そんな乳がんの兆候をチェックしてくれるブラが、なんとティーンの男子たちによって急ピッチで開発されています。
乳がんの早期発見につながる。テクノロジーと医療のコラボ
メキシコに住む18歳の男子、Julián Ríos Cantú(ジュリアン・リオス・カントゥ)君が考案したのが、着けるだけで乳がんの兆候の有無がわかるブラ「EVA」。
特殊加工されたセンサー入りのブラを1週間に60〜90分の間着けておくだけで、胸の温度、形、色、柔らかさを細かくチェックしてくれるというもの。
集計したデータは、スマホに送られ、専用アプリが乳房の変化を細かく分析してトラッキングしてくれます。
さらに、乳房のデータは乳がん専門医にも送信されるので、異変や異常を瞬時に把握して、適切な処置を取ることが可能に。
テクノロジーと医療がコラボレーションすることで、乳がんの早期発見につながるのです。
自宅で乳房の状態をチェック。乳がん検査がもっと身近になる定期的に乳がん検診を受けることが理想ですが、仕事が忙しくてなかなか時間がとれないし、病院に行くのがなんだか怖い...と感じてしまいます。
でも、いま開発中のEVAが実用化されれば、自宅でリラックスしながら乳房の状態をチェックすることが可能。
恐怖心を感じることなく、乳がん検診をもっと身近に感じることができそうです。
ティーンの若い才能が世界でどんどん開花しているPink Aidさん(@pinkaidorg)がシェアした投稿 - 2017 5月 5 4:58午前 PDT
乳がんに苦しみ、命の危険から乳房の摘出手術を受けた自分の母親を見て、EVAの開発を志したというジュリアン君。
「母親と同じように乳がんに苦しむ女性を、ひとりでも多く助けたい」との思いから、友人とテック会社「Higia Technologies」を立ち上げました。
会社のホームページに紹介されているスタッフは、まだあどけなさの残る10代の男子たち。そんな彼らが、世界中の女性が毎日を健康に過ごせるようなデバイスの開発に真剣に取り組んでくれているのです。
「Global Student Entrepreneur's Awards」などの学生が立ち上げた優秀なビジネスに送られる賞も受賞しているとのこと。
ポジティヴを生み出す若い才能が世界でどんどん存在感を示しているのには感動。素直に「すごい!」と思います。
[HELLO GIGGLES, EVA]
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