のファッションでいちばん影響を受けた作品はどんな作品?

    >>連載「ふたりごと」をもっと読む

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