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「紙の雑誌買ってる?」とテック系のサンフランシスコ女子10人に聞いたら、10人すべてが「買っている」と答えた
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「紙の雑誌買ってる?」とテック系のサンフランシスコ女子10人に聞いたら、10人すべてが「買っている」と答えた

2017-04-25 18:00
    アメリカでは、「有名ファッション誌の年間購読が12ドル」というダイレクトメールが送られてくることが日常茶飯事。

    雑誌2か月分ほどの料金で年間購読ができるなんて、お得すぎます。

    あまりにも安いので、私は月に7冊ほどの定期購読をしていますが、それでもかかるのは年間日本円にして1万円以下。

    テックフレンドリーな街サンフランシスコから、読みもの事情をリポートします。

    まだ紙の雑誌読んでるの?

    Barnes & Nobleさん(@barnesandnoble)がシェアした投稿 - 2017 2月 21 3:02午後 PST

    買い物もサービスもテックフレンドリーないま。テクノロジーをおおいに利用している私ですが、ひとつだけアナログなものがあります。

    それが雑誌や本。紙にこだわって、いまだに必ず紙の雑誌や本を買っています。

    理由は、すべてがこの1冊に収まっている、という感覚。そして、紙やインクの匂いです。

    アメリカの雑誌は、日本の雑誌に比べて紙がとてもうすく、表紙も日本の雑誌のように厚みのある高級紙ではありません。そのおかげで軽いので、必ずバッグに雑誌や本を入れています。

    つい最近、友人に「まだ紙の雑誌読んでるの?」と言われて、ふと気づきました。皆もう紙の雑誌は読んでないの?

    たしかにいま、アメリカでは書店がどんどん消えています。

    また、質問をしてきた友人は、もう5年以上前に雑誌や新聞はすべてオンラインの定期購読に切り替え、さらに本も必ずデジタル版を購入し、タブレットで読んでいるそうです。

    「タブレットだけ持ち歩けばいいから、どう考えても合理的だわ」

    とのこと。

    封筒も袋もなし。アメリカでは、雑誌がそのまま送付されてくる

    Harper's BAZAARさん(@harpersbazaarus)がシェアした投稿 - 2017 4月 18 5:01午前 PDT

    たとえば、有名ファッション誌「Harper's Bazaar」は1冊5.99ドル(約660円)ですが、アメリカの年間講読料金は12ドル(約1,300円)。

    さらにクリスマスなどのシーズン時期には特別プライスもあって、私が申し込んだときはなんと年間8ドル(約880円)。1か月分とちょっとの料金で、1年間購読できることになります。

    ちなみに、アメリカの雑誌の送付方法は、郵便でそのまま。封筒にも袋にも入っていません。そのまま雑誌がポイッと郵便箱に入っているのです。

    日本の雑誌も広告がとても多くなりましたが、アメリカのファッション雑誌はそれ以上に広告ページが多く、雑誌によってはほとんど広告? なんてことも。

    雑誌は流し読み。新しい情報はすべてオンラインから

    @jossie_thebookdragonがシェアした投稿 - 2017 4月 23 1:15午後 PDT

    紙の雑誌愛好家として、今回サンフランシスコで働くテック系の友人10人に「紙の雑誌買ってる?」とメールで聞いてみました。

    すると、意外にも10人すべてが「買っている」と回答。でも、その内容は、「雑誌はマイルで買っている」という人が半分以上!

    じつは、アメリカの航空会社のフライトマイルは、有効期限が切れる前に必ず「有効期限が切れますが、少しでもマイルを使えば残りのマイルの有効期限が延びます」という連絡が送られてきます。

    そのときに必ず一緒に送られてくるのが、雑誌の定期購読リスト。いちばん少なくマイルを利用できる雑誌の年間講読をすすめてくれるのです。

    それに入会すれば、お金は一切使わずに雑誌の年間講読ができ、残りのマイルの有効期限も延長できるというわけ。

    友人のなかには、

    「年間講読してる4つの雑誌、すべてマイルを使って申し込んだからタダよ」

    という人も。

    私も、年間購読している7冊のうち2冊はマイルで申し込んだので、タダでした。

    10人すべてが紙の雑誌を定期購読している、という結果でしたが、ほとんどの友人が

    「雑誌はパラパラと流して読むだけで、新しい情報はすべてオンライン。だってオンラインがいちばん早く情報を得られるから」

    とのこと。

    たしかに情報が早いのはオンライン。でも、すべてがテックフレンドリーないまの時代、紙だって大切にしたい。

    そう感じた、4月23日の「World Book Day」でした。

    World Book Day

    写真/Shutterstock

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