• このエントリーをはてなブックマークに追加
黒、白、デニム。新生ディオールはクールに着こなす
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

黒、白、デニム。新生ディオールはクールに着こなす

2017-04-18 22:30
    2016年夏、マリア・グラツィア・キウリが女性として初めて、「Dior(ディオール)」のアートディレクターに就任。

    それ以来、これまでどちらかと言えば「コンサバティヴで品のいいお嬢さま」という印象が強かったディオールのイメージが、少しずつ変わってきています。

    タイトなまとめ髪×黒のジャケット×ジーンズでクールな印象に

    2017年秋のコレクションに登場した、ブランドのミューズである女優、ジェニファー・ローレンス。

    昨年のガーリー路線とはうって変わり、髪をひとつに後ろでまとめ、ジーンズと黒のジャケットというクールなスタイルを披露しています。

    Dior Officialさん(@dior)がシェアした投稿 - 2017 3月 31 1:29午前 PDT

    Dior Officialさん(@dior)がシェアした投稿 - 2017 3月 30 5:48午前 PDT

    彼女がまとっているのは、リアーナやナタリー・ポートマンなど、フェミニストを主張するセレブがこぞって着ていた、ディオールの「We should be all feminist」のTシャツ

    カメラの向こうに何かを訴えるような、するどい目線が印象的です。

    全面的に押し出しているのは、女性の強さや凛々しさ

    男性に愛される、品のあるスタイルをつらぬいてきたディオール。

    これまで男性のアートディレクターによって統括されてきたコレクションは、男性から見た理想の女性像が色濃く反映されていたのか、「力強さや凛々しさ」とは無縁でした。

    でも、新生ディオールは「かわいいとか、きれいとか、そんなほめ言葉はもう十分」と言っているよう。それよりもひとりの人間として、私の内側にあるものを見て! そんな強い思いが今回のコレクションから伝わってきます。

    ファッションとフェミニズム。切り離せない関係に

    ファッション業界でさかんな、フェミニズムを支持するムーブメント

    そのなかでも老舗のハイブランドであるディオールが、フェミニズムを訴えたキャンペーンを展開しはじめたことは、ひとつの大きな転機のように感じます。

    時代の空気が色濃く反映されるファッションにおいて、ファッションとフェミニズムの関係は、もう切っても切り離せないものになりました。

    これまでとがらりと変わって、新しく女性のかしこさやクールさを全面的にうち出しているディオール。今後、フェミニズムにあふれたメッセージ性の強いコレクションが増えていきそうです。

    写真/gettyimages

    こちらも読まれています

    ディオールに続き、ジバンシィに初の女性デザイナーが就任。ファッションの流れが変わりつつある #GIVENCHY

    春の自分をコンディショニング。やさしくなれる服見つけた #sponsored

    なんであんな深刻になってたんだろw 東京女子が負のループから抜け出しはじめた #sponsored



    【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】

    RSSブログ情報:https://www.glitty.jp/2017/04/061863dior_1.html
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。